STORY.03

俺みたいな男を求めてるんだよ!


という台詞に案外頷いてみた次第にございます、案外。
えーと、刑事組は全員もれなくへたれってるんですが(男ばっかりだから男組でもいいのかもしらんが)、≪ドールハウス≫のマダム? ママ? のえーーと、、、レイコさん狙いとのことで。
松下由樹さんです、リーダーです。
女囮捜査官(だっけ?)のどじっ子っぽい役より、よっぽど好きです。
男前ーーー!


刑事Aもへたれてはいますけれど、気は悪くないヤツですね。
いや、もう一人の若いあんちゃんも、失礼ながらいい人ですが(署長が駄目なだけだあそこは、でも手際は全員漏れなく悪い)。




というわけで、若いほうを刑事Bと呼びつつ、場を凌ぎたいと思います。
ちなみに≪ドールハウス≫のミカちゃん(安達祐美)と松下由樹さん以外(役名ですら呼ばんのか)、いまいち薄いと評判通り。一塊に認識して見分けてません。
それで不都合があったら考えます。


今回のターゲットは狙撃犯でした。


無意味に幸せそうな恋人同士やら、妊婦やらを狙う辺り。
あとで意味づけされるのかと思ったらなんの説明もされず、けれど、相手、犯人の資質を見ていたら納得がいくものがあったので、この辺は地味に好印象。




二件、四人(胎児含めて五人)の殺人を行ったあと。
政治家に二億円を要求。
計画性もなにもあったものでもないんですが、その乱雑さも、犯人の印象とよく合致してました。二億手に入れたあとは、偽造パスポートを作って、挙げ句の果てその売人まで殺して高飛びしよーとしてたっていうんだからむしろこれは。
単に破滅したかったんじゃなかろーかと、薄ぼんやりと思ってました。


そこらのフォローがあったわけでもないし、考えすぎって言われればそれまでなんですけれど、乱雑さも、ここまでトーンが一定だと粗雑に「作った」印象にはならないんじゃないかなとは。
それならもしかしたら、レイコさんみたいに、刑事Aのことくらいはそんなに嫌いではなかったのかもしれない。
いや逆に、どっかしらでぎりぎりひたむきだったところが、嫌で嫌で、気に障ってしょうがなかったのかもしれない。




もう一回言いますが、そんなフォローは皆無でした。


画面の中では、どじでしょーもなく、要領の悪い刑事Aが駈けずり廻って、レイコママにヒント貰ってほけほけ信じて、銃の仲買人を捕まえてもほとんど報われず。
その上、要求された二億円の持ち運び役に指名されてしまう。


それを利用して、ちゃっかりとレイコさんにラブレターつうかまあ恋文(本当に恋文でした、墨書きだし)なんぞ書いてるんですが、「生きて帰った暁には、一晩」とまできて「会食を共に」でさすがに吹いた。
食事行きませんかかよ?!
うん、あの、その、、、可愛いなと...不覚orz




今回、ミカちゃんがさくっと≪ドールハウス≫に入ってるのがちょい意外でした、いやまあ、踊りはまだまだらしーけど、しょうがない気がするんだけどなぁ、ちょいキツいかな。どんな会話があったかなとか、まあ気になりはしましたが。
前回ラストだと、扉の前までで終わってしまってるからね。


レイコさんが気に入ってるのかな?
なんかちょこちょこ連れまわされてて、なんだかんだと一番目立ってました、いやまあ、髪にピンクのメッシュ入ってるし張り込みに使いにくいのはわかるけどね。w
(あとでマラソンで追いかけてましたが。)




刑事Aが要求された金を運ぶ(ついでに走らされる)、張り込んでいた刑事Bが捕まって銃を突きつけられてつれて行かれる。
二人揃って殺されかける。
ところで≪特命女性捜査班≫の介入で未遂に終わる。


刑事Aは、犯人について口を割らない。


へらへらしてるしへたれてはいますが、芯の入った不器用ぶりなんではないかと思わせる描写がところどころにあって、悪くなかったです。
レイコさん、趣味悪くないって、皆思ってるよ、多分。w


しっかし、やっぱりミカちゃん・レイコさん以外の女性陣薄いなぁ。
男のほうが扱い悪くされても、みたいなギャップの演出がしやすいのかしら。