第40話 ひとりの楽園

イラストレーターかっちょえー!


にするか、それとも、貴方はなんですかリュウさんに恨みでもあるんですかという内容で書き出すかに迷いましたが、とりあえずイラストレーターは叫んだだけで置いといてリュウさんの話をいたしましょう。
(どこにそんな出番があったよ、というかほぼ唯一のまとまった台詞。)


ミライくんが襲撃され「頭に花を付けた男が!」と言った時に。
リュウちゃんてば「なんじゃそりゃあ」と鼻で笑ってしまって、今メビウスが狙われているこの期に及んでとは視聴者には言われるし、他の隊員たちがなんかの噂を耳にしていたりで間抜けっちゃあ間抜けに見えてたんですが。
ミライくんの台詞だと頭と花がくっ付いてることがわかりません。
ぶっちゃけ、頭に花を飾った男に襲われた状態とどう判別しろと!


そういう意味ではシーンの説得力はあるんですがネ。
なんか恨みでもあんのかいという気持ちは否めません(そりゃいろいろ)。




なんか植物が空から落っこちてきて根を張って花咲かせてました。
そして人間がもさもさと襲われることと相成りました。誘拐。


ある日、街で女の人が襲われているのに遭遇した休日のミライくんは、生身で光線まで撃ったのに変なガスで眠らされました。つーか折角ガスが効いたんだからその間に浚うとかの気概はないのかおいこら、地球侵略の計画者。


そしてその前に、「仲間に利用されている女の子」の挿話がありました。
ぶっちゃけ、これだけ説教臭い題材を選んでおいてこれだけナチュラルに展開出来てる時点で結構すごいと思うんですが(少なくとも、いじめにリアリティがないと思う人はいねぇんじゃないかな、いかにもありそうだし)、もともとウルトラとは相性良くないからなぁ、ティガで時々あるんだけど大抵出来酷い。。。
(ライダーでもあったけど、あれはもうつらいというしか...orz)
ホラーも難しいですよね、昭和はそうでもないんだけどなぁ、平成だと脚本の長谷川さん辺りが好きらしいんですがどうにも合いません。結局、その陰鬱な状況下から根性見せるとこが毎回受けてるんだしさー。


薄闇の中で始まって、拙いながらも(やっぱり尺が足りてない;)己の弱さの肯定で終ったというのは、トータルしてみると悪いものではなかったんじゃないかと思います。
というところで、ナントカ賞作家さま第三段。


でもやっぱりメビウスと相性いまいちだな。;
女子高生の「やっだぁ変質者ー」という攻撃を受けても、女の子の心配しかしていないミライくんという絵柄なんかは悪くはなかったと思いますけども。
ウルトラマン、つーかミライがいらないのよね、この話、とことん。
女の子とイラストレーター(inネクサス)、、、もとい植物怪人だけでいいじゃん、はっきりいって深夜ドラマでこの話を見てたらかなり好きだったと思いますが。そしてひょっとして昭和ウルトラ辺りとなら上手く融合したのかもしれませんが。
ミライと合ってない、全然噛み合ってない。




というところは置いといて(置くのか)。


イラストレーターは正直、『ネクサス』の本篇で見目がいいとは到底言えず(まあいろいろ問題は多かったわけだが本篇、青い光の中で薄っすら笑ってたらな...orz)、インタビューでは可愛いものの妙に口がでっかくて惜しいなぁ、と思ってたんですが。
見事に育ったよー、バランス完璧ー。
あらすじにも美青年扱いって納得だー、あああ、どっかまた出てね!
またこの回の女の子が可愛かったから、お似合いっていうか普通に手に手を取って暮らせばいいのにという明後日なことを考えてしまったのは。


多分植物CGの質感がいまいちで(花ばっかり凝りやがって;)(あっちのシーンの美しさはなんの文句もない!)、生き物と感じられなかったからなんじゃないでしょうかと責任転嫁。あと、いまいち設定が身に沁みてこなかった。
別にマイナス付けてるわけじゃないです。
でも、こう、その素材を多分もっとよく仕上げられる人がいるなと頭の隅で考えてしまうのが正直なところです。部分的にはすごく好き。




植物怪人は女の子にミライくんに撃たれた怪我を治して貰い。
寂しくて泣いてた彼女のとこにのこのこやって来て「おいで」と言いました。
ルックスが良かったことが勝因の一つだと思います実に、前々から結構人攫いしてるっぽいんですが(大抵は襲ってマスが)、なのでそこにGUYSが駆けつけ。
メビウスくんがあっさりざっくり膾切りにしてましたとさ。


えー、これで終わりー? と母が言いました。
私の省略っぷりも大したものですが、あんまり本篇変わらんなと。
折角触手が出(ry