『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』

『ハムナプトラ2 黄金のピラミッド』
監督:スティーブン・ソマーズ
出演:ブレンダン・フレイザーレイチェル・ワイズ
  /ジョン・ハナ/フレディ・ボース


一作目より面白ーい!


てゆかぶっちゃけ、一作目よりも無茶ですがな。
あとなんてゆーかなんというか、前世の因縁ネタを振りたいんだかそうでもないんだかいまいちはっきりしませんでした。必要がどの程度あったんだか謎なんですが、まあレイチェルさんのコスプレと思えば許さざるを得ない(結論)。


今回生き返ったのは、えーと、スコーピオン・キング
トカゲじゃなくて蠍さーん。
前作よりもなんで呪いアイテム(アイテムかよ)(あれはアイテム扱いでいいと思う、前作の彼はもちろんそんなことありません!)となったのかは納得がいきました。戦争に負けて一人きりになって、その復讐のために異形に力を借りて。
復讐を果たしたところで存在ごと飲み込まれました。




今回、主人公たちがなんで巻き込まれたか、は。
えーと、映画続篇という位置関係上、いたしかたないことかと思われますが、族長は無実だと思うが、、、まあ無理もないかなぁっ。
(アンタのせいかーっ! と主人公のにーちゃんに怒られた。)
(いや、無実無実、ていうかむしろ危険を知らせに来ただけじゃーん。)


固有名詞が覚えられません、ごめんなさい。


まあとりあえず、前作で手に入れた鍵っぽいのやらなんやら、そんなものを「敵」が取りに来たわけですよ。いやもしかしたら、別のなんかかもしれない。
忘れた☆ 兄が持ってきた可能性とかもあるね。
まあ都合よーく、そこらにあった腕輪を、レイチェルさんと主人公の息子(それなりの大きさです、なんかどっちにも似てます)が嵌めてしまったら、あーらびっくり、数日で≪黄金のピラミッド≫まで行かないと死ぬよと。




そんなこんなで「敵」に浚われてみました。
けれどまあ、今回のメインは(今回も)、あくまでも蘇った前作の「彼」でございまして、いつ「敵」が全滅したのかが私、判然としてません。ピグミーっぽいのに殺されたんだっけかなぁ。
(あれ本筋に関係ない通りすがりの存在じゃん?!)


まあ、その間にも、二階立てバスの乗っ取りとか逃走とか。
家の中での戦闘とかいろいろあったんですが。
族長ならわかるんですが、主人公&レイチェルさん強すぎ、しかしなんでかそれに納得しないわけでもないんです。普段どんな生活しとんのじゃーっ!


前作の彼は、恋人の生まれ変わりを宛がわれて、愛の世界に生きてました。
いやその、だから、君は単に愛に生きなさいよー。
いつ見ても他になんの望みもなさそうなのが不憫です、存在するためにそもそも人間数体食いますが、別に可哀想な相手でもないしなぁ。




あ、あと、飛行船での追跡劇なんてのも。
浚われた息子の逃走とか、印を残したとか。
水を操る怪人との(誰がやったんだっけー?)攻防とか、ピラミッド付近にいた人間の三分の一ほどのサイズのがりがりに手足の痩せた原住民とか(とにかく殺しに掛かってきます、問答無用)。


深く考えたら多分負けです。
この映画は、そういうもの! として楽しむべきなんです。


まあなんというのか、前作と打って変わって、族長が主人公のにーちゃんのことを「友よ」「友よ」とか呼んでて、裏があるんだろうかと心配してましたらそんなこともありませんでしたが。
主人公自体も裏があるんじゃねーだろうかと疑ってた気もします。
とってつけたっぽく、戦士だったのだとか言ってました。
言ってましたが別にそれ以上の進展はなかったっす。




しかし相変わらず、レイチェルさんも族長も眼福でしたー。
鷹(ワシ?)のホルスくんも可愛かったなー、あと、息子が超生意気で面白楽しかったですよ、ガキに本気で怒るなよ。
あと、今回の「アッシー」くんは、主人公の昔の悪事仲間(軍が敗退してからレイチェルさんに出会うまでか)で飛行機乗りで、途中で置いてけぼりになりました。1話だったら死んでたね! 相変わらずろくでもねーーっ。


そして大迫力の黄金のピラミッド、周囲全吸収。


カニズムはまあいいんだけどね、「なんの目的があってそんなことー?!」みたいな疑問は湧いてきませんか、きませんか。いや私も映画見てる間は忘れてましたが、あと、族長がどうして助かったのかとか。
(顔がいいからっすか→?)
彼の率いる部隊と、陽炎みたいな戦士たちの戦いとか。
なでわざわざレイチェルさん死んでんねん、どーいう振りがあったねんとか(命が軽いとかもはやそんなレベルですらない、その目的は?! レベル)(そんなんばっかかよ、この映画)。


大っ変、面白かったです、続篇出てもこれなら許す。