第47話メフィラスの遊戯 - 青い夜に君を探す

辛かったです、なんというか無闇やたらにというか、かなり無駄に辛かったような気もしてますよ。いやなにが無駄って、本篇を見ていなかったというかなんというか...orz
いくらなんでも意味があるとは思えませんな、ハイ。
（気持ちが離れて見なくなるのは仕方ないんだけどさぁ；）

えーと、泣き顔より冒頭のほうが可愛かったと思います。
てゆかもう、いまだかつてヒーローが泣き落としで洗脳を解いた話があったのかというと、それはヒロインの領域だという気がしてならないわけなんですが。

ところで今までの話にも微妙にウルトラ兄弟たちの割り込み感がないでもなかったんですが（言われてみれば、という程度だけどね）（メビウスの孤立感が減ってたから別にいいの）（←なんでそこまで甘いんだよ）、今度の話の割り込みっぷりはすざましく。
とりあえず、お尻のキュートなメフィラス星人と初代はお知り合いみたいっす。
洒落になったけど、わざとじゃないので気にしないように。

ちなみになんでだかわかりませんが、四兄弟の中だとハヤタさんが一番好きでね。
なにがどうってわけじゃなくて、実際確かに一番台詞回しが拙い気はするんだけど、でもハヤタ役以外でそう感じることもないんじゃないかなぁ、というか。一番宇宙人っぽいからなんじゃないかという疑問がないでもないという。
どんだけミライ君のことを好きなんだ自分というか。
別撮りじゃなくて会話見たかったー、うわーん。

というのはどうでもいいんですよ。
ちなみに、なまぬるく放置されてるっぽい「初代が一番格好いい」という意見にも密かに賛同していないでもないんですが、今回の話の胸板がっ。胸板がぁぁ。
人間の男の筋肉なんていつもはアウトオブ眼中ですよ、なんで反応してんだよ。
（身体能力と微妙に関係ないんだもんあれ、身体能力高いヒトは大好き。）

というのもどうでもいいというか、余談すぎますが。
メフィラスさんが地球人の記憶に対し、メビウスの“替わり”に自分をヒーローとして認識するように、という操作を加えたのだというこの話。

こっちの話のほうで世間を巻き込んだほうが面白かったんじゃないかなぁ。
なんか、今更ですがGUYSの中のみで事態が進んでしまい、しかも解決方法がメフィさんの宇宙船（堂々と姿晒してます）をぶっ壊すというだけでシンプルなことこの上ない。
解決法が泣き落としというのは別にいいんです。
そこまでいきゃあ贔屓目抜かしても一芸だよな！　泣き落としウルトラマン！！

設定としては面白そうなんですが、なんか広がりがないというか。
んにゃ、テッペイ君の良さはガチだな、役者頼みというのはそんなに好きではないけど、ここで敢えて彼を選択する思い切りのよさはいいよなぁ、とは思うんですが。
エピソードとしてGUYSでも、それを通して世界が見えるってことはなかったというか。

ミライ君には辛くても、せめて関係者がもう数人は欲しかった気がします。
展開自体には絡まなくてもね。
まあもしかしたら、そこに初代が取って変わったかもしんないんですが。
そうなるとなんつーか、良し悪しかなぁ、あの胸板は捨てがたいんですが、胸板（拘りすぎです）、光線を跳ね返す胸板。

あんまり語ってると、話はいまいちだったけど、胸板見れたからいいやという結論になりそうですが、つか、テッペイ君と泣き落としと胸板に免じて個人的には許すという気分になりかけていないでもないんですが。

正直、もう少しスケールの小さいテーマにしてくれたらこれで十分ですね。

なにしに兄弟たちが来てたのかというのも、メビウスにお別れを告げにきていたのだという、なんだ身内の理由かよ、みたいなところに落ち着くみたいだし。
しかし逆に四天王とか余計というか。
戦隊番組なんかでもこういう幹部の取って付けた感があるものですが。
ちょっとその辺上手くはなかったと思うなぁ。
特にウルトラでそういうのは今まで必要とされていないわけですしね、四天王とか抜きで一人ずつだったらまた印象違ったかもなぁ。なんだかんだと「敵幹部」という時点で結構馬鹿馬鹿しいもので。
それが悪いってんじゃないけど、緊迫感は削ぐわけじゃないですか。

緊迫感ある中での泣き落としとかだったらもっと突っ込みどころ多くて良かったよなぁ。
冷静に考えると壁にめり込むほどの内容だと思うんですけど、話が荒いとやっぱりそう感じにくいわけじゃないですか、壁にめり込みたいじゃないですかやっぱり！

最終回付近では是非期待しています（突っ込みどころをですか）。