第12話 「緑の殺意」



あ、主役は野菜ということで。


農園主である女性やら、有機野菜のレストランやら、半端に使うのかと思ったら事件の細部にまできっちり絡んでいて、かなり面白く見ることが出来ました。
いやー、「チャイブ」(ネギ系ハーブ)のことは、多分忘れないでしょうなぁ。
ばっちりしっかり、ネギ系だとインプットされました。
なんかニラっぽかったけど。


ただまあ、最初に「チャイブ」が渡された時すでに。
なぁんか嫌ぁな雰囲気が漂っていたのは、ちょっといまいちだったかなぁ、という気がしないでもないです。いやでも、そーしないとわかんないわけですか。
それを言うのなら、最初のシーンで喧嘩を眺めているところから「ああ、この人か」という気がしてならなかったのですがネ。
ちょい、露骨っちゃ露骨かなと。


犯人が判明してる形式に近かったとも言えるのかな。
つーか、ミスリード人材は皆無だったしなぁ。
結構恨まれてる役なんだから(あれだけのことをしてりゃあ;)、いくらでもそーいうのは、、、不可能だったか。犯行スタイルが狭すぎるか。




事件そのもの、判明の過程は私的に文句なし。ww


未必の故意、というか(言葉は知ってるがあんまり使い処がない)(それでフツーか)、「運が良かったら死んだらいいな♪」というよーな、行き当たりばったりの犯罪かしらー、と途中まで思ってましたが。
そんなことを右京さんも言ってましたねー。
でも、被害者の事情からすると、案外確率が高いような気もします。


まあ要するに、アレルギー体質を利用した「追い詰め」なわけですが。


見てる限り、生きるか死ぬかというほどのレベルではなかったよーですが、それでも被害者の焦りってのは相当だったはずで。
ソレを利用した“殺人”てところまではいいとして。
それで「死ぬとまでは思ってなかったでしょうね」という言い草は少し冷たいかな。
いや、作り物であるからなのですが。
私はアレルギー関係者の人らのことは知りませんが。
己の体に異変が起こるかもしれない、という恐怖は、これでも少しはわからないでもないですものでねー。




うんまあ、面白い回だと書くことないですね(これでか)。


キャラクタ的にー、というと。
ぶつぶつぶーたれてた癖に、一口食べた途端に「美味い!」と言っちゃう亀ちゃんとか面白かったでしょうかねぇ。
毎度毎度、君は一体、なにで右京さんに懐柔されているのというよーなミスター・鑑識氏とかな。男三人揃って、そのうち二人までがハーブの名をすらっと口にするのはいかがなものかと思います違和感ないけど(特に右京さん)。
鑑識タンが一体なんでハーブに詳しいかは気になります。
いくらなんでも鑑識の仕事に関係ないよなぁ?


そして、私と同じよーに、亀ちゃんもチャイブのことを覚えたことでしょう。
ひょっとして、私が男並みなのかそーなのか。
確かに、ハーブと言われると(定義はばっちりだっ)(ヲタだから)、、、カレーのスパイスとかそれに入るのかどうなのか、薬草は案外数知ってるんですけどもとか。
定義は知ってるのに...lllorz




前回に引き続き、暗示による殺人とも言えるのかな。
そもそもこれ、自首したところでどんな罪になるのかわかりません、てか最初から最後まで犯行の事情(推測)を聞かされたところで、まあまず特命係以外は動かなかったことでしょうねぇ。


特に頑強でアレルギー体質自体に知識が皆無だったりすると尚更。
いや、警官さんて丈夫そうじゃないですか、基本的に。
私は生身とか、ネット越しでたまにそーいう方たちに会ったり話を聞いたりしているので、ありがたいことに薄っすらとですが知っていることが出来るのですが、そーならなくても仕方がないかなと。
例えば「好き嫌い」との違いってのを、世にちょっとずつですが知らしめていったのって、私はなんだかんだとフィクションの類なんじゃないかと思いますよー。




ああそっか、己がかつて愛した男が、か。。。
「好き嫌い」程度だと思っていたんでしょうか、アレルギーってことは隠していたのかもしれませんね彼、あんな性格だったし。
そーか、私、アレルギーということに頭を占領されてしまいましたけど。
彼女が知らなかったのだとしたら、それは「死ぬとまでは思わなくても」ホント無理はないのかもしれませんね。


右京さんの言葉はそーいう意味だったんでしょうか。
今回はちゃんと見ていたつもりだったんですが、駄目だなぁ。;