推理解、その11

一個ずつ考えるのが面倒になってしまいましたので、≪罪滅し編≫をがつがつ入れて推理していきましょうか。
ていうか、最初はほとんど構造論になっちまうんですがー。
まあ仕方ないや、それが目的のゲームだし。これ。


では、現時点までのネタバレ上等で。




罪滅し編≫にて、始めてループが「明言」されましたね。
まあ、祟殺し編ですでに示唆されていたから、別に不思議でもないけど(と思ってたのですが驚いている方のほうが多い、のですか? あぢゃぢゃ;)。
綿流し祭に出ていなかったはずの圭一の行動は、どう聞いても鬼隠し編のものだったじゃないですか。
ループがあるのならば、順番は正しく話順になっているのではないかしら。
(でも暇潰し編はわからん。)


つまり、今までの「データ」を梨花ちゃんは踏まえている。
そして事態が「よくなる」ように積極的に暗躍することもある。これも確定。


おっけーおっけー、これで一個完全に解けました、目明し編からちょいと疑問に思っていたのですが、つまり梨花ちゃんの中にいる「存在」を仮に≪おやしろ様≫と呼ぶのだとしたら。
おやしろ様は完全な存在ではない。
登場人物の誰よりも狡猾に動けるけれど、ぶっちゃけ私たち、プレイヤーよりも情報精度が低くなることすらあるのだよな。




面白ぇー。wwww


この構造に気付かないヒトは、いまいち『ひぐらし』面白くないんではないでしょうか? つかちょっと勿体無い。
なんていうかその感覚だと、圭一に積極的に関る梨花ちゃんが、えらいわざとらしい演出に見えてしまうような気がします。子ども騙しっていうか。


つっても私も気付いたの≪目明し編≫だけどー。w
祟殺し編ではループにしか思い当たらんかったのよ、おやしろ様までは到達しなかった、いる、かも? と思った時点はどこかわかんないや。)


そして確定。
おやしろ様は、このゲームの黒幕じゃないね。
まあ、そういうふうに思ってたけどね、おやしろ様の存在を疑った時点で、すでに「犯人」とは分離して考えていました。
罪滅し編が出る前に書いておけばよかったorzしくしく
ほんのちょーっとだけ書いてるところはありますが。




で、この二つから導き出されること。


一連の事件は「連続計画殺人」である必要はなくなった。
皆無じゃありませんけれどね、梨花ちゃんが赤坂さんに伝えた「計画」が、超自然の能力によってもたらされたものであるのならば、その時点で誰かによって算段されている必要はないんだ。
けれどその時点で芽があったということでもあるのだろうけれどね。




殺人の要因はすでにその時点であった。
だって、梨花ちゃんは、その「世界」でなにが起こるのか、完全には把握していない、起こりうる事件の中の、「どれ」が起こるかは、その要因が決まった時点でないとわからないということになる。


そして、赤坂さんに告げた予言の中には。
富竹さん&鷹野さんの殺害がない、そして、昭和58年綿流しの時点ではすでにどう頑張っても避けられないことと確定している。
ならば、どの時点で富竹さんの死の要因は芽生えたのかな?


そして、梨花ちゃんの言い方を考えていくと。
富竹さんの死はどうも思っていたよりもかなり重要であるらしい。殺し方は、まあどうでもいいんだけども(いーぢゃん、ありえない毒薬が存在してるくらい)。
解明できないと、このゲームを解けたことにはならないのかな。
うーむ。


そして、「圭一」でその事件は解決したり防いだり出来るということなのかしら?
もしそうなら、どこにゲームの始点を求めればいいんだろう。
まあ、以降推理は個別に向かいます。
えーとその、今回抽象論でごめんなさい。