−1)中国・人・管仲さん

春秋戦国時代、春秋初期の方、血統書ナシの大政治家です。
『管子』という書物を記述したとされています(が、どう考えても少なくとも大部分は後世の作、丸10年年代間違えちゃいかんがな;)。


彼の対となる主は≪斉≫という当時の大国の桓公(おくりな)。


管は姓、仲は字(アザナ、成長後に付ける呼び名ですよ)、本名は夷吾。
地位が低いと本名がよく呼ばれるんですが、彼はどうも結構尊重されていたらしく、有名なのはアザナのほうですね。彼の約二世代から三世代のちに儒教孔子さん。


「管鮑の交わり」というお前はヒモか?! っちゅー説話と。
(友人に迷惑掛けて掛けて掛け捲ったというお話。)


ある日、主の桓公茶坊主が「貴方は座って宰相に任せるだけでいいから私にも出来ます」「その通りだ! でもあいつ手に入れるまでは大変だったんだよん」という聞きようによっては惚気かこら、というような説話が有名でしょうか。
(つーかこの主、大人物だと思う。)
あまり後世にはいい印象がないようなんですが、よく読むと主にも余所の国にもプレゼントされまくってる(んで当人の意思表示が主の暴走止める以外にない)、変な人です。
てゆか、専横で咎められるべきなのはこの人じゃ。。。
なんで主のほーが怒られるんだ→?