第39話 無敵のママ

この回と次回が噂の直木賞作家どの脚本回。


ゲストはいいんだけど、世界観に拡がりまでは持たせないなというか。
今回は悪くなかったんだけど、やっぱし「減った」という気分は否めませんなぁ、しかしまあ、メインターゲットの子ども向けってぇことでは良かったんじゃなかろうか。ところでディープヲタが集まってるはずの場所で、『帰ってきたウルトラマン』の第1話のパロディっぽかったことに(倒れたとこ)あまりさして触れられてなかったのは自明の理すぎるからなんだろうか??


えー、趣味悪ー。


と思ったんだけど(だって相手は侵略宇宙人)(ウルトラマンたちと同じような言動して体を借りて、じゃあさあ)、触れられてもいないっつーか、公式でわざわざと書いてありましたがやっぱり反応薄。
あと、乗っ取られたところからの帰還はいまいちでした。
お母さんを失った家族の言動がわざとらしいのは可、つーか、全体の流れを考えるとむしろそっちで正解でしょうか。




というかまあ、要するにサーペント星人はお母さんに命をぶん獲られてしまったわけですね。つーかさあ、脚本脚本ってがなり立てていたけども、微妙なところって普通は主に監督の裁量と見做されるところなんじゃないのか。。。
(あとは中の人っつーか俳優さん。)


てなところが全体的な意見でした(私も同意だから書いましたが)。
けど、この辺の欠点が「脚本家が悪い」と言ってたのとは意見違うよー?
脚本家補正が掛かってるのかもしんないけど、だったら脚本家の責任部分を羅列すればいいのにどうして別の人の仕事を羅列して非難しちゃうのかしら。口頭表現と微妙に違う台詞回しを脚本として書いていたから悪いんだ、ということならそう書かなきゃネ。
ちょっとこう、言わなくてもわかってくれるよね。
わかんないヤツはレベルが低いよ的な態度はどうかしらと。そのくらい書けよ。
ちなみに私には、誰の責任で微妙だったかはわかりませぬ。
出来上がりの物しか見てないもん、しょーがないよ。


しかしまあ、作品としては物足りないとゆーか。
まあいいかといったところでしょうか。
車持ち上げた演出と、ラストシーンは私的にはおっけーですが。w


来週のイラストレーター(inネクサス)が純粋に楽しみですが、ちょっとこう、喋り方がたどたどしかったよ、頑張れよイラストレーター(やっぱり喋りにくいんだろうか? わかんね)。
つーか、フォローすりゃあいいのにしてない部分が目立つ気がするなぁ。
宣伝のためにわざわざと引っ張ってきた人なんだから、むくれてないで仕事しなきゃなんないのではないかと思うのは私が素人でアサハカだからかしら。




という、外野が気になってる時点で少なくとも相性は良くない。
六人の子持ちのお母さんはGUYSの食堂のおばちゃんで、ある日、小学生を助けようとして車に撥ねられご臨終。そこに「君の体を貸して欲しい」という宇宙人が現れて。
というお話です。


ところで食堂のおばちゃんなのに塩使えないとちょっとマズくないか。
てかどうも、塩のせいで地球人の体を借りないとならないんなら、地球人の体を借りたのにそれでも塩が使えないって単なるトラウマじゃないのか。


てか、そんな子をわざわざ侵略に送って寄越すなよ、どこの誰だか知りませんが!
というせっかくの突っ込みどころ満載の設定だったのに(褒めてます)、それが本篇でほとんど生かされてなかったのはとても残念ですー。敵に塩をぶつけなきゃならない、というところで持ち出された案が消火弾だった辺りが更に残念でした。
だって「おおお!」と生きてくる構成じゃないし。
なんかトリビアを聞かされた気分です、「よーし塩を持って来いや!」とリュウちゃん辺りが張り切って、それをさくっとマリナちゃんとテッペイ君に刺されてたらとっても楽しかったのに。せっかくのギャグ回なのに残念無念。


ミライ君とテッペイ君への「さーびす過剰」は良かったけどねぇ。
しかしなんかこう、楽しくてやってるというより、面白いだろ! みたいなところがないでもありません、あれはおばちゃん役の俳優さんととっても合ってたからいいけどさ。


むしろ「ミライがふっくらして来たのは彼女のせいかw」という感想のほうが!
そうかー、ミライ君細いからなぁ、うんうん、気持ちはわかるんだけどある程度の細さは残しておいてねおばちゃん。メビウスくんは細いところがいいんだよ!!


いやでも、細かいところは置いといて、ストレートで悪くない回だったと思いますよ。ざーとらしさが気になるのも、ヲタ的には標準でもそれ以外の人にどうこうってもんでもないと思うしなぁ。


サーペント君は今頃おばちゃんに酷使されているんでしょうか。萌え。