第五話

ぶっちゃけて、弁護士嬢、、、というかの話題では“たまこさん”(父親の呼び方を踏襲してたんだね、あの子)の話としてみると結構悪くない、なんかいい話なんじゃないのかと思うんですよ。
結婚した直後に消えちゃった男を恨んで、その子にも辛く当たってたけど、それは本当は全て勘違いで、男は自分が若年性の認知障害だって知ってたからそうしてしまったんだという、その後の行き違いや「言えなかった」部分なんかも含めてねー。


でも正直、今の展開の中で判明するのクドい...orz


もうちょっと演出控え目にしてくれてたら良かったんでしょうけども(いや、単独で見るとまあいい話だと思いますけどさ)、持ち上げておいてがーんと落とすってのは前にも加地センセーでも一回やってるし、ていうか現在進行形でやってるとこだし。
そりゃ、あっちは面子が同じ、こっちは違うけどさー。


感動演出を見ながら、ちくちく引っ掛かってなりませんでした。。。
嫌味な視点で見るのが悪い気がする程度には「いい話」だしさぁ、うーんうーん。




というわけで、転落死した明日香嬢の失踪した父親は、実は若年性の認知障害というわりと耳慣れない病気で療養所にいたそーです。珠子さんと結婚した直後くらい。
でも言っておくべきだったよねぇ、というのは詮無い話ですわ。
それを言えなかった気持ちみたいのはわからんでもないし。
ごめん、貴方の子ども捨てちゃったよ、、、という珠子さんの後悔とともにいい感じに話を盛り上げていたと思いますそっちは。そのあとの判子持ってきて、子どもの話をし始める辺りで悩んじゃったわけですけど。
単独で見てたら特に引っ掛からなかったと思うんだけどね。
(ドラマなんだから過剰演出くらいあってもいいじゃない。)


いやもちろん、そこで違和感あるかどうかも個人差があるとは思うんですが、泣かせに入るってのもエピソードそのものを作りこんでさえいればそんなに悪いことだとも思ってないんですが(ちょっとこれ悲劇って見るべきなの?! というエピの場合はちゃんと拒否ります)、今この状況下でされても、という感慨はちょっと拭いにくいー。


というわけで、今後珠子さんとお呼びすることにします(えー)。




えーまず、加地先生サイドのほうは副校長が先生方の収集をしたあと、いきなり翌日から無視られるようになりました。したら「裁判のために先生方の情報収集をしてるのだ」と吹き込まれたということでした、おー、むしろ信じてたからこそ許せなかったみたいな感じでよろしいですね。
直前に心が通じ合ってたばっかりだもんなー、ダメージはでかいわ。
この辺はまあ、的確な攻撃といったら的確な攻撃という気もしますが。
しかし加地先生にダメージを与えることによって得る効果ってのがよくわかりません正直。今回は偶然が重なって資料を差し出されたりもしましたけど、あれが副校長の綿密な計画によってなるべきようになった気は全然しない。


ダメージを与えたあとの状況コントロールとかなかったことないですか??


で、なんか雑用を押し付けられまくることにもなったんですが、その一貫として剣道部、「来るな」と生徒に言われました。なんか妙に可愛らしい顔と声をしているのに言うことが電波入ってる上(明日香嬢みたいな資料引用もないし相手のレスポンスも待たないまま、自分が言いたいこと言うのが目的みたいな)、クラスメートに聞いたところ「普通にストーカーしてるし」という返事。


お前が汚いとか言うか?!
というふうに怒るほうが自然な気がするんですがどうでしょう。
追いかけてみたら本当に女子高生(中学生、ではないよな?)を写真に撮ってました、あれだけ目立つカメラだと確かに噂にもなるわそりゃ。


で、父親がその子を援助交際で買ってるんだ! ということで撮ってるんだということだったんですが、だからなによ、とっとと写真ばらまくなり脅迫して別れさせるなり勤め先に届けるって匿名で電話して援助交際止めさせるなり。
いくらでもやることはあるような気もするんですが(全て犯罪では)(よし仕方ない、警察に届けて淫行罪でしょっぴいてもらいましょう、多分仕事首になると思うけど☆)。
ていうか、一回追いかけて写真に撮ったり、同じ子かと確認するくらいならまだわかるけど延々と同じ子を追いかけるのって筋の通った話かぁ?




なんてことを突っ込んでも意味のないエピソードなんですかね、これ。
まあ、父親がいつも買ってる女の子にちょっとハアハアしちゃって、でもそれを認められなくてずっと撮り続けていたとかが妥当な解釈でしょうか(ドラマのテーマ変えるような解釈かもしんないけど気にしない)(中学生だしいいじゃんそのくらいー)。


で、思わず忘れるところでしたが教育の限界を感じたのか、加地先生は折角手に入れた「いじめの資料」を副校長に渡してしまいましたっていうと全く文章が成り立ってません。
どこに教育の限界を感じたのかを本気わかってないのはともかくして(個人の領域じゃね? どう考えても)、明日香嬢の資料関係は素で入れ忘れてました。