『ゴジラ FINAL WARS』

漫画的、と言っても多分褒め言葉。

『ゴジラ FINAL WARS』
監督:北村龍平
出演:松岡昌宏菊川怜
  /北村一輝


要するに馬鹿映画ですネ☆


まあもちろん、超褒め言葉なんですが、デザインとかが格好良すぎると滑稽になるものですが、ていうか母が見ながら「ナチスの制服みたい」とか言ってる時点でどーよという気もするのですが(確かにまあ)。
滑稽なことなんて百も承知ッ。
というような態度を取られてしまいますと、逆に格好いいかもしれん。


ていうか、怪獣出すぎ。
全部覚えてませんが、マカモー(by『響鬼』)かよ! という個体がありましたのは、どっちが先でどっちが真似したんですか、無関係だったら気が合いますねー、と握手してきて下さい、本気でいくらなんでもそっくりです。蜘蛛ちゃん。
あとかまきり怪人とかいたなー。
あと蟹もいましたか、いや、ロブスターか。


「悪いな、ロブスターは嫌いなんだ」


というのは余計かと思います、高級食材なんだから食べなくても誰か片付けてくれるに決まってるよっ(そんなことが問題なんではなく)。
マシンガンみたいので片付けるなんて夢がないよ夢がっ。




まあとにかく怪獣が出すぎでした。
本当にすごく数が多くて、一匹ずつがなかなか見せ場を作れないんですが、こんなにたくさんいるんだからバラゴンちゃん出ないかなと密かに期待していましたが無理ですね。うん、別に、そーいうのは諦めてますからいいんですが。
でもモスラちゃん可愛い!!!
前はさん付けでしたが、あんまりもさもさ可愛いのでちゃん付け決定ですよ、でも結構男前なままで嬉しかったです!(評判悪いけどー)(どうせ全部見るつもりなんてさらさらない私には関係ないねッ)


きっとあれー、抱き締めたらふかっとして柔らかいんですよー。
着ぐるみが結構硬くても、そんないらない情報はいりません!! 知らない間は夢を見ているんです(そもそも着ぐるみ前提で夢とか言っても)(ていうか、リアルであんなに大きかったらさすがに可愛いとか言ってらんないしー?)。




えーと、うーん。
ケイン・コスギさんがクールでニヒルで、突っ張っていてもいざという時には主人公の熱血さに負ける役回りで。
TOKIOのにーちゃん(役名ってありましたっけ、、、ないわけないのに?!)は、えーと、あんほら、少年マンガ的なあれでした、伝説のなんとか。
うんいや、伝説関係なかったっけ。
いやまあ、遺伝子的に特別っぽかったです。


カイザーって、あのでっかい怪獣ですよね?


選ばれた存在っていうか、怪獣ですよね。
きっとミニラみたいに、なんかきっかけがあったらむくむくと膨らんでカマキリ型になるんですよね、ちょっとだけ羨ましいかなぁ。ww
でも、そんな姿になりたくないッ、というのは甘さでもなんでもないと思います。
いやだって、あんなサイズじゃ生活成り立てるの大変じゃないですか。




ひょっとして、馬鹿なのは映画というより私ですか...orz


えーと、「X星人」が地球にやってきて。
怪獣をばらまいて、怪獣を回収して恩を売って。
さあ友好関係を結びましょう! みたいなことを言っているんですが、普通に来て普通に挨拶すればよかったんじゃないかなというのは無粋ですか。


まあとにかく、人間を捕食したいんだそうです。
なんか若いX星人のにーちゃんが、間抜けでとっても可愛かったので(人間って見た目じゃないね!)(多分ルックスいいほうだと思うんだけど;)。
あとの細かいことはいいです。


「あー、駄目だ、次」(やられた)(がくっ)「次っ!」


よろしかったですよー。
将軍もよろしかったし、女子アナと研究者の姉妹も眼福でした。
制服も「みゅーたんと」の動き方もとっても格好良かったんで、まあほら、詳細みたいなものはいいです。




ところでなにとなにが戦っているのか、時々わかんなかったのは瑣末?
あと、南極からゴジラが移動するシーンのあまり適当さに、だんだん楽しくなっていったのは私の頭がショートしていたからでしょうか。
許せないなんて言い出す人間はこの映画を見るなッ。


嘘ですごめんなさい、もうちょっと近い都市に展開していてくれたらよかったんですよ、X星人も見栄えばっかり考えちゃって気が利かないなー。
ところで「キング・シーサー」だけは異星出身というのがとても納得がいかなかったですよ、でもX星人昔から地球にいるっぽいしいいのかなぁ。
設定とか、理解してませんが、どうでもいいんですよね、きっとー。




ゴジラさんのことすっきり忘れてるよ私?!