Task.5「帝国の真珠」
そうか、これも子ども回だったか、と見直して思い出したんですが、正直わりと純粋なさくらさん回に近いかなー、という気がします。
相手が子どもでなければまあ同じようなことにはなんなかったのかもしんないけどね。
中になんかすげー武器、、、じゃなくてえーと、戦車か、今ボウケン面子が持ってるショベルカーだかなんだかと同等の力を持ったという設計図を隠してる真珠がありまして。
それがなんかどっかから怪しい外国人に持ち出され（グラサン）。
深刻な取り引きにはグラサン欧米人もしくはスーツ姿、というのはとてもわかりやすくてよろしい記号だとは思います。突っ込みたくなるだけで。でももしかしたら突っ込み待ちなのかと思ってしまうと悔しくないでもないですが。
ちなみにアラブ風お金持ちは、実写か小説でやると洒落にならないかもしれませぬ。
じゃなくて、その真珠が敵に奪われた！
と思ったら小学生の男の子が拾ってくれましたと、なんというか、万年予算かつかつで人手不足気味（そーそー、ガジャ様があとで助けてくれました）の青の忍者軍団さんならなのではないのかと思ってほのぼのします。
雑魚敵がいりゃここまでのことはないよな、うんうん。
てか、こういう回りくどいもの欲しがるのもよく考えたらここだけかな？
あ、いや、≪サージェス≫が使ってるパラレルエンジン系の設計図は別の人らも取りに来ていたよーな思い出があります（調べりゃ済むのにな）。
でもって、さくらさんが変身してる時に拾ってくれるやり取りがありましたもので、変身を解いてから返してもらおうとしても信用してもらえませんでした、と。
まあ全体的にそんな話なんですが。
なつきちゃんは迷子の子どもに話しかける時に（普段美術館の管理手伝ってるっていう設定を正直本気で忘れてたんですが、ありー？）、膝を折って目の高さをまず合わせてから話しを始めるのに、さくらさんは腰からかくっと曲げてしまうという。
初心者にありがちな失点です。
なんか圧迫感があるとか聞くんですけどね、あれ、やってる人ってだいたい無意識でやるからよくわかんないんだよねー。あ、目線合わね、話しづら、みたいな感じだよね。大人は会話内容で失地回復出来っけど、お子さんは概ね一発勝負だし。
ということを考えなくなった時が本物です。
いちいち考えてやってると不自然になるので出遅れます、気合い一閃。
ことほど左様に子ども相手では、少しばかり年配の相手とは違う能力対応を求められますのでさくらさんがちょっと駄目だったからってそう落ち込むことも無いと思うんですが。
相性みたいなもんも結構あるしね。
ただ、なつきちゃんなり蒼太さんなり、、、真墨くんもチーフもそれぞれの持ち芸で意外となんとかしそうな気もしてきたんですが。それでも一人で失態を回復しよーして、今回はチーフが準備万端整えててくれたから良かったものの（別の助け方はなかったんかい）、とんでもない方向に行ってしまうのはよくないと思いますが。
なんかそれ、面白いって褒めちゃうんだよね。
まあいつものことですけどチーフ、初期てこずった真墨ちゃんのことを気に掛けていたかと思ったら手間が掛からなくなったらさっぱり忘れ、最後まで終始一貫「俺様」（でもいい人、つーかいい人だから周囲が俺様でも許すんだねきっと）な銀色のえーちゃんが出てきたらあっさりとそっちに構いつけてましたが。
というのもこの回関係ねぇし。
でも、最終的にでも、敵さんが出没してからでも信用はしてもらったんだからさくらさんにとって良かったんじゃん、と言ってもいいのかなぁ。
可愛い顔して「これじゃボウケンピンクじゃなくてボケピンクです！」というのはさすがにどうかと思いました、明らかにオヤジギャグと言われる類にしか見えないんですが、ご当人が真面目すぎて若干突っ込みが躊躇われます。
しかし触れ忘れていましたが笑顔の回でした。
子どもに「作り笑顔なんて信用出来ないよ」と言われてしまうのですが、それでも生真面目に自分の責任を押し果たそうとし、なんとか仲間の助けもあってやりとげた、といえる瞬間にふっと気が緩んで笑顔になった、というのはすごくいい話だと今気付きました。
あ、いえいえいえいえ、ちゃんといいエピソードだなと思ってましたよ；
た、ただ、なんかこう、感銘が足りないというか物足りないというか。
自分でもよくわからないっていうか、ずっとわからないまんまなんですが一体なんだろう。。。もしかしたら、自分で全部、言葉で説明しちゃってるから、なのかも。
でもそれはメインターゲットであるところの層には有効であると思うので。
うんまあ、不満ということはないんですが、もともとね。
これはかなり、人によって感じ方違うというか、実際かなり差異があったのを自分の目で確認してますので本当に個人的なことなんですけどね。いや、私自身むしろ惜しいって思っているくらいなんですが。うーん。
