第十五話「偶像」

モデルの女の子を食い散らかすのはどーかと思います。
なんで題材は美しいのに後処理とかばっちり描くんだよぅ。;


まあ要するに、塑像を作るとその相手の子のことを思い通りに動かすことが出来るよーになる能力を手に入れた造型家? なんていうのかよくわかんないや。
なんで才能のなさに絶望して、モデルの女の子を食うんだよ。
なんか感情のベクトルがよくわかんないや。


せめて悪魔に魂を売るのなら、ちゃんと身になることにすりゃいいのに。
てな感じで感想終了ー、かなぁ。




ちょこっとその画自体は奇麗かなと思ったんですけどね。
女の子が苦しんでいるのをなぶってー、そいでもって、そのあと、髪の毛とかじゅるじゅる啜ってやがんの。バケツで血を集めて。髪の毛が絡まって。
いや芸術家の趣味でなく、むしろこの回の監督さん?
とは趣味が合わなさそうです、女だもん私。指フェチさんの回みたいなほーがいいなぁ、後処理とか全然考えてないっていうか。
死体の片付けまで含めて異能っていうかね。


いや別に、死体趣味はありませんが。


ありませんけど、異形が化け物が人間を喰うってのは別段いいんではないのかと思うんだよね。でも芸術家が絶望して、得た能力でもっと弱い女の子を貪り喰うってのはやっぱりくだらんっていうか別口で悪趣味だと思ってしまうんですよー。
んにゃ、悪趣味やりたいならもっと行けっつーか。
(まともに語ってるアンタもアンタで大概だ。)
後片付けしてるとどーしても、生臭くなりますやん。
あんなに無造作にじゃなかったらね、例えばカオルちゃんが訪ねてきた時に慌てたりしてたら「罪悪感」みたいなものが加味されてまた別の見方も出来たのでしょーが。




てゆか、この回では、零ちゃんがえーと?
なんだったか三神官らに贔屓されててムカついたぞ(をい)。
領域侵犯しまくってたのは前の零ちゃんのほーじゃん、それとも「ほらー」自体じゃないから別にいいのー?


だったら、零ちゃんに戦闘を任せた今回は、カオルちゃんを助けに行ってただけなんだし別にいいじゃーん(なんか設定とか見逃してるのかしら私?)。


えーとまあ、あんまりにも毎度毎度のカオルちゃんとホラーの接触で。
なんかこーが君の突っ込みにもキレがありません最近。
慣れちゃ駄目だよー、でも慣れて当然な気もするけどー。




今回はカオルちゃんが、その造型家? まあ塑像作ってたおいちゃんの。
昔、インタビューを受けた時の記事が出てきまして、尊敬するところの欄になんでか自分のお父さんの名前が出てて、あんまり有名ってなわけでもなかったので、「知り合いかもしれない?」ということで訪ねて行ったのでした。
友人の子も、そーいう意味で記事くれたんだろーね。


しーたーら、その男はずるずる女の子を啜ってた掃除後、と。
間が悪いっていうか、なんつーか。
カオルちゃんのお父さんへの嫉妬があったんだかなかったんだか、よくわかんない展開だったしなぁ、少なくとも作品は見たことあったんだろーから、それについての言及くらいしてくれてもいいのに。
(ストーリーの進展までは望まないけども。お父さんの名前出しておいて、その話に触れることすらないってのはちょっと肩透かしがすぎるよ。;)




どっちかというと、零ちゃんとそいつの戦闘はちと面白かったです。
零ちゃん見てて目覚めたみたいにしか見えないっつの。w
そっちの趣味の悪さは大歓迎ー、イカれた馬鹿男ってのはいいんですよ別に。零ちゃんだろーが羽根がひらひらの少女趣味だろーが、銀色の鎧だろーが、どこに反応しててもさして変わらん馬鹿男だよな。


結局なんていうか、単に捻くれ拗ね男にしか見えなくて。
鬱屈してるならしてる、絶望してるならしてるで、もうちょっとなぁ。なんかその感情の発露ってものがあるべきじゃねぇの。
ぐちぐちぐちぐち、内に篭もりやがって。
逆恨みなら逆恨みで、もっとイカれた言動するくらいの気概見せれよ。


大人しいなら大人しいで、なんかの軋轢で苦しんでたとかなんとかそーいうのもないんですか。ふらふらっと世に参加せずにすごしてて。
モデルの子たちは異能に関らんと気軽にお家に呼べてー?
才能のなさに鬱屈してるというか半端っぽ。


うんまあ、話の展開がどーとかじゃないです別に。
語るつもりもなかったんですが、無理に引き伸ばしたからかな。;