#21「海底基地を追え」

ぶっちゃけ、なにやってんだかわかりませんでした。
んで、詳細説明をやってくれている(作品が有名だとこういうところがいいね!)ページを探して見てみましたものの、その方が悪いわけではちっともないんですが飽きました。けろけろ。
そしてその方がこの回の星人のことをわけわからん、とおっしゃっていたので開き直ることにしました。まあいつものことです。


しかしところで面白くなかったかというと面白かったんですよ。
特撮マジックというのか、映像マジックなのか。


まあ時間に追い捲られてる系の話といえばいいのか。
なんか次から次へと隊員たちが襲撃にあっちゃって気絶していき、ついにはダンさんも。アンヌさんまで最前線に出て戦っているという構図はもともと好きですしね(新マンなんかでも隊員総攻撃の回が好き)。
とにかくなにがどうなってその事態に至ったかがどうにもわからず。
隊員が出撃→気絶。
出撃→気絶。
んでもって目が覚めてももう一回やられるみたいな展開があったかなかったかの自信がちょっとありませぬ、まあそうやって少しずつリミットを狭めていくという意図はさすがにわかるものの、状況が錯綜してるわけでもないのにわかりにくいというのはちょっとやっぱりストレスでしたね。;
こんだけ同じことが続くなら、もうちょっと幼稚な展開でも良かったかも。


つーか、ラストから振り返ってみれば「一個ずつのシーンには実はさして意味がないのか?」ということに気付けるものの、見てる時にはそんなことわかんないしなー。




まあとにかくも、海上海中戦でした。


海の中にいろんなものが沈んでるから、「いっぱい持ってくねー」という、別にそれ自体はそんなに困ったわけでもなんでもない宇宙人がやってきて、セブンさん含め次から次へと撃墜していくわけですが。


そもそもなんでウルトラ警備隊を呼ぶよーなことしてたんだ?
別にこそっと海底資源持ってけばいいことなのでは。
うーむ、やっぱりここは、海底資源自体が目的ではなくてセブンさんが目当て、、、違いました間違えた、そうじゃなくて地球侵略をしようとしてそのためにまずセブンさんをやっつけようとしたというかそういういつも通りの流れなんでしょうかネ。
ああ、そのほうが通りがいいですね。
別にその展開自体が悪いわけではちっともないんですが、いちいち考え直さなきゃわからないというのはちょっとどうかと思います。私が鈍いということはもちろんありますが、これはもともと明言しといて欲しいですぜ。
「動機」なんて今のとこ期待してないしー、明言してない動機が面白いものであるのならともかく、推測しておいていつもの通りじゃさすがに切ないと思うんですが。




いやいやいや、しかしそんなことはもとより。
なんか『ゴジラ』(初代映画版)みたいに、なんか得体の知れないものが海からやってくる、みたいな滑り出しでした。そして画面が始終暗いという。
あれは実際に夜だったんでしょうか、しかも写真見てると以外と昼のシーンもあるんだけどなんかイメージが夜だという。


まあ最終決戦が夜だったんで、その印象のせいかなァ。


しかし折角戦艦を相手にしておきながら、なんでまた暗いところで決着をつけようとするんですか貴方たちは(誰だ)勿体無い。


てか、なんか当時円谷が東宝(いわゆる親分会社)から戦艦をもらったので「怪獣にしてー」と怪獣デザイナーの成田了氏に頼んだらしいんですが。
脚本とか設定廻りに依頼してからデザイナーに持ち込めよ。。。
なんか酷いよ、相手彫刻家じゃん?!


いやいやいやいや、そうでなくて。


まあとにかく、総員出撃(半数気絶)、海の中のいろんなものを再利用する宇宙人にしまいにゃあ戦艦まで差し向けられて、しかもそれ、なんか各地の港に現れちゃあ15分後に爆発するというシロモノなのだそうで。
予想の通り残り15分がリアルタイムで流れてなんとか食い止めましたとサ。


まあ面白かったから別にいいんですが。
しかしもうちょっとすっきりとした話になったよなぁ、これ絶対。
どう考えても足りなかったのはケレン味というかガキ臭さなんじゃないかと思うんですが、事態を立て込ませるのにはドラマ時間が少ないんだと何度言った(ry
(なんで生まれる前の話に説教してんすかー。)


しかしやっぱりなんだかんだと面白かったです。