Task.29 黄金の剣

チーフは毎回気合い、、、じゃなくて勢い?
ぶっちゃけ暴挙に近いよーな行動で毎回事態を解決されてますね、なによりです。去年までの流れだと思うんですが(アバレ〜マジ、ある意味で製作者がヲタ系というか、これは悪い意味ではないです)(完全にいい意味とも言い切らないけど)途中までそれなりに状況を積み立ててったのが、「どっかーん」と無効化するのがいい感じですネ。
あはははは、前段階まで適当にやられるとチーフ・ワンマンショーだしなー。


(別にどの番組とは言ってないぞ、むしろあれとこれとそれと。)


てゆか今回はゲストキャラクタがかなり良かったです。
どっからどう見ても事情をある程度知ってる雰囲気じゃなくて、いちいちチーフの変身に驚いたり怪我に悲鳴上げたり、木にしがみついて「大丈夫かー」と遠巻きにしてたのがいちいちツボりました。w
(てゆかちゃんと≪サージェス≫について知ってるみたいなのにねー、いくらなんでもさすがにボウケンジャーたちは秘密だということなんだろうか、でもかなり露骨なパンフレット資料が目に焼きついて離れない...orz)(←えーちゃんに説明するのに使ってたアレ。)




とりあえず冒頭はえーちゃんとチーフが組んで遺跡に辿り着いたところ。
すでにそこは、えーと、赤い竜の人たちに荒らされてしまった後でした、そこにさらにあとからやってきたのが五十嵐博士とかチーフは呼んでましたよな。どーもそこにあったのは、筍にしか見えなかったけど卵だったみたいです。
まあ、卵というより人工物? 精霊みたいなものなのかなぁ。


結構生物フォルムで可愛かったんですが(ウルトラ見始めてから気付いたけど、怪人より怪獣のほうが好きっぽい)(あ、でも見た目異形なんだけどかなり普通に生活してるっぽいネガティブたちは逆にわりと好き)、動きはちょっと直線的だった気がするなー、というか、まあ強さは出てた気がします。
てか、戦闘がちょっと単調だったっぽくないか?
いつもはわりと面白く工夫してくれてるんですが、今回はどーもチーフ待ち以外のことは特にやってなかったというか。うーん、いや、チーフのドラマのほうはかなり良かったんでそんな拘る気はないんですが。
(監督氏の性質なのかな?)


ああ、赤い竜たちがえーちゃんに追い詰められて(雑魚戦闘員だからまあ、やられて終わりな気はするからそんな馬鹿とも思わないが)、卵を開放。
さくっと焼かれたシーンはちょっと面白かったですが。
その後、ぼろぼろっと体が崩れたのでちょっと笑うに笑えず。;
不味かったとまでは思わないんですが、どうせなら面白いシーンにして欲しかったかなぁ、という気はしないでもないです。




あと、えーちゃんが竜にほとんど目もくれられなかったの、体色が紛れて見えなかった説を押してみます(いらん)(てゆか一瞬、体の色が似てるからー? とか思った)。
いや案外とどこでも保護色だよな、シルバーって。


基本的にはサージェス嫌いの博士と。


とにかくまあ冒険バカのチーフとの一騎打ちみたいなものだったんですが(喧嘩はしてないんだけど、男同士の認める認めないってそんな部分があるよーな気がするの)、私はわりと素で、この赤は宝の欲望に突き動かされない気がするんですよ。
つか、手に入れたらそれでいーやー的なところがある気がしてしょうがないというか!


わりと博士になにを言われても、平然と庇うチーフという絵面もなんか悪くはなかったんですが、それに博士も悪い人ではないっぽいしね。


なんていうのかなぁ、不思議とこの話、「宝を手に入れようとする欲望」を中心に描かれていなかったような気がするんですよね。世代交代みたいなものを仄かに感じたし、むしろ逆に、人間の持っている欲に対する絶望というか。
二人の会話の中に、赤い竜の人の過去が絡むわけなんですが。
(元人間、仲間に裏切られて人ならぬ力を手に入れようとした男。)




さあ、この三人のうち、正しい魂を持ってるのは誰、みたいな展開になり。
竜を唯一制御出来るっつー剣は人を選ぶらしーので。
博士もリュウオーン(まあ当然)もペケ、チーフがチャレンジしてみよーとするも、(当然のことながら)両者から駄目出しを喰らうわけですよ。


拒絶されながら、気合いで引き抜きましたねー。一括。
「お前が選んでいるんじゃない、俺がお前を選んだんだ!」(理屈として正しい気が;)


ああとどのつまり、正しいだなんだ、欲望がどーだってのは瑣末という結論だったということでよろしいでしょうか(よろしくない)。
剣で等身大で巨大ロボサイズの竜をぶった斬ったのは格好良かったのですが。
もはや語る隙間がございません(いつもいつも余計なことばかり)。


次週、人型変形剣ということで、、、なんじゃそりゃ。;