DVDれんたるさいと利用計画。その2

思ったよりも『仮面ライダー剣ブレイド)』はずっとストレスなく見れました。いやなんていうか、、、ドラマを期待する気がさっぱりと起こらないというか。
裏切られる疲労が少しもないというかねー。


主人公クンが、普段から脇役贔屓の私の心にヒットしたというのもむろんあります。あれは一体、なんであんな子になっちゃったんだろう? 偶発的事故??
えーと、なんていうか。
馬鹿通り越して「虚無」。
単純に正義とか語り出したら、熱測ってしまいますね。




少年漫画や、従来の特撮好きのヒトがもっとも違和感あったんじゃないかなぁ。


はしゃいでたりすると、まあ、ご飯とか即物的なことはいいんだけど、なんか痛々しくてなぁ。わざと演じてるみたいに見えてな。。。
演技が下手っちゅーか、どっか心がそこにないっつーか。


まあもっとも、「そういうふうに見える」というのがドラマ進行にかけらっほども組み込まれてなかったのはれっきとした事実ですが。
少なくとも第4回までには皆無。
でもラストには納得がいってたので、それで見続けようと思ったんですよ。


在庫数が足りなくなってて、貸し出し不可。あうー。


借りた時はほとんど借りれたのになんでorz
(そこの借り放題プランが在庫がないとレンタル不能の、予約不可。)




で、さて、どーすべかとまた再考に入る嵌めになりましたとさ。


クウガ』『タイム』『デカ』は相変わらず無理。
龍騎』『アギト』『555』から選択するにしても、、、うーん、なんかこう、ピンと来ません(特撮漬けを止めるという思考はあんまりナイ)。




『555』を避けるつもりでした。
だってこれ、異形と死の話なんだもん、ちょっと重いよ。


とはいえ、気が付いたら借りていんたですがー。
(『ブレイド』の時も、一番苦手だと思ってたよネ。)
えーとなんでしたっけ、作中でもっとも派手迷惑に散ってった役の人(正直このキャラクタのせいで気が重かった)が、“彼”の命日を華々しく祝っていて。


いやだから、作中での命日を、それを演じた役者さんが祝ってたんス。




フツーに毒も抜けるっちゅーの。


それになんてゆーか、役者って自分の演じた役と自分って、似てても似てなくてもそれなりに地続きのものとして扱うこと多いじゃないですか。
「好き」って時は、似てるとか似てないとか、先に来るし。
そもそも、自分の一部としてからっと好きって言っちゃう、陽性のナルシストみたいになることだってありますわな。




んでもこの方は、ものすごく一個の人格として、愛しい愛しい愛しいって、なんかもう全身で訴えてて。うん、、、ときめいたね。
特撮経験って経歴の中で隠す役者さんおりますやん。
もしくは実際に馬鹿にされちゃったりもするじゃないですか。
いやー、あの勢いは、そんなこと付け込む隙とか全然なかったね!
多分、特撮とか全く見てなくても、ええもん見たなで済ませてたと思うよ、ああいう陽の感情って大好きだ。w


この役者さんは、村上幸平さんとゆいます。


んでこのキャラクタは「草加雅人」。
あらすじで読んでも正直こー、微妙っちゅーかなんちゅーか、一括で切り捨てることが出来なくていつまでも記憶に残りそうなそんな子でした。
どこがそんなに愛しいんだろうと、首をかしげてしまうような。
いやでも逆に、ものすごくわかる気もするというか。




んでもって、この役者さんは「嫌い!」も「好き!」の言葉のどっちもものすごく嬉しく聞くんだろーなと、そんなふうにも思いました。


ドラマってのは、なんか不思議なものなんですね。
いや不思議なのは、出会いそのものなのかな。




第2回レンタル記録:
 『仮面ライダー555ファイズ)』vol.1
 『VERSUS ヴァーサス


下のは『あずみ』なんかを撮ってる監督サンのB級映画っす。
まあなんで見たのかは、かなりシツコク書いてるので割愛。