DVDれんたるさいと利用計画。その24

この世の外へ クラブ進駐軍』届きました。
坂本組制作、ヒット系ではありませんが、いくつか名前を知ってるよーな映画も撮ってられますな。
結構なんていうか、緻密っつーか精密なんですが(好みではあります)、でも他の映画の題材が結構狭いので今後見ることはないかなぁ、と思います、惜しいな。


今後、ちょいなんつーかな、「広い」題材を扱ってたらまた是非見たいです。
狭いとか広いってなんのこっちゃいなという感じですが。
一般性? でも意味が通じないな。
そもそもこの映画は、戦後のとあるジャズバンドの話なんですが。
サクセス・ストーリーならば特に見たいわけではないんですよ。そーでなく、生活を描いた作品だと知っていたから見たかったわけです。




つーか、特別な人間ってあんまり好きじゃないんですよ。
特別な悲劇というか、いや別に、当人が嫌いとかじゃなくてそれを映画というの形で見ることが、本なんかはむしろ好みますしね。
テレビでも付き合って一時間という気もします。
いやまあ、多少時代劇などは見るんですが。
なんていうのかなぁ、本当に、なんていうのか「ごちゃごちゃ」した時代劇でない限り見たいよーな気がしません。あとそれが人間の愛憎劇であるのはちょっとごめんしたいです。や、そこは絶対じゃなくて評価がよほど高ければ考えますが。
高い評価ってのは玄人筋ではなくて、数です、絶対数。


でも、日常を群像としての大雑把な人間、どこにでもいそーな立場の人らを善意で描いているのならばむしろ、絶対数が多いよりも少しマニアな人が見たがるようなもののほうがいいかもしれません。
よくわかりませんが、そーいう兼ね合いです。
普段からこんな細かく考え合わせてるわけではありませんが、私はそういうふうに物事を判断しているということです。


よく考えてみると、「くーだらねぇ」ことを見たいと主張してる気がします。
くだらねぇ映画は、まあ物によっちゃあ見ますが。




俳優がどーのというのは皆無じゃありませんが、よほど波長が合わない限り全然嬉しいとは感じませんし私(判断が付くのと感情の隆起があるのは別物)、つーかはっきり言って、本気で単独で顔だけで嬉しいって葛山信吾サン以外におりませんし。
彼も役によっちゃあ嬉しくないでしょう。
まあ、うるせーことうるせーこと。


見てて嬉しい人や贔屓のにーちゃんは少し増えますが、こっちは役に関してがもっともっとキツいです。ぶっちゃけ、なんも考えてない覚えてない人間のほーが緩いです基準、私の好意ってのはどーもそういうふうに動くみたいです。
トークだろうがバラエティだろうが、結構ぶった切りますしねぇ。
まあそこは、覚えてようが覚えてなかろうがいつものことですが。
そのことをもちろん、喧伝したりは致しませんがね。煩いし。


てゆか、なんだかんだと男優中心ですね。
うーむ? 仲間さんは結構好きですが、女優、、、俳優、木の実ナナさん? でも見るのは2時間サスペンスだしな。海外女優、はキーラ・ナイトレイくらいか。
どうもちゃんとした女優さんの映画を見てないっぽいですね。
恋愛物を避けてるからかしら。




だばだば喋ってますが、オダギリジョー
嫌ですねこの人。
こりゃ使いたいだろうなって、私みてーな人間が思っちゃうのってすごいじゃないんですか、華があるというふうに表現するもんだかどーだかもわかりませんが。


はっきし言って、思いっきりドラマを背負っていたラッセルさん。
歳の甲で切り抜けたジムさんくらいしか勝ててませんよ、客観的に。


ストーリー的にはラッセルさんが一番好き、、、というか素敵でした、いやこれはレビューで語りましょうレビューで。
うんまあ、なんつーか、古い作品、役者で売ってる作品、カルト系というのはなんだかんだと言って面白くてもちょっとばかり「ずるい」のではないかと思えてしまう。
そーいうのを差っ引いて、今まで見た中で一番、えーと、良かったです。


好きというのは少し違うんですが。
なんていうんだろうなぁ。
素晴らしい、というのも少し違って、でも完全に個人の価値観のみでなくて。
少し遠い、過去の時代なんですが、「今らしい」気がなんだかしました、この時代だからこそ生まれたというか、根がついたというか。
少し遠い過去の時代が舞台だからなのかもしれません。




第24回レンタル記録:
 『この世の外へ クラブ進駐軍
 『爆竜戦隊アバレンジャー』Vol.9