Task.44「仙人の温泉」

鳥さん妄想ぐっじょぶ!


やはりこう、こういうぬいぐるみキャラクタは、動きや質感に拘るよりも演出に気を使うべきなんですね。デカレンジャーのボスも大層よろしかったわけですが(スワンさんとお似合いすぎます)、ぼてっとした質感ながらなかなかよろしかったんじゃないかと思います、月光さま、だっけか?
もともとボウケンジャーは、どうにも小ネタのが面白いんですが。
メインエピソード系の中では一応一番面白かったかなぁ(銀のえいちゃんの参加篇はなぜか見ていないのでそこは除く)、しかしなんというかあれですよね、明らかに小ネタ的面白さだよな、これ。


ところで鳥さんの「菜月ちゃんの入浴風景+鳥さん」の妄想は、本当に素晴らしかった、とっても良かった。いや菜月ちゃんはわりともともと好きですが、しかしなんというか温泉さえ見つけてれば充分に実現可能というところがあまりにも良すぎました。
いくら人間の思考回路持ってるらしいっても、鳥さんが女の子と一緒に入浴するの別にやらしいって思わないもん。しかもなんかおじいちゃんっぽいし。
ちょっと鼻の下を伸ばすくらい瑣末瑣末。
(なに言ってんですか。)




というかまあ、なんか、鳥さんの分身みたいなものなのかなぁ?
青い忍者さんたちの集団、えーと、、、素で名前を忘れてしまったんですが、まあネガティブ・シンジケートが、昔危険すぎて封印したという力がとある山にありまして。


――そこにボウケンジャーを呼び寄せる。(ばい、ヤイバさまだっけ?)


とか、すげぇ渋く決めておいてなにをしたかというと、菜月ちゃんに「温泉一組様ご招待」り券を郵送したという。
とりあえず、今書いててふいに気になったのは、普通にヤイバさんって人間体あるよね? というようなことだったんですが、大丈夫なのかなぁ、シズカちゃんは女の子だし。いやだって、あの被り物をしてコンビニもしくは配送所、もしくは集荷でも宅配便出すの切ないかなと。


応募してないのに届いたよ、というところは、温泉に目も眩んでいる菜月ちゃんが適当に「あれ、応募した、かなぁ?」なんて言ってる時点でクリアと。


そして全員が基地を開けるのは不味いとのことで、じゃんけんで半分、えーちゃん、菜月ちゃん、蒼太氏が向うこととなりましたとさ。すごく部屋割りが気になってすみませんすみません、でも一人部屋だと寂しいじゃんなー、菜月ちゃん。
チーフか真墨くんかどっちかがいれば(ダブル保護者)、なんとなく問題なさそうな気がするんですが、あとえーちゃんはお子様なので無問題、というか、菜月ちゃんにとって問題あるのは実は蒼太さんだけと考えてるみたいです。
いや、今引き算してて初めて気付きましたが。


まあ、彼にはみうちゃんいるしな。


というのはまあ、朝の日曜の7時半から考えるべきことではないんでしょうが(見てる時間が主に夜なのですみません)。しかし歩いても歩いても温泉につかない。
そのうちに菜月ちゃんが道端に落ちていた鳥さんを見つけました。
なんか怪我してたので手当てをしてあげましたと。


喋ってもなんら動じなかったのは「だってそんなのいっぱい知ってるしー」というのが実に正しかったと思います、こないだなんて岩の機嫌取ってたしな。


あと鳥さんは、そーいやすっかり忘れてたけど、仲間割れしたヤイバさんに斬られてたわけなんですよ、なんで仲間割れったか忘れたけど(けろけろ)。
んで、菜月ちゃんの優しさに感動するわけですよ。
あー、確かに忍者さん軍団は利潤追求のためにしか悪いことしてないし、しかもなんかあんまり被害規模大きくないし。


そして二人は、ヤイバさんが勝手に解き放とうしていた巨大な力を防ぎに行くんですよというわりと定番展開。なんというのか制御不可能だから駄目なんだそうですよ、鳥さんが言うことには。良識派やね。




という、話だったんですが。
まあその後は一度逸れてしまってた蒼太氏とえーちゃん、そしてなにかがおかしいと気付いた残り三人が合流して皆で事態に対処するんですが。


緊迫感があったかというとそんなことはないわけですが。
しかし、そんなものを最初から狙っていたかというとそうも感じないわけで。


ぶっちゃけ、「秘められた力」多すぎるからー、てか最初からそれが番組テーマみたいなところがあるからこのくらいの温度が適切だったんかもしれません。


それにつけても鳥さんぐっじょぶ(しつこい)。