EP-13(最終話) 爆裂シティは風だらけ!I Love you,SAYONARA状態!

ダイナマイトで死ぬんかい。


というところがなんつーか、あれですね、がっかりポイントですね。だったら別にジョーさんじゃなくても良さそうな気がするよなー、まあ、近づくまでに叩き落されるというのが彼の強さなんかもしれませんが。
そっかー、物理攻撃効いちゃうんだ。がっかりー(しつけぇ)。


あと「なんで皆を殺したんだ!」と獅子丸くんに言われ。


戦場では無意味に人が死んでいくんだー、とかって全く答えにもなんにもなってねぇよ。それに意味がないのは余所から見ている人間にとってで、一応戦場にいる兵士にはそれなりの理由があるんじゃねぇの。それが歪んでいても狂っていても。
せめて誘き寄せるためだとか、ジョーさんを引き取った時もそうでしたが、そういう流儀なんだ、くらいに胸張りなさいよ。なんでそこで青春の嘆きに入っちゃうのよ(いやだって聞きようによっては世界は理不尽なんだ! 系の発言とも言えなくないしー)。


ところでなんで殺したんでしょうね。
あと、尾崎先生が殺されたこと自体をコスKちゃんにも認知されてなくてすげー可哀想だったんですが...orz
カレーの回があったから、知ってたら悲しんでくれたはずなのにーっ!


尾崎先生までになると、まあ、無意味ってんじゃないかなぁ、と思えるんですが。
しかし他の面子に関しては謎、なんでちゃんと話の中で筋立てしてってくれないのかなー、理不尽がどうとかじゃなくて「は? こんなの??」という感じでした。もしかしたら見てて辛いんじゃないかって思いながらわくわくして見たのに、あんなにあっさりさっくりだと肩透かしっていうかがっかりです。
ジュニアの部下虐殺に関しては結構面白く見れたのになー。


あ、ほらほら、あのラスボスじーさんが息子のジュニアの追悼のため、とか言ってたら別にその程度でも納得ですよ。だってなんというか、まともな仲間少なさそうだし。
(勝手に一緒に生き埋めしてしまうあれ、殉教だったっけか。)
いっそなんで殺したのか全然語んなくてもいいんだけどなぁ、なんで戦場言っちゃうかなぁ、獅子丸くんを探したのにいなかったから八つ当たりー! とか。




変なことばっかり拘ってますかそうですか。


しかしまあ、この回をシリアスに見ろというほうがなんというかちょっと難しいもので、ただ案外特に「ふざけてる」とも思わないんですけどね。でもなんかしら思うところがあったかというとそんなこともなく。


ジョーさん、そのダイナマイトはどっから調達したのとか。
(なんか型式とか古いなぁ、ゴーサン興行に備蓄してあったんですかね。でもいくら暴力や犯罪に手を染めててもなんに役に立つのかかなり謎なんですが。)
(一応下部組織なんかも持っててそれなりの規模っぽかったのになー?)
サオリちゃんはおっぱいに自信があるというより、おっぱいにしか自信がないのかなー、と改めて思ってちょっと和んだり。引き止める時に「ほら、おっぱい、おっぱいー!」と涙目になってたのが可愛かった、大丈夫だよ、流れ的に強引でも愛されてるんだからー、とか言ってあげたくなっちゃいました。


あと、蓑虫おじーちゃんしぶといなとか。
死ぬ寸前まで「いつかないつかな♪」と待ちながら最良のタイミングを測っていたのかしらと思うと、もうちょっと効率が良い方法があるような気がしないでもありません。


むしろ目の前で息の根を止めるとかでは駄目だったんですかね。
自然に亡くなるのを待つっつーか、なんというか受け身っぽいじゃないですか。結構しばらくぺらぺらくっちゃべってたんでしょうか。
ラスボスじーちゃんはわりとお喋さんぽかったのに、息子がアレじゃあなぁ。ジョーさんも喋んないし、果心居士じーちゃんのことわりとお好きだった模様ですし。体調悪くて(死に掛けをそんな表現すんな)聞いてもいないのに話し掛けてたのかなーと、思うとちょっと楽しいですね。いや妄想ですが。




うーん、コスKちゃんの「獅子丸は結局、誰も助けられませんでした」という台詞で話は幕を下ろすんですが、それをけっ、と笑わなかったのが精一杯かなぁ。
いや、今までの流れからそこにつなぐことは不可能でもないと思うんですよ。
でもさぁ、なんか足りないっつーかつながってないよね。


獅子丸くんが奮起して、人の死に本気で嘆いて。
ジョーさんが「お前に会えてよかった」と言ったところまではちゃんと納得が行ったんですよ、だから完全に不可能ではなかったんじゃないかと思うんだけどな。


もうちょっと長さがあったら、ということでもない気がします。
この期に及んで入るギャグが邪魔だったっつーことでもないんだよ。
でもなあ、やっぱり違うっつーか足りなかったような。