≪特撮≫はどうでもいいです。



別段、嫌味エントリではなくて(リンクがあったので移動断念...orz)。


ラノベとかハーレクイーン文庫とか、フランス書院とかは、まあどこまでいってもどうでもいいんじゃねぇかと思います。とりあえず時代が変わるまで。
映画、アニメ、漫画辺りが今のところどうでも良くありませんね。


いやだって、若干地位高いし。
まああんまり見たり聞いたりしませんが、映画のB級周辺は除いて。




水戸黄門』なんてのもかなりどうでもいいですね。


いやだって、誰もストーリーに期待しちゃいないじゃないですか。
あれのどうでも良さは、次世代に受け継がれるかどうかが多いに興味があります、どの年代まで好きかとか、世代間の感覚の違いとかあるんだろうか?(わくわく)


ていうか、ちなみに映画・アニメ・漫画に関しての「褒め言葉」は聞き流しますが、ラノベ・特撮に関しての褒め言葉はかなり真摯なものとして聞きます。
だって地位が低い中で気取っても無意味ー。
まあなんていうか、褒めるのならば権威を背負っちゃあいけませんというだけのことですよ、頼っちゃあいけません。それは極自然な成り行きによって薄いものになるでしょう、もちろん非難批判も同じことですが。




ああ、あと。


トレンディー・ドラマ、ベストセラー小説/映画なんてのを、半端に文学的な知識で切っちゃあいけないらしいですよ。あれ。
あれはあれの内部に、「別ルール」が存在しているんですよ!
そのルールのややこしさ、感性の鋭さは聞いていて目眩がするほどでした(つーか、大学の経済の授業だったんですが、面白かったっス)、その感性を「文学的なところに注ぎ込めばいいんじゃないのか」というのは余計なお世話!!


あ、文学域に入り込んできたら構わないっす、どーぞ喧嘩してきて。
でもちゃんと、その媒体を冷静に読んでからにしようね。
そーでないと妄想だからさ、所詮。いやなら放置だ、相手をしなきゃならないとかそーいう義務だけは誰が考えてもナイ。そんな強制は狂ってる。




うんまあ、特撮界がどーなっても構いやしないんですよ私全く。
なくなったらなくなったで、まあ惜しいことねで済ませるし。


とりあえず、古いのでも見てるかなって感じ? いやだって、数あるし。




ていうか、「正義の味方」媒体って世界で間違いなく一番多いんじゃないだろうかこの国。いや有象無象を含めても含めなくても。
ミステリやサスペンスとか時代劇とか、それでなくても劇中で「正義が執行」される話ってどう考えてもものすごく多い。


てことは、それだけ「悪」が描かれてるってことでもありますな。


どーいう民族的特性がそれを成すのかってのは、私の手に余る気がするんだけど、現実のマスコミが「正義でござい」と踏ん反り返るよりも健全な気はするのですよ。
(「反権力でござい」は趣味により許す。←趣味かい)
ていうか、現実に悪なんていないじゃないですか。
いないんですよねー、すごく残念。


その「誰か」を殺してもよくて、それさえすれば世の中良くなって万々歳っていう相手がいないのって、本当に致命的に残念ですよね。
殺しを行ったあとまで気分爽快、すっきりさっぱり☆ ですよ。
もう本当に、神さまよりも何百倍も世界にとって有益です。




いてたまるか、ばーか。


んで、だからと言って、別段正義のドラマとか特撮とかを馬鹿にしているわけではないです、そーいう理由では。だってフィクションだし。
ていうか、どんなに子ども向けでも、「その相手を当面倒すしかない」という緊急避難的な感覚って忘れられてることあんまないし(数を知らない;)。


そもそも悪なんてすっきりかんと忘れて、仲間割れってることもある。


「正義の味方」がそんなことに力を、、、っ!


なんて言う非難は、そっちのほうが薄っすら冷笑しちゃうよ。それって特撮的「正義」のフォーマットに乗っ取った発言じゃん。
うん、それが特撮の内部意見ならいいんだけどねー(超正しい)。


文学域に添ったつもりになっていたとしたら、まあ、ベストセラー陶酔型のタイプの人と同種なんじゃないかと思うのよね。
まあ、仲間割れうっとーしから見たくないって意見に対し(私)、文句言ってくるヤツがいたら食べ掛けの煎餅で殴るくらいのことはするけどさ(あんま煎餅食べないけど)。てか、特撮は見てるけど「敵」を倒す描写ってわりと詰まらない。




そーいう点で『響鬼』は非常に面白かった。
敵の中に、命の息吹があった、脈を感じた。生物だ、と思った。
「これ」と戦わなきゃならないのは、仕方のないことなんじゃないかと、「敵」に惹かれながらも思った。『響鬼』をオカルトと呼ぶ人らの意味はそれだろう。
未知のものが、いる、という、まあ多分錯覚。


でもその面白さって、特撮をかけらでも理解しないと生まれてこない気がする。
そしてその上で、それに対し、ちゃんと内側から疑問を持ってこそとゆーか。
それか、「正義を恥じる心」を一度でも持ったことがないとわからない。私は後者で、私は、だから遡って特撮を見るのかもしれない。




ホント別にどーなっても構わないんですよ、わりと信じているので。