修行その10 ジャラジャラ襲撃!はじめてのおつかい

やっぱりジャンさんうっとーしーです、まあいいけどレベルになってきたけど。
あと、蝿の存在を一週ですっぱりと忘れていて「あ、忘れてた!」と叫んだというようなことがあったような気がしないでもないです。


今回の敵さん、ちょい手が短くて可愛いわけじゃないんですが、可愛かったっす。
(見た目は別にそうでもないんだけど、ちょこん、としたところがー。)
あ、でも丸まってた時はちゃんと可愛かったかしら。


ところで巨大戦闘ノルマがないのはやっぱり数回に一度といった割合なんでしょうかね、メインエピソードに絡めないで処理るやり方なんかはわりと自然でよろしいと思います。その辺に関してはやっぱり戦隊が一番エキスパートなんだろうなぁ。
地脈を味わって、美味しい美味しいとゆーてるところとかもちょぴっとよろしかったですよ、メレさんは相変わらず真面目な方ですな。よく考えたら今回、民間人が直接襲われるシーンがなかったような気がしますがまあ準備してたんだからいっか。
今回の敵はアルマジロさん辺りかな? なかなか勤勉です。
多少の脱線もあるみたいだけど、まあいいや。




で、この敵さんに巨大ロボがさっぱり通じなかったのでー。
とある森の中にいる猫師匠の知り合いに手助けを頼みに行く、ということで三人でおつかい、ジャンさんにとって“はじめてのおつかい”。えー、そのタイトルってー、というふうに突っ込んだ方がいらしたら嬉しいなと。
ああ、終っちゃって寂しいな...orz
(ゲキレンではなにやらこの辺を思い出しますねぇ、しくしく。)


でも働いていたのは主にレツさんでしたね。
ジャンさんは野生返りしてしまったのか、裸で森を飛び回ってました。
諦めたようにレツさんが呟いていたのがそれなりに面白かったです。うむ。
なんかあの二人はジャンさんに甘いよなー、あまり下の存在がいるということがなくてちょっと加減がわかっていないのか、お豆さん扱いなのか。それとも諦めているのかよーわかりませんが(黒い解釈止めましょうよ)(相手は戦隊ですヨ)。


しかしもちろん、「ぐるぐる・がしっ・ぴょーん」は良いのです。
目の前で作戦会議してるのになんじゃそりゃあ、と物の怪に馬鹿にされてるんだけど、互いの特性をちゃんと生かした端的な作戦だったと思いますよ。


もちろん私もなに言ってんだ? と突っ込んでましたが置いといて。
てか、象さん(ネタバレ)と戦ってた三人可愛かったなー、耳付いてるし、いや、耳が急に生えたわけじゃないんですがもちろん。今まで特に注視してなかったので気付かなかっただけです。
でも今日のは可愛かったんだよー、じったんばったんって感じでさぁ♥
あ、監督調べとこ、諸田さんか。戦隊は特技監督も兼ねてるんですよね。
変わったことをしてたまにヒットする、という印象だったけど、こういうのも撮れるのか、そーかそーか。今後ちょっと楽しみにしておこーっと。




ただ、なんつーのか気になるのは、敵さんが凝り性でどうせならたくさん被害を出しましょー、と準備に時間を掛けているからいいものの、さすがに対処手段としては悠長すぎやしないかい? ということなんですが。
そもそも民間人が襲われてるシーンがあまり存在してないので緊迫感はなく。
理屈的には気になるんだけど、見るのに邪魔になったってことはないかな、という感じですかね。あんまり熱血されててもなんか引くし。話の作り的には至極冷静で、レツさんとランさんだけが熱血してる(だって真面目な子たちだもん)というのは悪くはなかったです。


ジャンさんはおいおいということで。
うん、今はまだお兄ちゃんたちに同調して引っ張られてる風情だったね。


熟練の技だよなぁ、見ててつくづく感じるのは。
特に派手なプラスポイントがあるわけではないんだけど、見てて辛いよーなマイナスポイントは微妙に相殺されてなくなっているというか、なんか印象が平べったいですよね(起伏がとにかくあんまりない)。基本的に戦隊は前作の反省点を生かす、というのが毎年のことなんですが、構成的には結構あっちこっちと飛んでいるわりにドラマ部分は平坦に作ってるよーな。なんの反作用なんだろうこれは。
でも別に、地味な作り方してるわけでもないですが、やっぱり相殺してるのかな?




ところで三賢人でなく三賢“魔”だったんですね、そーいえば人じゃないんですね(そうなの?)、すみませぬ。
あとなんか理央さんが、またなんか特別がどーの、という存在にたらたら拘っていたのは案の定聞き流しました。いっそ「眠ってる場所」に謎とか仕込んでてくれたら(謎々レベルがいーなー)ちょっと面白かったのに、ちえー。


というか、三人を一人ずつ起こしていくのに時間を掛けるという構成ですか。
正直この辺は掛け値なしに上手いと思います、すげぇ納得。
しかし、戦闘ノルマ&巨大戦闘ノルマをどうこなすかはだんだんレパートリーがなくなっていくはずで、そこをどう乗り切るかが今後の楽しみです。
ところでそろそろ1クール区切りですね、どんな感じになるのかなー。