#7 ごく普通の主婦がイノシシと間違えられるには、それなりの理由があったのだ!

十文字さんの可愛さはもはや卑怯臭いレベルだと思います!
あんな萌えキャラってありですか一体?!


という、自分で言っててなにがなんだかよくわからない(他の方でもこの手の言い方見たことありますけど、やっぱりご自分でなに言ってらっしゃるのかよくわかんないのかもしれないなと思います)書き出しから始めました。
普段は一応当人わかってます、人様にわかんないだけです、ちなみに一番のお気に入りはドストエススキーで始めた『仁義なき戦い』です。気に入ってる場合じゃねーだろうが、反省しろよって今さすがにちょっと思いました。


見る前には回タイトルを見て。
「謝れ」と考えたんですが、話を見たらそんなに失礼な内容でもなかったですね。間違えるほうが悪いというかなんというか、あれですか、山は駆け回っちゃいけませんということでしょうか。
ところで一路さん(なぜ名前)以外はイノシシを退治したことがないということはつまりあの村のイノシシは伸び伸びと暮らしているんですね。つーか、特に被害とかがあるわけでもないようなので、それがなによりです。




主婦がイノシシと間違えられて撃たれて死亡しまして。


それはまあ、「イノシシ見つけました」という通報によるもので、猟友会の人らが三人並んでぱーん、と撃ったら当たっちゃいましたよという。単に洒落にならない悲劇だと思われていたんですが。
その後、その主婦の旦那がライフルで死亡していることが発見されまして。


ちょっと待てよ? 硝煙反応で自殺かそうでないか。。。
まあ、至近距離の場合はどっちかわかんないのかなぁ。


そもそも三人並んで撃ってるのでどの銃か見た目ではわからず、さらに自殺した旦那の銃も同じ型だったんでその可能性すらあるらしいと。死亡時刻は二時間より狭めることは難しいんではなかったっけか(厳密に割り出してた話見たことあるような気もするけど、この程度の差じゃわかんねってのはミステリでは問題ないルールだね)。
ちなみに弾に銃創っつー、銃口の内側と擦れて出来る指紋みたいな跡が残るんですが、それはぐりゃりと曲がってて駄目だったよんと。


この辺、一旦チェックか指摘受けたりしませんでしたか。
いえ、銃の型が同じでも特定できるのが駄目になってたんだよ、て辺り。
なんとなくそんな気配が致しました、いや、脚本ってのは基本的に数回書き直しを喰らうのが普通だと聞きますものでー。いや、わりと話の根幹に関る部分なので「どうしよー」とかおろおろしてたら可愛いなと。
なんの根拠もありませぬ、間違ってたらまことに失礼致しました。
でもミステリ好き以外は知らなくてごく普通のことだし、誹謗にはなんないかなと。
私は鑑識モノが大好きです。細かい作業をテレビで見ることに一番喜びを感じます、昨今、同じ趣味の方がネットで確認できるので嬉しいです。周囲にはいないわ、、、っ。




すみません、自分語り入りました...orz


で、ママさんバレーの無駄な挿入とか、十文字さんの可愛いエピソードが二個もあったとか。やーんもう、可愛い可愛い可愛い。あの可愛らしさで周囲に全てを見逃されているんですよね、そうに決まってますよね!


国生さゆりさんの口調がちょっと良かったかも。
てか、バーのママさんになんでまた?! みたいな無駄遣いっぷり、ミッシェルさんも無駄遣いだったよーな気がしないでもないけど彼は別にいいや。
でも彼のエピソード面白かったーw
それで人死にが二人も出ちゃってるから笑い事じゃないんだけど、この人憎むってのはなんか違うなー、という気がする。


というか、昔の村なんかの性の大らかさを思い出してたんだけど、似たような人いないかなー。不倫も趣味なの、マジで。
(すごいとこになると「この相手の中でならよし、それ以外は駄目!」みたいな分れ目があったりとか、前提かよ?!)(←知ってる例は日本ではないっす。)




でもまあ、基本的にすごくすっきりした話でした。
「なんで銃弾が曲がっていたのか」は結局種明かしされなかったよーな気がするんだけど、説明してたらごめん、あれー? いや待ってたので聞き逃すことはないと思うんですが。


一個ずつの事件がどうして起こってしまったのか、よくわかったしね。
確かにそうだな、そうなるのかもなぁ、不憫だなぁと思えましたよ。


しかしほら「イノシシかっ」じゃあ、ハムカツが出てきても責めきれない。
むしろ大まか表記にすべきはイノシシのほうじゃねぇの? と思わないでもないんですけども細かいことは気にしない。ところでところどころ番組内セルフパロディがあったような気もしましたが、目立ってなかったかもしれません。