Task.46「目覚めた闇」

ぶっちゃけさー、真墨くんが女の子だったら伝説のエピソードに。
ごつい男だったら、それなりにライバル的に印象に残ったんじゃないのかな、でもなんか見終わった時の薄ぼんやりとした結論は「気持ち悪ー」なんだ。いや、ヤイバさんのキャラクタがどうとか真墨くんがとかそーいうことでなくて。


どうも上手く噛み合ってなかったような気はすごくする。


真墨くんに「闇」があるとは思えないんだやっぱりどーしても、つーか、見え隠れしてる程度のソレを闇だとか名前を付けられるとこそばゆいんだ。若さの嘆きじゃないかそんなの。いや、それこそが思春期の不安定さこそが、三叉武器の求めてたもんだ!


とか言われたら、なにそのご近所で済みそうな伝説の武器という感慨に至るわけで。
菜月ちゃん辺りにあれを任せてみたら使いこしそうだな、と今も密かに思っています、ダイボイジャーで皆を吹っ飛ばした黒さを是非もう一度。
(それだとギャグです。)
、、、あの話の菜月ちゃんのほうが黒かった。
ああ、本気で正気のまんま人類と対峙する菜月ちゃんすげー見たかったなぁ、真墨くんは操られて菜月ちゃんに助けられて正気に返る役でいいよ。


うん、間違って2話をもう一度レビュってた時にそんなネタになって。
詰めてっても詰めてっても多少脚本がマズくても面白そうなんだこれ!




まあなんというか、前話で「闇の力を引き出すよん」と予告されていた三叉の武器(なんか龍だかドラゴンと言ってたよーな気がするが、三つ首のってなんだっけ?)(いやいや、地獄の番犬は違うし)を真墨くんが偶然手に取ってしまいまして。


お前には素質があると思ってた!
とほくほくしたヤイバさんが飛んできました。
えーと、あれですか、貴方も結構寂しがり屋さんなんですかシズカちゃんや月光さま(鳥さん)なんかとだと性格合わなさそうだしなぁ。いやもとい、彼女らとのったりと暮らしている自分に苦悩し始めそうだしなぁ(これだ)。


そして、わりと素直そーな真墨くんに目を付け。
二人で暮らそうよと持ちかけたというと、子どもだった時点で拾っておけば良かったんじゃないのかな、という気がします。いやだって、なんかちゃんと育てそうなんだ、微妙に、ヤイバさんて。


ところで今回妄想展開ばかりですが。
それが行き過ぎないようにだけ注意しようと思います、状況を一個取り替えるところまでで終わり、二個取り替えるとか捻るとかはなしで(気の使い方が捻くれてます)。




で、一回、「力」を与えられてしまい。
それを止めようとしたチーフを圧倒、それについついふらふらとつられて頷いてしまうんですが、だからそれって闇ってほどでもないってばやっぱり。
ある意味一貫してる気がするんですが、チーフのこと気にしすぎた結果みたいな大変に可愛らしいことになっていて、しかも今までの蓄積のせいでそう変なほうに歪む前に引き戻されているというか、せいぜい「このままでいいのか」という、それを闇とか悪とか言われたら本気で悲しくなってくるような感情にしか見えないという。


なあ三つ首龍、お前の趣味はどうなっとんのじゃ一体。
それとヤイバさん、そんな純情な子が好きなら真っ当に暮らしなさい。


という感想しか残らないわけで、いっそ恋愛のほうが良かった。
「俺とお前の闇の未来が」みたいな台詞をもうちょっと執着側に傾けた(さらに倍)内容で事切れてしまわれたわけですが、どっからどう見ても片思いです。語弊はありません、私の色眼鏡であって欲しかったんですけどね、本気で。
せめてヤイバさんが可哀想に思えてくればいいのに、本気で空回り道化。
それが一話ならがーっと盛り上がって笑い捨てて、でなんでしたら「ホモ」でもよろしいかと思います、勘違いー勘違いー、いえー。


でもこの方のキャラクタはちょっとひっぱりすぎ。
しかも別にそんなにもともと悪いイメージじゃない、時々気障っぽいことをいう癖があるというくらいで。




仲間の思い出で自分を取り戻す、と言ってますが、そういう展開ですが。
すでに最初の段階でやべぇ! と焦ってるので、なんかが違うんですよ、さすがに最後の戦闘とかは結構熱かったけど、なんかが違う。全員がめいいっぱい努力してもどーにもならない状態とかのほうが私は良かった。
だってそもそも、私には真墨くんが「闇に落ちた」ようには見えなかった。
そして、そういう演出をしていたような気もしないのですよ。


なんかがずっと空回りしていたような気がしますが。
でも、そのことをなんとなく作ってる人たちもわかってたような気もしています。