第10話「燃える地平線」

とりあえず、はるかちゃんはいなくてもいいんかい?!


というところに突っ込みを入れてみるべきでしょうか、役者さんの事情ってのはたまに聞くけど、さすがに兄弟モノではちょっと違和感あったよ...orz
つーかいくらなんでもコレ謎の解明回じゃん!


えーと、前半でまず廃屋に立て篭もっていつもなんかいまいちどうでもいい、なんたら宇宙人に脅されていたわけですが、なんかたんびたんびに「こけおどしにすぎませんよ」という台詞があるのがなんとなく妙でした。
いや、今までの宇宙人らも結構殺しやってるし。。。
今更脅しだけなんてこともないと思うんだけどなぁ?


で、案の定、時計に時限爆弾を仕掛けられ。
挙げ句にスナイパーに狙われてみたりしましたが、なんかヌルいー、まあ確かにあれでは舐められても仕方がないかもしれませぬ。つーか、今までさんざ人的被害が出てるんだし(宇宙人同士にはほぼつながりはないらしいんですけど)、脅しだけで兄弟が動かせると思ってたのかなぁ。




まあ見所としてはスナイパーの狙撃にいつものごとく突っ込んでいく三男とか。
敵に捕まってしまうひとみお姉さんとか、寂れかけた廃村に一件だけ、兄弟の男ばっかり三人が飛び込んでも目線一つ上げない家族がいたこととか。いや、この家族がなにか話に絡んでくるのかと思ったら皆無でした。
本気でなんだったんでしょうか、彼らは?
(もしかしたら見ただけでわかる裏の意図が篭められていたのかもしれません;)
(本気で調べる気なら多分脚本さん辺りを調べるのが有効かな。)


「お兄ちゃーん」と駆け寄ってくる子どもとか。
両親の関りたくない、どっかに行ってくれ、という言葉に外に飛び出して行ってしまうとかが、なんかしらどうしようもないしがらみめいたものを感じさせはしましたけど、どう見てもそういうテーマの回ではなかったっぽいしなぁ。うーん、わからん。


あとまー、追い詰められて首を絞められる長男とか。
(見所言うな)(ひとみさんの人質は一般性があるので可ですか。)
痣が出来てる、と三男が言って「見てくれ」と言ってたところはちょっと面白かったかな、大抵強気なお兄さんなもんで。w
この痣もあとの複線になっていた模様です。




つーかうーん、画面はなんか軍人っぽい服のオレンジ色の彼らで構成されてて、ちょっと面白かったといえばいえるんですけど、話が面白いかというとちょっと疑問?
あと、10話で光子ロケットに関する謎が解かれ。
次の話からかなり劇的に話が変化する、と聞いていたわりに話のかなり後半までなんの変化も起こらず、ありー? と思ってたらそもそも光子ロケット(のエンジン未搭載)が格納されていた倉庫の壁に、なんか「跡があるぞ!」と気付いたのだという。


つーかそこに完成したエンジンがあったんかい、設計図ってのは一体なんだったんスか!! 単に鍵の一部でしかなかったんかいっ。さんざ思わせぶりにしやがってーーっ。


――お父さんが私たちに試練を与えたのよ!(ばい、ひとみお姉さん)


いやちょっと待って、そもそもそれほとんどスタート地点。わざわざ言わなくても通じると思ってたのにわかんなかったということではないですか、というか、一言言っておけば良かったことなのではないですかっつーか。
今まで9話分やってたことが完全に無駄になってるんじゃねぇの?!
というか、いやだってそうですやん。
周囲に様々な人的被害を出しておいて、しかもシルバー仮面のおかげが大きくとも兄弟たち自身はほぼ傷一つなく(で、お兄ちゃんの喉に痣と倉庫の壁の跡が合致するというのは一体なんの意味が!)(お父さん、首を絞めたのですかーーーっ?)。
試練だなんだって言われてもなんかちょっとなぁ。;
まあ、兄弟たちが手を重ねていくシーンは結構良かったです。


見目が(この期に及んでまだ言うか)。
いやでもマジ、感動とかそういうのとはちょっと無縁だったというか、、、宇宙人との対立シーンの人質になったひとみお姉さんが、自分のことはいいから、というように頷いていたのもいつものことっちゃあいつものことだしね。




そして打ち切りのように投げやりに事態が収束して(だよなぁ;)。
来週からは巨大化するっぽいですよ、シルバー仮面、そして見付かった光子ロケットであっちこっちの星を飛び回るっぽいですよ、兄弟たち。


本気でなんなんだよ、その高速でコーナーに突っ込んだみたいな変わりっぷり...orz
まあ、後半も後半で楽しいのかもしんないけど、兄弟はやっぱりわりと好きだしね。そもそも別に前半もドラマとしてろくに評価してないし。


でもやっぱり目は点になりましたとも。