Task.15「水の都」

ら、ラギってば可愛いよな?!


人間形態も出てきてましたけど、着ぐるみ状態のほうが可愛かったんじゃなかろうか。ナーガもセットでなんとなく良かったし(彼はリュウオーン陛下に「斬れ」と言われて不満とか躊躇いとかなかったんですかね、ラギが積極的に裏切ったんならまだしょうがないけどさー)。
というわけで、チーフが暴走して入れ込んでました。


あー、、、確かにあのラインだ、彼の好み。確かに。
最初期の真墨くんはちーと違うものの、あとに出てくるシルバーのえいちゃんはもろにこのタイプだ、そうか、やっぱり本気だったか。なんとなくそうじゃないかと思ってましたが。
これはもう、押し倒すしかないですね、さくらさん(どういう思考のシフトですか)。




このエピソードは年間のベストに押している人もいたくらいで。
(なんとなくデカレンジャーのホージーの親友回を思い出しました。)
その評判の通り、まだ前半しか見てないんだけど、なんかいいなー。どこがどうってのはちょっと言いがたいんですけど、なんていうのかなぁ、とにかくラギが可愛いんですよ。
いや、ふざけてるんでも脱線してるんでもなくて。
「あり?」という感じにチーフが引っ掛かかってたのにすごーく納得が行ったというか、また、小さな石みたいのを必死に拾い集めてるとことかも、わかりやすくて良かった。


ただの戦闘員にはとっても見えないんですよ。
んで、そのことにじーっと注意してみるとなんかあどけない顔してるしさぁ。
着ぐるみ好きとか(男女問わずおるわけですよ)、きゅんきゅんしちゃったんじゃなかろうか、いえ、擬音がいくらなんでもなんだそりゃって感じですが。


見せ方の自然さとか、わかりやすさとか、チーフだけが気付くというところとか。
また、ああいう未熟っぽい相手を構いたがるっつー性癖とか(性癖言うな;)と、全体的に非常に上手く相まっての完成度の高さじゃないかと思うんですよね。


はっきりよくよく思い返してみると、そんな緻密な話でもないじゃないですか。
いや、平均よりも悪いなんてことは全くないけど、この番組はもともと設定廻りの整備はきちんとしているから珍しいというほどでもないし。
けれど、胸に迫るっちゅーかね、素晴らしかったんだよな、なんかが。




今まで発見されたことのない「文字」が発見されました。


ボウケン面子がその回収に向かいますものの、リュウオーンさんが繰り出してきたラギ&ナーガの二人組(竜なんだっけか?)に邪魔されました。多分、ラギさんが荒事に向いてないから戦闘の役割だったんじゃないでしょーかね、ひょっとしたら監視役かもしんないけど、ナーガさん(でもラギさんが「ナーガナーガ」と呼んでたのでつられて憎みにくい...orz)。


一戦交えて、ラギとチーフが乱闘した結果。
その文字の書いてある紙だか布の端っこだけ奪い返せたけれど、本体は取られてしまったという状態になったわけなんですが、なんでかチーフがすっきりしないご様子。




ラギが可愛かったんですよっ(しつこい)。
というのは、まあ置いといて、妙にひたむきなところとか、荒事に慣れてなさそうなところとか、ちょっと物腰が柔らかいとか、そんなのが気になっちゃったんでしょうかね。
あと付けてってたら、ラギの前にご老人が現れ。
なんでも“水の都”というところの民らしく。


自分たちが失ってしまった都を取り戻そうとしているのだと。
それは彼の父親の時代からの悲願、ラギが必死に拾い上げていた石のかけらがその父親の残した形見だと聞くに至ったというわけなんですが。


不思議なほどすんなりとその展開が飲み込めましたね。
んにゃ、他の面子が全然事態が把握できなくて、この回のラストでチーフがラギを引き連れて逃げてるとこでぽかーん、としてたのも納得いったけどね。
この温度差っていうか、認識の落差が上手いよなぁ。
しかも、わかりやすいかわかりにくいかで分類すると結構わかりやすいんですよ、でも自然な展開というかわざとらしさがないというか。優れたエピソードってのはなんというかこう、非常に微妙なところで生まれて来るんだなぁ、としみじみ思います。


それにしてもラギは可愛かった(なあおい)。


でもある意味で、そういうのって大切な要素なんじゃないかなぁ。
あの微妙なラインというか、一見戦闘員、だがしかし! というデザインの成功も大きかったんじゃないかって気もしないでもないです。