第三十九之巻、始まる君

要するに、努力の否定ですしほら。
特殊な才能とか、そーいうのでなんとかなってしまうというかね、素人が場当たりで飛び出していって(迷惑)、主人公との立場が違うってだけで露骨に結果が違うのがイマドキの子ども向けなんですよ!
最初からこうだったら許容できるとは思いますが、そしたら見てないってば!!


くっ、きりちゃんが全然浮いてないっ、てか彼がむしろぎりぎりで自然。


嫌味止めておこーかと少し迷いました。
しかしね、突き抜けっていうのにも足りてないんだよなァ。
行間を説明するのはいいんだけど、全部説明するんじゃなくて絞って深めていくべきというか、本当に単にひたすら全要素を浚ってって、深めることをしてないというか。
(てか、『アバレンジャー』のほうが絶対楽しい...orz)(比べるなってば)(一応並んでるとは言え、余所のお子さんだし)




で。新しい要素としては、超能力もどき。。。
ヒビキさんが明日夢クンのことを特別扱いしてたのが、なんだか特殊な力のせーみたいで、正直かなり寂しかったです。


心の有り様が問題なのではないのかね。
あんな「自分ならなんとか出来る」っていう傲慢な子は私なら嫌だ。
それが実際なんとかなってしまうっていう、現実否定のファンタジック路線もなんかもうどうしようもない。子どもが欲しい物って確かにこういう「無条件での特別さ」なのかもしれないけれども、それは思いとかで表現するわけにはいかないの?


なんでわざわざと戦闘に関らせるのさ。


気持ちも状況もなんとなくわかるけれども。
それって、前世がどーとか喚いてる一部のヲタちゃんの路線ぢゃん。。。
大人になったら、つか、中学生くらいでそろそろ捨てないと駄目だね、て論じられて当然の幼児の「万能感」だよね、フロイトさん言うところの。




井上氏のほうがずっとマシだったって言っていい...orz?
でもなぁ、一部のヲタちゃんには、今回みたいに明日夢クンが見えていたのかなぁ、となんとなくそんな気がしないでもない。;


自分の弱さを知っていて、だからこそ、でしゃばろうとせず。
どんなに些細なことであってもきちんと等身大の自分のままで、本当に役に立てるってことを考え続けていた彼のことを。


素人のくせに無茶な状況に勝手に飛び込んで。
当てずっぽうの超能力でなんとかしてしまうっていう。




私には後者がすごく許しがたいけども。
前者が許しがたいって子は、結構たくさん見たからね。
それこそがフィクションの醍醐味って言われたらそれまでだけどさ、おじいちゃんおばあちゃんが好む『水戸黄門』の後ろ向きとどっこいのソレって。


若い人間が好むにはあまりにも、、、ていうかそこまで現実忘れたいかっていうか、そんなの好む現実ってどんなだっていうか。
この展開自体じゃなくて、それを本気で好む精神状態はどーかと思う。




ところで噂のサバキさんのちっこい武器がやっぱり気になりました。
なんだろあれ? どっちかというと仏教武器みたいな?


音叉もそれっぽいっちゃそれっぽいですか。
あれでぺけぺけなんか叩いてたら、無駄に可愛いです。




あきらちゃんは可愛かったです。
あと、えーと、イブキさんもトドのところに駆けつけてくる辺りは可愛かったです。
錯乱トドの廻りにいた、たちばな姉妹は可愛かったです!
あ、ラストのは本気ですー♥
おかげでトドのどうよそれ色は、若干薄れていたよーな気もしないでもないですが、あと「ザンキさんが殴ってくれないんですよ!」。


も、実は説明をきちんとしてくれれば多分なんとか。。。
だって2年だか一緒にいて、一度も殴られたコトがない、となれば単に手を出さないヒトなのだと認識してたのにそーではなかったー。
遠慮してたんだー、遠慮ー。


みたいな感覚なら少しくらいはわからないでもありません。
説明をしてくれればなんとか。


あ、でも獅子妄想の辺りは、若干許容範囲でした。




で、また来週から井上脚本ですー。
ほっとしてる私がいます...lllorz
(多分言いたい放題しますが)(今回も遠慮してねーダロ。)