第6話「姫分裂!?〜すれ違いの季節〜」

要するに、零ちゃんの演技力がちと問題だったかなぁと思うこの回。
えーと、すみません、零(in『GARO』)じゃなかった、裕次郎の中の人ですよ。普通の役って見たことないんですが、すごむシーンの迫力あるんですよねー(ぶっちゃけ、『GARO』では主人公よっか雰囲気出てたと思う)。


前話と同じ、わりとシリアス混在の無茶な構成で。


しかしあくまでも「女装」が大前提になっているものだから(女装いやー、が半分前提でなくて)、お笑いに天秤が傾くはずだったんだと思うんですが。
裕次郎の演技力が邪魔をしたっつーか、、、マジになってるようにちゃんと見えるんですよ。あー多分、前話メインの主人公くんがこのくらいのレベルだったらそれなりにまとまって見えたんだろうなー、と思うんですが、まとまって見えたからってなんやっつーねん。
前話は良い話ですが、今回は分裂だしなぁ。
逆だったら良かったんだろうなぁ、とつくづくと。


や、や、単独で見たらいいんだと思いますが、所詮根本的にギャグで進んでくシリーズの喧嘩がモノホンに見えても、悪くはないけどプラスにもならんでしょう。
あと、仲間を思い出すシーンがサービスカットなのは止めて下さい。;
せっかく撮った裸をもう一回使いたいのはわかったよ! でもそれをさっさと思い出してっつーのはわかんないよっ、せめてサービスカット風にもともと如何わしく撮ってなければただのふざけてるところだったのにーっ。
(そもそも健全な雰囲気のほうがよろしくありませんか、大抵の女性的には。)
(一部特殊嗜好の方がいるけどさ、、、まあ見てる確率は大きいか。)




まあ要するに、前回ちょっと主人公くんと。
名前、なんだっけ? まあ黒姫の子のトップが密室に閉じ込められて仲良くなってしまいましたもので、いや、仲良くというか、露骨に声掛けて欲しげにゆーっくり側を歩いてるところでちょっと朗らかに笑ってたんですが。
(こういう関係は好きー。w)
そーだそーだ、音也くん。


で挨拶してたら、残りの姫の子に怒られてしまいましたよと。
いや、ぶっちゃけ同業者として挨拶くらいしてもさして問題はないよーな気もしないでもないですよ。たかが校内活動じゃん? みたいな。
ノリ的には主人公くんてそんな意識だったんではないのかしら。
いや、満遍なく皆ズレてるからよくはわかんないですけど。
学校が乗っ取られても別にどーってこともないよなぁ。
(合成写真と妙なでっちあげ記事はちょっと洒落になってないけどな!)


で、なのになんか妙にマジ。特に零ちゃん。じゃなくて裕次郎くん。


「あいつは敵だってわかってんのかよ!」
みたいな、怖いですよ、そんなふうにムキになるほどのことじゃないんじゃないのでしょうかー、という思いは、彼の演技力の前にいまいち意味をなさなくなってしまうのですヨ。




「敵だ味方だって、なんかおかしくない?!」
というのは、主人公くん側の言葉ですな。
たかが学校、とか思ってるのは外から見てる人間やあまり入れ込みのない場合だけで、中にいる人間にとってはそれなりに深刻なものであるのだろうか、と今考えかけたくらいに真剣な様子だったんですが。


だから校内13人しかいないじゃん...orz
しかも安さが自慢のカメラワークじゃん、という思惑に捉われてしまうので、もーちょいと裕次郎くんが迫力を落としてくれてたら良かった気がするんだよなぁ。
さすがに、それ自体を鑑賞するほどのレベルではないしな。
(某オダギリ君くらいのど迫力ならばそれもそれで許されるだろうが。)
(ただやっぱり、ドラマ全体の統一感を奪ってた気はするぞ。)


まあ今更、統一感がどうって程度で揺らぐような番組じゃないがな!
たまに真面目にするのも、むしろ全体の印象をガタガタにさせるのにいい塩梅なのかもしれないってのはさすがに自分で言ってて穿ちすぎって気はしないでもないです!!(セルフ突っ込み)




印象バランスのことで語りすぎましたが、全体的にそれなりの回だったと思います。
いやー、明らかに、「すげぇくだらない」ことに拘りすぎの図に、ほんのりと平成ライダーを思い出してみました、いや、あっちは生死すら掛かってたんですが、生死すら掛かってたんですがなんか拘り方がすげぇ下らなくてな...orz
その食い違いがどうも息苦しいんですよねぇ。
うんまあ、己でも拘りすぎではないかというふうにも思うんですが。


こういう、最終的に校内制圧。
挙げ句に手段が女装っつー番組でやってくれると素直に見れますよ。
やっぱりつくづくと、下らないよなぁ。うんうん。