第20話「必殺! シルバーミサイル」

とりあえず、なんでも残さず食べるよ!
健啖って言うにはちょっといくらなんでも見境いなさ過ぎないか君は。


という宇宙人、というより宇宙怪獣の話だったんだと思います。意思の疎通以前にあんま知能がなかったっぽいし(でもそーなるとなんで地球に戻って来たのかわかんないネ)、光線技を吸収する敵は結構いるけど爆弾も駄目ってのはちょっと珍しいかも。
ところで“マイナスエネルギー”ってなんすか一体。
多分、プラスを「実存」としてマイナスを「非実存」、小さなブラックホールみたいなニュアンスとして捉えているのではないのかと思うんですが。


どっちかというと現代的には0を基点に、プラスとマイナスが別個に存在してるという認識なのでどうしても違和感があるよね(マイナスイオンとか代表的だな)。




ところでシルバー仮面の頭脳がお父さんのものだって初耳なのですが。
てゆか、前々からあの子は一体どこからどうして湧いてきたのかがよくわからず、次回にはもうちょっとぎょっとするよーな発言もありますな。巨大化したのは視聴率低迷のためってわかっているから別にいいんですが。


まず、リカちゃんが学校行事でダムに行ってました。
そこへ怪獣がやってきてー、ジェット旅客機を追いかけて墜落させ。
その破片を体にまとわり付かせて降りてきましたとさ。




ところでリカちゃんが学校に普通に通ってたことに、今更ながらちょっとびっくりしました。だだだ、だってだいたい研究所にも現場にもいるじゃん?!


で、まあ、定番なんですが、関係者がいるので焦って光三と光二さんが駆けつけ。
ダムが壊される前に止めたかったんですが、なんか相手がすげー特殊っぽくて手出しが出来ず、ところでなんで津山博士はその相手のこと知ってたんですか。どっかの星で目撃されていたのが写真に撮られたとかそんなですか。
いや、気になるっほどでもないんだけどもな。
しかし、出てきたら星ごと駄目になっちまうのが常態っつー怪物なんですよね。見ただけでわかっちゃうってのがちょっと不思議っすよ。それとも幾つかの特徴でわかったのかな?
あ、そっちのが自然か。
体に残骸ぺたぺたくっつけてたんですから、それはありかも。


わりと面白いなと思ってたんですがー。
特にベム5号で吊り上げて余所の星に捨ててくるとか。


それが星ごと戻ってきて、地球と衝突がありえるかも、という話になってから妙にしつこいというかクドいというかさぁ。光三がそれやったんで責任感じちゃってるんですが。
もちろんそれ自体がいけないってんじゃないし。
そもそも責任を描くっていうテーマ、私結構に好きなんですよ。
しかしなんか面白くなかったよなぁ、光二辺りならこれわりと良かったんじゃなかろうか(次回がちょーどそうだよね)、光三の中の人が向いてないのと違うかしら。でもカメラさんとかの贔屓なのか人気のせいか大抵彼のことをアップで撮るから尚更ー。。。
君は走り廻ってナンボじゃん。
苦悩したら大声で喚き倒すとかのがいいんじゃね?




それになんか事情のわかってないおじさんが喚き散らすしさー。
(この前後の話はやたらとおじさんの地位が上下してます。)
この回ばかりは、緊急時なんだから後にしろ、みたいに感じましたさー。状況がわかんないのはいいんだけど一刻も争う情報持ってきたのは自分じゃん!
ところでこの人は毎度思うけど何者なんでしょうネ。
今まで宇宙観測所にいたんだよ、みたいなこと言ってたし。ところで名称とかかなり適当に聞き流してます、恐ろしくズレてたらすみませぬ。


まあ結局。


光三が結構危険かもしれないところを頑張って宇宙に捨てにいったものの、星ごと戻ってくるというおまけ付き。ところでいつも迷うんですが、名称小惑星でいいんだっけか。
今度は地球ごと危機に陥っちゃっての光三の大反省会。


で、ところでなんで戻ってきたんですかマイナス星人ちゃん。
(斜め聞き内容で愛称を付けなくても。)
はっきり言って自力飛行が可能っぽかったから、どっからどう戻ってきても不思議はないんですが、そうなると光三が責任を感じている意味合いがよくわかんねぇ。


で、なんかシルバー仮面の頭脳がお父さんのものだとか。
だから任せようとか。


だいたいの攻撃吸収型の敵と同じよーな調子で倒されましたとさ。
まあそれなりに面白かったんすが、「ガスや電気が意思を持ったみたいなものだ」という津山博士の説明とかね。納得が行ったかというとそうでもないス。
もうちょっと弾けるなら弾けるでいいと思うんだけどなァ。うーむ。