第11話 「汚れある悪戯」

あははははは。w
eau_de_pluieさん(あけましておめでとうございます...orzぺこり)とは毎回ほぼ認識は合うんですけれど、半分くらいの確率でその後の評価が違うのが面白いです。


一見派手であるかのよーに見せかけて実に地味でしたよッ!


信じていましたよ、派手に終わらないって。
ていうか、前半の異様に金が掛かってそうな仕掛けとかが、奇麗さっぱり忘れ去られて詰め将棋みたいな細々ちまちました展開に縮まっていくところなんて実に好みでした。
あれじゃあお客が呼べるかどうかは半々だねッ。
よくぞやってくれました、舐めとんのか貴様、という展開です。


『相棒』が地味だから偏愛しているという人間なので、別に一般性なんて最初から求めてません、評価が低いのももっともです!
(本当は、求めないと駄目なんですがー。)




基本的に全体的に。
「だーからどうしたのー?」という雰囲気が漂っていたのではないかと思いますが、それもまた見る人次第かもしれませんね。
警察を引きずり回すのが、単なる悪戯ってことを面白がる人もいるかもしれない。
ちなみに私も結構、いい気味って思いましたとも。w
ていうか、あのやたらと人だけ詰め込んで、身動きするのも難しいという状況は、「物語りに有効に働く」という機能としては全ッく!
なってませんが、あれが清々しく切り捨てられるというところ自体が皮肉が利いていてよろしかったんではないかと思います。
おかしーわ、アレ。ひゃははは。ww
後半の、豪邸の窓に警官鈴生りも可笑しかった、あはははは。


ミステリとしてちっっとも素晴らしくはねぇなと。
そしてサスペンス、とか言われると違うだろ、と言いたいですな。


そもそも亀ちゃんよぉ、インターネット始めたばっかりで≪2ちゃんねる≫てぇのはないんじゃないか? しかもわざわざ固有名詞出さなくてもいいシーンなのにっ。
あー、結構祭りやってたのかなぁ。
(今いってまセン。)




そして見つけるのが偶然。
しかも、「犯人しか知らない情報」という見極めのために使われるキーポイントが、自分もマスコミの美和子ちゃんから聞いたという体たらく〜。
迫力ねぇよ。
だいたいさー、わざわざ偶然なんかに頼らんでも、マスコミ公開、、、されたタイミングが遅かったのかな。
うーん、タレコミ電話とかであれ伝わりそうなものなんですけどもね。
(その辺の構成はしてるわけかな。)




まあ、これを外すと後半が語れないのですが。
要するに前半の「誘拐」は狂言
さて、被害者の女の子は、どのてーどまで事件に関っていたんでしょーかと。


ちなみに後半、第二の事件が引き起こされる、という前振りがあった時に、もともとインターネットを利用して宣伝を行っていたりしたので。
もう少し、犯人らの関係もネットなんかの大規模なものかとも思ったんですよね。
いや、そー勘違いさせる要素はあったんじゃないかな?


ぶっちゃけ、女の子と犯人が実際に面識がないなんてことも考えてました。
そーしたら実に展開は現代的。
(そーして、どっかで見たことのある。w)




しかし、そのあとで急転直下。
ネットで宣伝された、というような狂言誘拐を背景にしているのにも関らず、それでもって構成される図は非常に古典的。
どら息子ー、に立派な父親。
地味と言われるのがコンプレックスの銀行行員の女の子(メガネー)。


二件目の事件の現場で見付かる「死体」。
死んだ後に締められた首。
自然死なのだという検死結果。


どうして女の子が容疑圏内から一旦外れたのかわからないし、その後どうして戻ってきてまた疑いを向けたのかの論理的な説明もない(これは構成不備かな?)。
事件自体は納得が行きましたものの、それも踏みにじられる。w
(ぎにゃーーーっ、『クウガ』の杉田刑事ーーー?!)
(やっぱり年寄りは簡単に見分けられるのね)(いや特に他意は。;)


全体的に皮肉で、まあ良かったんじゃないですか→?
ちなみに私、あのエピソード知ってました。てへ。;
あ、あと、あの「殺し」がねぇ、ちょっと愛おしそうで嫌いではないです。




美和子さんと亀の結婚式の仲人は、右京さんとたまきさんでお願いします。
てか、結婚してからにしましょうよー!!