『ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃』
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2002/08/21
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なんか違和感があると思ったら、たまに縮んでるんですよ。
いや、自分の中の認識が。
例えばバラゴンちゃんがトップバッターで出てくるんですけれども、その辺は少なくとも「巨大生物」だったりするんですけれども。
(全国行脚するゴジラさんも同じく。)
モスラさん&ギドラさん連合が、ゴジラさんと戦う辺りになるともう人間大なよーな気がしてならず、いや、巨大だっていうシーンは出てきますよ?
そうなるとどちらかというと、印象が引き裂かれてしまうという。
むしろ、サイズとか一切合切気にするつもりがないという、『ゴジラ FINAL WARS』のほうが正しい怪獣映画だったよーな気もしないでもないです。
あっちのほうを後に見たんですけどもね。
初作の『ゴジラ』って怖いんですよ。
アレは本当に掛け値なしにでっかい生物なんですよ、画面の向こう側で、「怖い怖い」と怯えているだけじゃなくて、私が「怖い怖い」と怯えるんです。
街の壊れるシーンなんてのは、さすがに同調できませんものの。
ゴジラさんと相対しろって言われたら、ぎゃー、と叫びますよ。
あのヒト、顔がぼこぼこで怖いじゃないですか!(そこじゃねぇ)
んでもって。
『ゴジラ FINAL WARS』で怯えろとか言われたら途方に暮れちゃいます。
ミニラは可愛いとは思いますけども、あーいう露骨な可愛い系ってのはちょっと触手が伸びにくいのでー、ここはやっぱりモスラちゃんで!
モスラーやーモスラーやー(ちょっと待て音程外れてる)。
なんでこの映画で、だらだら他の映画を語るのかと言いますと。
なんだかんだと、正統な後継者はこっちなよーな気がするからですよ。
スタイリッシュな超越馬鹿じゃないんですよ、ゴジラの本質て多分。
金子監督サンに「正しい馬鹿の在り方」を学んで欲しいんですよ。
「けッ」とか笑いながら見始めて、馬鹿だーありえねー、と喚きながら見終わった後にだけ一抹のなんかしらが残る、けども説明できないのが正しい姿と思うんですよ。
初作とはまた違う形ですけれども。
後継者ってそういうものでしょう?
スケールダウンして、頭が少し良くなって。
それで一番大事なものを残していこうとするというか。
でも別の作り手さんのを見てないので(そして北村監督は完全に外様のヒトで)、それ以外のところはわかりませんが。でも多分、あんまり見ないかなぁ、むー。
あ、バラゴンちゃんは見たいです、バラゴンちゃん。
なんで書きなおしているのかというと、俳優ミーハーと怪獣ミーハーと、人間ドラマとかを全部詰め込むにはさすがに短かったなと思ったので。
『VERSUS ヴァーサス』以来の前後構成にしよーかなと。
(私は潜在的にB級好きなのかしら...orz)(自覚してぇぇぇ!)
(いやこれ、潜在的じゃ楽しくもなんともないじゃないですか。)
というわけで、俳優目当てでしたッ!
そいでもって、そーいう経験が極めて少ない、つーかなにを今更という感じに途惑っていましたところ、ASAさんに背中を押されました。
ついでに『ゴジラ』を見ましたとも。
目当てってのは、葛山信吾サンなんですが、よく考えたら最初に見たのがNHKのトーク番組で、ルックスを評価する基準が備わってないんじゃねぇかっつー私が、思わずびっくりして手を止めてたんですから、、、(しかも話してた内容が特撮だよー!)(『響鬼』以前は特撮=キモチワルーイ)(だったのにー?!)(ごめんなさい...orz)まあ、かなり好みなんでしょうね、いまだにどーしてか認めらんないけどッ。
こんなにぐずぐず引き摺るってのは未経験なので。
今後も大事に引き摺りたいと思います(超自分本位)。
引き伸ばしたのに、前半を余所話で埋める辺り、手に追えません。
いざとなったら三部編成にしよーっと。
とにかく、なにがこの映画でよかったって。
バラゴンちゃんの口が、ゴジラさんのこと、「がじーっ」と齧ってるところなんじゃないかと思います、細かいよ私! でも口がすごく可愛いんですよねっ。
てゆか、バラゴンちゃんて、全身は微妙に不細工なんですよ!!
そこが可愛いんですよ。
私の目は常に狂ってるので当てにしちゃあいけません!!!(自己申告)
以下に続く♥