#13 恋に落ちて…

早っやいなぁ。;
えーと、偶然に「どっかの捜査の手を逃れようとして話し掛けられて」で数日後に同じ喫茶店で会って、お茶をして。
そいでもって、婿さんに結婚の当日にみわこちゃんと心中されてしまったのだということをなんでか話してしまってー。


という描写までがあって。
あとはデートをどうも順調に重ねている感じです。
まあお似合いだからいいけどっ。
(俳優さん同士の本来の年齢がひょっとして釣り合うのかなぁ? とか考えてみたけど、経歴とか覗くとなんかそんな感じ)(物語りに有効に働く分にはリアル生活がオーバーラップするのはアリでしょう。)


でもって、相変わらずよく時代背景がわかってませーん。
でも、アキヒコ? アキヒコさんが関ってる人たちがしてる「悪事」ってどっからどー見ても思想のみだよねぇ。
新聞書いてー、雑誌書いてー。
あまつさえ戯曲まで行っているという好き放題。


いやいやいやいや、そこから悪事につながらないのですか。
(暴力行為の煽動だというのなら、思想も立派な悪事だと思う。)


言論の自由がない、、、感じ?
だったら戦争直前かなぁ、あんまし自信がないけども(アカって聞くとどーしても戦後を思い浮かべてしまうのがいけないんだと思う;)、そもそも≪特攻警察≫? なんか字が違う気がするなぁ。そもそも通称だっけコレ。
それって確か、時期限られてるよな。
伯爵家、華族のお家のことを治外法権、とか言ってたけど。
や、や、みわこちゃんの義理のお父さん(てゆかみわこちゃんのお母さんの結婚相手)(どーにもみわこちゃんつながりでしか認識してないな)。


ならばそもそもアナタも充分フツーの法律の外。


そもそも貴族って戦後解体されてるかー。
(でも元貴族の肩書きがしぶとく生きてるもので、いまいちそれだけだとわかりにくいんだ。)
共産主義がなんでいけないかというと、権力者の否定、だからかな(むろんそんなことはないんだか)。この場合は天皇さんの否定か。


逆賊逆賊、言われてました。
まあ、華族さんは天皇制がわりと基本なところがあるから、いや、身分保障においての。つーか、それが権力のもとというか。
伯爵家のおぼっちゃんが、共産主義活動をする、というのをその文脈の上に置くと鼻で笑われた(&仲間に入れてもらえない)という意味合いはわかってくるかな。そしてもしかしたら、それは父ちゃんへの反発なのかもしれない。




いや、もう少しだけでも正確に考えるならば。
既存の身分制度は確かに崩れることになるわけだ、戦前の社会において。ならば危険思想と呼ばれるのもまあわかるかもしれない。
(そして伯爵さんの激怒も。)


で、そんな中で、みねちゃんとの恋愛ー。
文脈外ー、思い切りよく全然異世界っすね。
「あたし、そういうの嫌、嫌です、そんなところに行かれては」というのは、文章にするとより柔らかくなっちまいましたが、まあありてーに遊郭まがい(なんで時代をさらに逆行さす)のところに女の人を買いに行くー。
というような話になっていて。
(むしろそちらを賛美している模様。)
(水のように薄い関係? よくわからん。)


それをみねちゃんがすごーく、嫌がったという話なんですが。
彼女なら許す!
いや、なんつーか、こういう言動自体が駄目かっていったらむろんそんなことはないんですが(恋人に言うのは構わんだろ)、そういう言葉自体が美しいか可愛らしい場合って、拗ねてたり甘えてたりする場合じゃないですか。わりと。
でも、かなりキツく言ってるにも関らず、気持ちよかったですね、奇麗だった。そういうふーに訴えてること自体が「快い」というのはちょっと役得。


なんとなく気高くてよかったなぁ。
で、それに押される形で、アキヒコさんが「そんなことはもうしない、君のことは本当に大切にしたいんだ」と言うわけですよ。
唐突な展開なのに、唐突に見えないのがありがたいですよ。


ちょっとこー、浮き世離れした会話じゃないですか。
でも、わりと全体の彼らの設定にもちゃんとつながっていて(納得が行く、というか)、この二人に関してはこのドラマ、わりと普通に好きになれそうだなぁ。