第5話「急接近!?密室の長い夜」

面白いとか面白くないとかいうより。


あの歌は一体なんでしょうか、歌は。なんで歌。
時間を稼いでいるのかもしれませんが、、、てちょっと待てよ、主役側の姫の残り二人を出さずに済ませやがった?! 生徒会はいたけど、名田庄さんいなかったしなー(欠席扱いだったんだってー、ちっ、やっぱり画面にネタ仕込んでやがったな)(今回も案の定見てませんでした、歌も意識からシャットアウト)。
だって、顔ばっかり出てきたら顔そのものに飽きますやん。


なに考えてるんでしょうね、もう放送半分済んじゃったのに。


いやまあ、ここでミコトくんとオトヤ、、、見づらいから漢字にしよう。
実琴くんと音也くんが一晩一緒にすごして、なんか仲良くなるための布石みてーなものを打ってしまったんですが。
えー、こんなところでそんなことするのー?
(語弊は置き去りにしないように。)


なんか、てゆか『セイザーX』を思い切りよく思い出してみました(こないだ放送終了した特撮)、出演者は被ってないけど今更とゆーかなんというか。敵同士が一晩閉じ込められまして、なんつーか朝までにはちょこっと仲良くなっていたという。
所詮敵同士、こっから悲劇がー、と一部のお姉さ(ry限らず、ちょっと胸を痛めていたらあれよあれよという感じに話が転がっていったのは記憶に新しいです、途中から見てないけど(あらすじは追い掛けてましたぜ)。




えーと、あの一連の会話はどうかと思います。
「いい話」風にしたいんだと思うけど滑ってる、だってそもそも≪黒姫≫って完全に攻撃で始まってるわけなんだし、それこそクーデター(しかも手段が女装って珍妙)。
基本的に、いい話ってのはリアリティ寄りにどーしてもなるわけで。
だったらまずその溝を埋めるために、「なにやってんの」という実琴くんの突っ込みから始めないとならなかったんじゃないのかと思うんだ。


いや、これがノリノリの零ちゃん(in『GARO』)って役名覚えろよ! えーとえーと、裕次郎、あの一番でっかくて一番顔立ちは整ってるんだけど一番女装が微妙なアレ。
だったらなんとなくその滑り出しはわかるんだけどさ。


いわく、にこにこ笑ってるけど楽しそうじゃない。


そのあとでボケてけばまだしもだった、しかしこのあとで案外と辻褄合わせに走った、というか「俺もそうだからわかるんだ」みたいな内容だと、形は整ってるけど全体的になんか微妙だよ。
確かに、実琴は嫌がってるわなあ。
でも、音也は攻撃的でかなりノリノリなわけで、そこのところに誤差がある。もちろんあっちゃいけないというわけではない、なんかしらの事情があるって匂わされているんだしそこのところは成り立つ。
しかし、実琴がそれに気づくか否か、というのはまた別の次元の話で。
「実は」というその裏っ側に気付く、とか、それなりに気にしていた、みたいな実琴くんの前振りが全くない。演技力でカバー出来たのかもしれないが、どっちかというと演出でやってしまっていたほうが理に適っていたと思う。




全体的な話がどーとかではなく(ドラマなんだから胡散臭い自体は可)。
取っ掛かりがそんなところだったから、どうしても感情移入は無理だわね。


いっそ完全にギャグで締めてしまえばいいものを、無理してコケた感じ。
根性努力で一晩中乗り切るなり、延々延々延々と喧嘩しっ放し、、、♥ なんでそんな美味しいシチュエーションだったのにそーしなかったのさーっ!
(だから大概黙れサド。)


そういえば今回、実琴くんと音也くんが、地下室に閉じ込められた話でした。


言い忘れてました、すっかり忘れてました。
それで、実琴くんが歌おうとしたら止められて、音也くんのお歌に合わせて二人が様々なポーズを取ってました、そいでCMが開けたら生徒会も同じよーなことをしてました、彼らがなにをしていたのか謎ですが追求はしません。
なんで地下室の鍵が掛かったのかも忘れます。
挙げ句に、なんで夜が明けたら自然に開いたのかも忘れました。




とどのつまり、閉じ込めるためだけに作られた話だったんだと思います。
まあその部分はあまり追求しても寂しくなるだけですのでいいんですが、それ以外の時間の潰し方ももうちょっとくらいマシなクオリティにしてくれないかなと(方向性はいいのか;)願うばかりなんですが。


あ、ちなみに、音也くんにくらくらしてたところは個人的に許します。
いやなんとなく気持ちわかったしー。若いから仕方ないよ、うん。
そのせいで後半、やたらと好意的、だったりしたらそれは嫌だな...lllorz


まー、ギャグからまともな話に戻す時には、細心の注意or物凄い勢いかどっちかが必要なんだなぁと、しみじみと思いましたまる。
大変詰まらなかったです、ハイ。