STORY.07

戸田恵子さんは女性人気がなんか高いんですが気持ちはわかる。w
(つーか、『相棒』の亀山くんのお姉さーん♥)


彼女が、≪ドールハウス≫に乗り込んできて引っ掻き回す話です。
あとついでに、オーナーが撃たれました。


いや、心配するところなのかもしれませんが、そういう描かれ方してなかったしなぁ。ドールたちならともかくね(ぶっちゃけ実際に死ぬこともありえないでもないからなぁ、設定そのものがわりとシビアなとこあるよね)。
触れたことがなかったような気もしますが、オーナーってのは「女は恋よっ」とか言い放つ、ほんぽー系おばあちゃんです。
ちなみに最寄り警察署の新しい署長が彼女の昔の恋人らしく、おまけに今でも未練たらたらで彼女が撃たれたことで一念発起してたのがちょこっと印象的でした。


別に年配の恋路が苦手とかでなくてなー。
もうちょっとこの年齢的に美味しい描写があったような気がするなー、という趣味の問題です。私、じじこん趣味なので逆に煩いだけで。
オーナーもうちょっと女の子たちと絡まないかな。




いやいや、戸田恵子さん回なんですよ、名実ともに。


オーナーが撃たれたことと相前後して、彼女がドールハウスに乗り込んできます、なんでもオーナーに許可を貰っていたとのことで(確認が取れないわけですね、意識不明だったもので)、レイコさんは文句も言えない。
女の子たちは彼女に次々と篭絡されてしまうという。w


だって格好いいじゃんなー。
顔立ちがどうとかじゃなくて、立ち振る舞いがすごく素敵ですよこの人。
伸びた背筋に燐とした表情がすごく似合ってて、ダンスのシーンなんか見惚れちゃったなぁ、、、ドールたちのダンスもいいけど、格が違うよね。
(作中でも女の子たちが騒いでます。w)




んで、この話では最初からバラされてますが。
ドールハウスのオーナーは、要は超法規な女性捜査機関の実質的な設立者なんですが。
彼女を狙撃したのは戸田恵子さんなわけですよ。


それでもって、その後しれっとした顔でドールハウスに乗り込んでくるわけです、ここの意図は不明ですが、だったら内部に混乱を巻き起こすかっつーと。
わりと根気よく全員の面倒見てるだけっつー。w
レイコさんに対してだけはちょぴっと対抗意識持ってるっぽいけど、まあ女同士の張り合いと思えば(むしろレイコさん→、だしね)。
この辺はラストのラストになるまでわかんないんですが。


面白くはあったんですが戸田恵子さん回っつーか。
彼女の魅力炸裂というか、レイコさん負けてるw、っていうかー。
ゲストキャラクタの扱いはもともといい話なんですが(大抵一人だしね)(あとなんでか刑事たちが何話か話の中心になってたり;)、ここまで食われたのは始めてかなぁ。


わりと突っ張ってたナツキちゃんもダンスを習って。
あとの子たちは料理なんか習っちゃってねー。篭絡。
わりと家庭に恵まれない子が多いってことだから、ああいう包容力がありそうな人って溜まんないだろうなぁ。しかも話の作り自体が優遇してるし。
ぶっちゃけ、私が見ても素敵ですもん。




そいでも、どっちかというとレイコさん本人に懐いてるミカちゃんなんかはちょっと醒めて距離を置いている感じですね。結局彼女だけかな、最後まで絡まなかったのって。
彼女はオーナーを撃った相手に拘ってました。
まあ、この子のスタンドプレーはいつものことっちゃあいつものことかなぁ。


こんな中で、オーナーが目を覚ます。
オーナーはそんなことは聞いてないという。
そもそも、戸田恵子さん(役名覚えてないとクドいね;)が名乗っていた名前の相手は死んでいるということを告げます。


そーして、戸田恵子さんの側にも、ちょっと怪しい言動が出てきたりもするわけです。女の子たちには掛け値なしに優しいけどねー。


平行して起こっていた、拳銃密輸事件ってのもあったんですが。
それに関っていないでもなかったんですが、でもやっぱりなんていうのかこう、戸田恵子さん回だったんだと思うんだよなぁ。つくづくと。
もう一度オーナーを狙う行為とか。


なんでドールハウスに乗り込んで来たのか、とか。


話が完全に見通せるようでいて、彼女の心だけは案外と最後の最後までわからなかったし、多分それが故に、なんとなく切ない話だったな。