『探偵学園Q』

なんか結構皆可愛かったっス。w


まー、ちゃんと見てたらどってことなかったみたいなんですけど(実際もう一回見てた時には拍子抜けしましたし)、なんか説明がややこしかったんで中途脱落してしまってたんですけどねー。
漫画やアニメならともかく、実写でゲームみたいな謎解きってのにも違和感があったのかも。まあ試験なんで人為的なのは仕方がないんだけど、ゲームっていうかほとんど謎々っていうか...orz
役者たちが結構皆しっかりしてたのとその辺が対照的だなぁ。
(ドラマ的にはベタだけどそこは良かったんでないかな?)


とりあえずこーなんていうのか、要潤、頑張ったなぁ、、、っ!
「拙者」一人称にござる口調って、冷静に考えたらその時点でチャンネルをぶっち切っちゃってもおかしくはなかったんですが(特撮見てるんだし慣れようよ;)、微妙にその辺がキャラ立てっつーかわざとらしさが逆にいい感じだったというか。
単にちょっと虚勢張ってるってふうに見えたのでわりと許容範囲だったかな。


まあ演出的にも慌てると普通の口調になるとかあったけどさ。w
頭を使うより体当たり系の人で、怪力自慢。
三郎丸くんは別として、他の面子がほぼ同年齢なのに後々まで結構浮いてなかったというか、馴染んでたというか...orz
(まあ、半分は役者のキャリア充分だけどな。)




キュウ、リュウ、メグの三人がわりと似た体格で、ショートカットで見分け出来るかなぁ、と心配してしまったんですが、そこらはさして問題にならなかったかな。
とにかく、ほぼ全員役者としては良かったですヨ。
演出も、そっちの面ではちょっとわざとらしいところも含めて、ラストまで見ると一つの味と思えるからなんか良かったよね。
問題点はやっぱりあれですか。


話を進める上での「謎」とゆーか。
あと案外と大人というか。。。
陣内孝則はさずがにぎりぎり悪くはなかったけど(良くはない)、今回はある意味で悪役の役回りだったせいもあるけど、なーんか妙というか。


子どもを際立たせるためには正しいのかもしんないけどさ。
しかし、大人がきっちりしてこそ、子どもの活躍が映えるとゆーかなんというか、いやもちろん「駄目な大人」が出てくる分には構わないんだけど、ちゃんとした探偵学園の上のほーの人らがなんかちょっとどうよそれ? と思わせてしまうのはどうかしら。
(あんまし大して出てこなかったけどな)(つーかもともと、少年少女が活躍する話では大人が相対的に間抜けに描かれることも多いんだけど、この話はちょっと系統が違うというか、ちゃんとした組織の上にさらに図抜けた子たちが位置するというかね。)




――探偵を養成するための学校が存在しますよ。と。


んでもって、中学生のキュウはその学校を受験しましたヨと。
周囲が大人ばかりの中で三郎丸くんがまず声を掛けてくれて、ほぼ同い年のメグちゃんを見つけて寄ってって(気持ちはわかるw)、そいでそこで「犯人を当てろ!」問題。
えーと、見せた写真画像を数秒で消すのにはなんの能力的な必要性が。;


六人の犯人役から任意で一人を追う(ここは尾行の練習だね)途中でリュウ、キンタと。
その一時審査を突破した後の船の中でカズマと出会いまして。
ここで漫画・アニメにも共通する主要人物勢揃いー。


んで六人でごたごたやって、三郎丸くんのことでちょいとした一悶着があって(カンニングしてたんだよねー)(ある意味でカンニングも一つの手段として認められとんのか? みたいに思えちゃったよ、後で)、そうこうしてる間に三郎丸くんが「自殺した」とゆーことで出口にでっっかい石を置いて小さな建物が焼失。
自殺だろーがなんだろうが露骨にあんな石は運べない。;


つーことで、そのまま「島を出るよーに」と言われるわけですが、見てる人間にもなんか試してるんだろーなと速攻でわかりますね。この辺のざーとらしさはむしろいいと思う。


つか、密室のトリックに関してもそこそこ良かったと思うなぁ。この件はね。


しっかし「問題」に関してがどーもこう、全体的にヌルいっつーか。
いやもちろん、ターゲット層に(大人向けじゃあるまい、これは)対するレベルっつーものがあるとは思うんですけども、それにしちゃあ説明がごたついてたっていうか、すっきりまとめられてないんだよね。;
レベルが低いのにわかりにくいっつーのはちょっと気に掛かるかなぁ。


しかし脚本が悪いってんじゃなくて、ドラマ部分はわりと良かったとゆーか。
もし連ドラ化するのならその辺にチェック入れて欲しいかなぁ。