第13話 風のマリナ

思うのですが、普通の回。


あんまり粗がないんですが、ちょっと違和感のある台詞とかはありましたが、特撮ではそんなのはまあ標準的です。説明セリフを廃するのは難しいっす。
30分番組だしね。
基本的に1回見切りが望ましいっす、ストーリー自体は引き摺ってもね。


しかし、なにかが物足りないなにかが物足りない。


今回ヒカリさんはあまりにも強引に取っ付けのように出されたため。
ぶっちゃけストーカーみたいになってましたー。
山野に棲息してるのかなー、というのはさすがに言いすぎです。
(私が言ったんじゃありません。)


わかるんですよ、メビウスくんに頑張らせたいというのは実にわかるんです、でも苛めたいというのもわかるんですよ(それはー、あるような気がしてならない、あああ、やっぱり声むっちゃかわえーよー)。
なので一旦決着がついてから、危なくなったらびかー、と。
ずっと見張ってたんですねー? しかも自分で頑張っていたから手を出さないよーに見守ってたんですね。けっ。




というかマリナちゃんの回だったんですが、いやなんていうのか、彼女の特殊能力である優れた聴覚絡みの回は説明がなんぼなんぼでも多すぎるし、なんかシチュエーションがわかりにくいしで、あんまし、、、おかしくないですね。
(なんか投げた。)
笑えないーんーだーよー。
ジョージ君のは面白いのになぁ。やたらと。
いや運動神経&動体視力が優れてるってのが愉快なんでなく、性格が。


ただ、この回、なんか新規さんを意識してるような気がします。
前回はなんも意識してないような気がしましたッ(言い切る)。


元所属してたレーシングチームのオーナー・カドクラさん(『ティガ』のシンジョウ隊員だっ)と一緒にツーリング、なんていうのか、ええ、ガタイいいなぁ。二人揃うと。マリナちゃん一人だと細い人なんだけどね。
んでそこで、背負い投げの得意なお姉さんに会いました。
GUYSの適正試験で知り合ったそーでーす。
中の人が蹴り技が得意とのことなのですが、炸裂しなかったのが超残念です、せめて人間にー(ねぇ)。




したらなんか、ムカデンダーが出ました。
怪獣です、メビウスくんに頭切られても動きますが、頭を叩いても分離した体が苦しみます。わかんないんだったらカドクラさんは無理に説明しなくてもいいんではないかと思います。
なーんーでーだー?


あと、久々にミライ君がボケ炸裂してました。
「マリナさんがツーリング? 釣りに行ったんですかっ?」
どのような言語感覚なのか、果てしなく謎です、ingで動名詞化することは理解している点といい、釣りを微妙に伸ばしても平気な点といい。
ところでなんでツーリングでバイクなんでしょうか(不思議度でも競っとんのかい)(ミライ君には叶いません、彼は宇宙人ー)。


全員に冷たく突っ込まれてました、コノミちゃんは優しいです。
そういえば、マリナちゃんて「コノミちゃん」呼びなんですねー。


今回彼女、全員のことを些か独創的に表現してましたが。
なんというのか、ミライ君の形容詞がとっっても人間向けに聞こえないんですが、あの、「なんにでも感動して、人類を皆大好きーって感じの不思議ちゃん」なんか一個欠けましたが(リュウちゃんの熱血馬鹿と比べて長ッ)。
バ、バレてませんか、正体。。。
いやマジ、なんで人類、ここで人間って言ったらなんかもう完全にアウト。
いやいやそうじゃなくて不思議ちゃんて(人類のほうが問題じゃねーのか)。
不思議ちゃんてーーーっ!
仕方ないか。




あ、あと、ミクラスが出てました。
今回ちょぴっとマリナちゃんの言うこと聞ーてくれました、ものごっつ露骨にムカデンダーからどたどた逃げ出してました、せめて人間たちとは別方向に。;
不安なのかそーなのか。


あんなのが棲息してたら今までどないやったねんとか。
絶対今までにも同じこと起こったのと違うのかとか、あの質量はただごとではないっていうか人間以外の動物食ってた素振りがなかったよネ、とか。


気にしちゃいけません、特撮です。
しかし笑いは足りてませんでしたッ、大問題ーーっ。