第9話 史上最悪の3日間



か、可愛いなぁ、おい...orz


基本的に、熱血馬鹿キャラクタって嫌いというまでには至らないけれど苦手なんですがー、なんていうんだろうなぁ、生身っつーか現実のオトコとしてはむしろ好きなタイプです。付き合いやすいもん。
まあ、あくまで嫌いなのは作り事の中の「熱血」なのですがぁ。


ほら「魂」がどーとかって言い出す男の目的って、高確率で「自分の穢れなさ」をアピールするためのナルシズムだったりするわけじゃないですか。いや、生身じゃなくて(生身もだけどー)、物語りの作り手も。
不思議なんですけど、作り手が女の場合は目的がズレること多いよーな。
(でも女が書いた男が、そーいうふうに行動してることはあるかしら。)
作り物の「熱血」ってまあそんな印象です。




こういう話を見て、それでも穿つ(しかも普通の意味合いで非健全!!)人間性てそろそろどーかと思うんですが、穢れなき馬鹿(なのだと声高に主張するの)、じゃなくて本当にわりと馬鹿なんで、そーいうのは可愛いと思います。
でもなー、あんな愉快な敵だと、緊迫感なくてしょうがないよなァ?
タクト君が悪いんじゃないんじゃないかなぁ、それにしてもなんぼがなんぼでも素直すぎるよーな気はしましたけれども。


てゆか、ヒーローサイドからカプセル(限定12個、大事)を奪う!


という着眼点はフツーによろしかったと思います、そして仲間の生温い視線がまた良いですなぁ、仲いいんですねー。女幹部さんも結構可愛い。ww
そして、誘き寄せに一番乗りしてきたタクト君を。
騙して武器を出させてカプセルを使わせて、奪う、と。


「お前が馬鹿でよかったー」、全くだ。。。
でもお馬鹿なだけで判断速度は特に遅くないもので、逃げようとした敵ちゃん(名前覚えてナイ、赤かった)の足にしがみ付いて、敵の船(ぷかぷか浮いてるらしい)に一緒に乗り込んでしまって、ちょうどそこにあったダストシュートから落ちる。


んでもって、二人して閉じ込められー。三日間。


お手手つないで脱出ー、殺さないで放り出しー。あっはっは。


それだけで番組一本持たせた挙げ句の果て、面白いのはなんかもう素晴らしいんじゃないでしょーか。
てかさあ、『響鬼』騒動の時に、「今のアニメは会話してない」っていう意見みたいのを見掛けたんですけれど、うん、それは私もすごく思うんですけれども。なんか感動的な台詞だけが無作為に並んでるというか。
描かれているべき、ラインみたいなものが見出せない。




でも。


くっだんねーこと、詰まねーこと、だらだらだらだら喋ってるけど。こいつら。
なんかちゃんと会話だなぁ、となんか少し胸が痛くなりました。


馬っ鹿だよねぇ。
悪事なのになー、多分、悪いことなのに大好きな親代わりのために誇りを持ってやるんだー、てねぇ。あー、馬鹿だなぁ。
後ろから蹴り飛ばしてやりたいくらいですわ。
てかさぁ、ヒーローサイドの、熱血馬鹿な(半分くらい)巻き込まれ型主人公とほとんど同じ方に向いてやがんのね。




いなくなったことには気付いてもらえないけど(いつもふらふらしてるらしーから自業自得なのかw)。それって帰還してたことは確認してたからだし。
その時は実際かなり安心してたしさ。
嬉しいことは分け合おうとする身内だし。
なにが描きたいんだ、なんか変だよ。w
(一応言っておきますが褒めてるんですorz)(毎度わかりにくい。;)


むしろー、なんかヒーローサイドのほうがまとまりがないよー。
いや別に、それで全然構わないんですよ、だって成り行きで組むことになって、義務感ばりばりで、それでそんなに急に美々しい関係を展開されても気持ち悪ぃよ。
んにゃ、もちろん、それに説得力があれば全然話は別ですが。


この程度の擦れ違いって、あるものだよね。
そいでもって、話としてもわかりやすくていいんでないかなぁ。




あと、≪今日の一言≫やっぱりいいっス。w


おかーさん、おかーーーさーーんっっ!!
「行ってきまーす」(由衣ちゃんだ)
「車に気をつけてね」
「俺もレミーのとこ行ってきます!」(タクト君ですな)
「車に気を、、、(瞬間転移)、、、つけなくてもいいのね」


「皆は気をつけてね」にっこり。
そのローテンションが素敵ですーーーっ。