第16話「爆破!!シルバーライナー 」

この辺からタイトルが攻撃の名前になっていますな。
もともとわりと前半も宇宙人そっちのけっぽいところがあったけど、それなりに人間ドラマは重視されていたというか。丁寧ではあったと思います(オチや展開は評価してないことが多いけど)。
子ども受けのためなんかもしんないけど、なんかやり口がなぁ?


どうもちょっとサービス方向性違うんじゃないかって気がするんだけど。
実際当時感覚ってそんなものだったのかなぁ?
(でもこれ打ち切りされたんだよね、結局。)


つーか、シルバー仮面が巨大化して、戦闘重視になって。
被害者の生還率は上がったものの皮肉成分減ってねぇし。ww




なんか手の爪がキュートな怪獣に、、、じゃなかった、宇宙人に、ロケット計画を邪魔されまくる感じの前後篇。
つーか、次から次へとロケットの後続が出てくる辺り。;
最初から妨害が入ることを想定していたのか、それとももともと用心深い性格の長男だったのか。とにかくなんかなぁ? という気はしましたよ。


まあさすがにその辺はいいか。


けどねぇ、一度失敗して二度目、まではいいんだけど三度目となるとちょっと...orz


「仕方がない、こうなったら大阪に行くしかない」(by津山博士)
って、いくらなんでもアンタそもそもどのくらい資産持ってんですか、ロケット三台ぽん、と出せるくらいなんですか。それってどのくらいの金額になるのかしら一体。


で、計画の失敗をマスコミに嗅ぎ付けられ(誰がバラしたか謎のままだったな)。
あれやこれやと嫌味を言われてました、裏で宇宙人と結託してるんじゃないかというのにはちょっと唖然。なんのメリットがあるんですか一体。
と、思って聞いていたら「失敗は計画通りだったんじゃないですか、ここで成功したら半分は津山博士の功績になりますからね」だとさ、衣食住とロケット三台分をぽんと負担してくれる相手に対してなんの不満が湧くっちゅーんじゃーっっ?!




てゆかぶっちゃけ、宇宙人たちは兄弟よりも津山博士を重点的に狙うべきなんじゃないのかと思わないでもありません。兄弟たちだけだと独自ではロケット作れんでしょう。


つーか、なんで長男が一から光子ロケットを作れるんだかよーわかりません。
お父さんの完成品が出てきた時、ちゃんと設計を確認していたということなのかなぁ?
(それはもちろん許す、がそうした素振りを見せたことがない。;)
なんか期間もやたらと短いし、確かに長男だけは研究所からあんまり動いてなかったけど、他の兄弟たちはぽんぽんあちこち出掛けてたしなぁ。
(研究所にいる時もリカちゃんと遊んでたりお茶飲んでたり。)


しかしなぁ長男も特に「研究」してたかっていうと...orz
つーか長男って本当に腰重いよね。初期は一緒に動いてた次男が最近わりと活発に動くよーになってきても相変わらずですよ(動く時は男兄弟全員か兄弟全員)(あ、はるかちゃんがいねぇ;)。まあ彼まで動くと収集がつかなくなるからのよーな気もするんですが。
なにかことが起こる時にやたら研究所にいるイメージが強い。w




まあなもので、突然湧いて出てきた宇宙ロケット☆ としか思えず。


しかも壊されても壊されても後があるものでそっちでも気が削がれたというか。
ロケがどうとか撮影スケジュールとか見栄えとか、なんかいろいろあるんだろうけど、この回の手軽さは(次回はそーでもない)、豪華にしたいんだかそーじゃないのかわかんなくてちょっと納得がいかないんですよ。
からーっと、能天気な作りにしてくれてりゃあまだしも。
マスコミの嫌味やらなんやらあるしねぇ。


後半はもう社会そっちのけで宇宙人との対戦やってたので、あんまり気になりませんでしたが。人間はいつものごとく、兄弟と津山博士とリカちゃん、おじさんだけだし。
(おじさんて実は、、、出てきてから一度も嫌味すら言ったことないネ...orz)




なんかこう、どこに焦点絞ってもいいんですけどさ。
それがあっちこっちに散らばっちゃっているというかなんというかなぁ。
「マスコミの嫌味」ってのも特に回収されることもないし、リアリティかと見るのにも単なる小細工っぽいし、前半ファンが喜ぶと思って挿入されたのか、脚本さんの趣味か足掻きなのかも知れませんがそれでも半端なんだよなぁ。


明るく楽しい宇宙旅行、というのは無理で構わないんだけどねぇ。
そこまでされると頭痛いしね、さすがに...orzうん


ところで汚れましたねぇ、シルバー仮面、どうした。;