DVDれんたるさいと利用計画。その17

実は少し前から『龍騎』を見たいんですが。。。
そろそろ、平成ライダーのことを「正座して観るべし!」というファンの人って引いたかなぁ、とかいうかなりいらねぇ心配が心に過ぎりますもので、なかなか近寄れません。
いやまあ、見るだけならいいんですが。
私、映像関係はレビュー前提ですしねぇ。


そもそも『仮面ライダー』(初代)とか古いのも、そーいうことを言われそうでなんか不安でしばらく近づかなかったんですが。
――嘘臭くて頭が悪くて(主にショッカー)、それでもオレぁ愛してるんだよ!


という、素晴らしいファンが沢山いることがだんだんわかるよーになりましてから、少なくともそーいう不安はなくなったんですよねぇ。
あとはまあ趣味の問題ですが、あはは。




特撮を、説教されながら見ることの苦痛は、もう語り尽くせんものがあります。
なんといってもほら、下から数えたほうが断然早いジャンルじゃないですか。
しかも一番底辺のエロ系グロ系は、好き好んでその位置だしな。;


関っているだけで、かなり頑張らないと異常者扱い(かなり頑張りましたとも;)(最初の頃の視線は本気で痛かったですのヨ)(初期は本気で興味が薄いという事態がなんとか救いになってましたが、正直辛かったーー)というジャンルを見ながら、その「異常な」ファン(私も同類だとまでは認めますが)から出てくる言葉がお説教。


説教というのは、己の立場が上だという場合に出てくるものですネ。
勘弁してくんないかなぁ...lllorz




とはいえ、私「が」説教するのも間違いですけどね。
少なくとも、特定の特撮の番組の作り手の意図をきちんと見ることが出来ないからって、反省なんかするつもりは毛頭ないんですよ。かけらほども。
阿呆らしい。
なんで純文学も学術権威も、実際の権力にも数の暴力にも万遍なく逆らってきて(だからどんな生き方;)、今更こんなところで遠慮しなくてはならんのですか、底辺であることを恥じろとは言いませんが、てか恥じませんが。
誇れる立場じゃねーのは事実でしょうが、馬鹿じゃねぇの。


無理に許容しろって言われたら殴っていいと思います。
そしてそれを口にすることも遠慮しなくていいと思います。


でもそれを、なにか別の物を引き合いにして言ってはならんとは思いますよ。
(あ、でも両者に好意があればいいんじゃねえかと思うんですがねぇ。)
もしくは、「己の好み」ではなくて、他者に通用する価値観であるのだと勘違いしてるよーな言動はすべきではないと思います。




だから今、『響鬼』前半も、平成ライダー(『クウガ』除く)もなかなか近づけないんですよね、なに言われるかわかったもんじゃないってのがすでに気色悪い。
あ、後半は兼ね合わせが半端に狂ってたんで、個人的に駄目だっただけですが。
朱鬼の回は好きなんだけどなー、イカれてて。残念。


劣ってる、優れてる、つー話ではなく。
罵倒される覚悟が足りてねぇ気がするんですよね。
つーか私、『クウガ』が罵倒されてても多分平静ですよ、同じようにまるで利用されるみたいな形で歪んだ絶賛を受けてても。




好きとか嫌いとかということですらない。
人の影響を受けることを、受けないことよりも上位に持ってくるつもりもありませんしね、単に好き好んで嫌な思いをする趣味はねぇなぁというだけでー。
早く説教部隊との縁が切れると良いなと。


とはいえ、関ってたこと自体はある意味で私が好き好んでなので、それ自体は別に誰のせーでもないんですがねぇ。うーん。


好きな人の好きな物は、完全肯定はしないけど1ポイント追加。
苦手な人の好きな物は、、、そうでないのが理想なんでしょうが、どうしても1ポイント減算、ということになるんだなぁと。




いや、苦手な人の嫌いな物であっても歯牙に掛けない、てのは正しい配分だと思うんですが、好きな物だから敬遠するってのはあんまりよくないよなぁ。
あ、好きな人の苦手な物は実際気にしてません。


でもまあ、どんなに好きな番組でも、特撮じゃなくても。
いや歴史本でもノンフィクション映画を前にしても、誰かに強制されて正座をするなんてぇことは多分私、一生やりません。
でも、「やりません」とお断りするのまでは正しくても(正しいと思ってますヨ)。
正座しろって言われた物を嫌いになるのはやっぱりガキですよね。反省。




第17回レンタル記録:
 『あずみ』
 『ウルトラマンティガ』Vol.1


(どっちゃかというと、『響鬼』近辺事情を一回ちゃんと残る形で吐き出したかったというだけのことなのかもしれません。)