第18話「封印されし翼!サンダーイーグル!」

この回で白波くん(新戦士)の事情にカタが付いたわけでしょうか。
意外とちゃんと作ってんじゃん...orz


このシリアスさで、わりと全体の展開から浮かなかったのは結構すごいなー。多分、「親子愛」に焦点を置いたからでしょうかね、いわゆる近親者とか仲間とかの縁についてはそれなりにちゃんと描写してるからな。一応。
(いや、たまに手ぇ抜くが、それはそれでよし。)


「君の誕生日までに必ずご両親をお返しするよ」(天地サン→白波)


という言葉に関しては掛け値なしに上手かったと思います、あの台詞を吐いていて、例え事故ででも二人を死なせてしまっていたら、そりゃあ責任の一つも感じるわな。自分が殺した、とまでは言いすぎじゃないかと思ったけどね。
実際の現場に白波少年(当時)がいて、それで忘れてしまったというのならなー。
確かに受け入れようと思ってもそんなに違和感はないや。
いや、なんでいたの、とかの疑問がないわけではないですが。
別に説明が欲しいかというとそんなこともないです、ちょっと時間掛ければ無理のない話になるだろーしね。




と、いうのは多少のネタバレなんでしょうが。
よもやこんなコンセプトの番組で実際に民間人に手を掛けた長官とかいるなんて展開はなかろーしねー、もう少し雑な勘違いだと思ってたのが、案外と作ったなというのが正直な感想ですってそろそろ繰り返しすぎだな。


まあ、そんなこんなで操られて白波くんが暴走しました。
や、前回の悪夢で弱点に気付かれたということのようです。


結局、今までの行動とそーんなにかけ離れていたわけではなかったので、敵さんに操られていたってのは判明しなかったんスね。
しかし操って同士討ちさせよーとした思惑をさくーっと越えて、「パワースポットを壊して」あけぼの町ごと吹っ飛ばそうとした辺り、えーと、操られてなくてもヤバい人のような気もしないでもないですよ...orz
か、書いてて気付いきましたが、死人が一人も出ないっつーか、むしろ敵方が殺しを完全に回避してるっつーのに一応は味方側が意外と問題児だったんだなー。;


まあ、敵さんたちのおかげで雰囲気が和らいだんだと思います。
敵さんたちがあんまりにも可愛すぎた『セイザーX』なんかだと、逆にヒーロー側の非道っぷりが際立ってしまいそうなので、行動自体にはわりと可愛げがあるくせに全然好感が持てない敵っつーのはそれはそれで正しいんじゃないでしょうか。
バランスの問題っていうかね。




今までわりと「白波」っていう青年に違和感があったのですが。
当人の過去のドラマをぶつけたこの回は、まー、これはこれでありかなって気がしてます。それなりに上手かった、というだけでなくて全体と乖離してないというかね。
あんまりややこしいことではなかったのが良かったのかなぁ?
そもそも新キャラクタ(主に重い過去を背負った)が登場して、番組全体の雰囲気が停滞するってのも実はなんでだかよくわかんないんだよね。わりと多人数が共通して感じはするようですが、子どもが感じてるのかもわからない。
スピードが落ちる、というのかな。




まあ話としては非常にシンプル。


前話のラストで「天地が俺の両親を殺した!」(字ぃ間違えてました、てへ☆)、との叫びを受けてケンジくんが本気にしかけておろおろ。
そんなわけないだろうと不動にーさん。
残りの二人は判断保留。唐突に昔の研究仲間さんとやらが顔を出しますが、むしろなんでそんな勘違いが起こったのかがわからないのでケンジくんは納得せず。


そんなところに魔法で暴走されられた白波くん。
「パワースポット」とかゆーのを壊して町を吹き飛ばそうとしてるということが、花屋のおねーちゃん経由で知れるわけですが、、、「町を離れるようにと言われたので、しばらく旅行しようかと」ってなんでそこまで素直に言うこと聞くのー(彼女にだけ忠告したことはこの際置いとこう)。




そいで、パワースポットの近くでごたごたやってましたが。
ケンジくんの戦闘能力じゃ埒が明かないわけですよ。そんなところになんか封印されてたっていう鍵が飛び出したりもしてましたが、相変わらず盛り上がりません(言い切り)(だって毎週か、よくいって隔週じゃんパワーアップ)。
空飛ぶのはちょっとすごかったかなー、画面は奇麗だよね。


そんな中で天地司令が来て。
んで過去の風景がフラッシュバックされて実体化(パワースポットとやらのせいらしい)、誤解が解けました、メデタシメデタシって感じ?