ドラマ名探偵赤富士鷹(たかし)「愛しのサンドリヨン〜大富豪の謎の死に絡む複雑な恋愛模様…」

サブタイ長ぇよ。
(今頑張って調べてみた。)


スロースターターだった(別に苦痛とかではないがいまいち頭をすり抜けた)前回と比べて、今回はいきなりあれですね、如月息子が暴走しやがりました。
確かに顔はいいんだから、多分普通に喋ったほうがいいんでないかしら。
純情なはずなのに、手馴れてるよーにしか見えない?
(手馴れてるよーにも見えないが、押しすぎ。)




しかもあれですよー、女の子二人を同一人物だと勘違いしたまんま(髪型は違ったね)話が進んでいったので、時々くるくる目を廻す始末で。
しかも本当は二人じゃなかったって言うんだからややこしい!


や、同一人物設定とかじゃないですよ、むしろぎゃ(ry


最初の富豪だったかが殺された事件のカラクリに関しては、わりととっとと読めたんですが、そこから先が進まない。ていうか、そこは読ませるのが基本かもしれん。
ポアロ、、、じゃなくて赤富士さんがなんかちょろちょろ出てこなくなるので、如月青年が女の子に引き摺り回されていたりしてますますわけがわからない。


挙げ句の果てに、その如月青年を連れまわした女の子のことを事件関係者と同一人物と思っていたりするので(ry
いや、最後のは自業自得にすぎないんですけれどねー。
台詞とか聞き流すくせがあるので、なるべく赤富士さんに喋って欲しいんですけどー、だって如月青年、いらねぇこと喋る割合が大きいじゃん!(逆ギレ)




まあつまり、如月息子が本屋に来た若い女の子に一目惚れ。


そのあとで富豪だったかが訪ねて来て、赤富士さんに「明日、屋敷に来て下さい」とか言っていたらば、翌日訪ねた時点でもう死体状態。
事件現場には、若い洗濯屋のおねーちゃん(その2、いや事件のあとからたまたま現場の家に御用聞きにきただけだけど)。


縛られて猿轡だかを嵌められた富豪だったかの奥さん。
あと証拠品として、ちーさいガラス瓶。ガラス面が割れていて、時間が2時間進んでしまった時計(叩きつけられても止まらなかったとのこと)。
上着のポケットからは、振られた女の恨み言の手紙。


奥さんは気丈に振舞っていましたがー、旦那の死体と対面した途端に「信じられない」と言ってぱたんと気絶してしまいましたとさ。




これだけの情報で、解ける人なら解けるでしょう。ここまでは。
しかし、なんで富豪だったか(固有名詞かよ)が殺されたのかがわからない。


という中で、若い女の子その1の口車に乗せられ。
如月青年が証拠品のガラス瓶を盗むために利用されてしまったりなんてぇことがありましたり。これを事件関係者のおねーちゃんその2と勘違いしたのは、多分、全くの偶然として冒頭で表われたということと結びつかなかったからかと思われます。
あの展開はちょっと拙かったような。。。
(もしくは、私が人を見分ける訓練をするべきなのか。)




そして頑張った赤富士さんの記憶力の中から。
浮上してきました少し古いパリの事件。


ディティール細かっ。ww


この辺から面白くなってきましたね、若者の青春ドラマとか別に好きとか嫌いとかないんだもん。せめてもうちっとテンション落としてくれればまだしもですが。




同じように婦人が縛られ、旦那が殺されるという事件。
その婦人と共謀して事件を起こしたのだと告白した若い男に(捨てられてしまったんですわ、事件の後)。
不義はあったけれど事件とは無関係としゃーしゃーと言いぬける女。


さて、今度の事件のどこにどうピースが当て嵌まるんでしょうか。と。
まあ、特に頭とか働かせなかったんですけれどねー、だって過去の事件とかってどこまで情報に含めていいんだかわかんないんだもん。




んでもって、血のつながらない息子なんぞも。
洗濯屋のおねーちゃん(その2)と結婚しようとして、父親と大喧嘩をした直後だったりで話は大混乱? いや、そんなこともないんですが、とにかく事態が裏で動いている感じでそれぞれの思惑がわからない。


「皆の動機をね、考えているんですよ」


だったかな? まあそういう趣旨の赤富士さんの言葉は、なにも殺人にも限らない。
ピース一個ずつではなくて、それぞれの登場人物たちが、どういう思惑で動き、どの時間に擦れ違ったのかを考えなくてはならない。
誰かの意思だけではなくて、複合の状況なのですよね。
(だって犯人は一人のはずなのに、嘘は一人二人の量じゃない。)
そこまではわかるけれど、奇麗に解くのはまた別の話。順序立てて。


ラストの大団円はさすがにお見事。ww
そして如月青年もおめでとう、かな?