罪滅し編

目明し編先に書いておけばよかった。。。
(近日中に書きます、書けるし、あとの推理が面倒かった。;)


さっくり言うと、面白いってのとは微妙にズレる気がしてますよ、相変わらず文章が荒いし、今回は構成も結構ぐたぐた。
シリーズ中、群を抜いて端正だった≪目明し編≫。
さらにその前の視点が第三者だった≪暇潰し編≫と続いてきたところなので、一人称なのか三人称なのか判然としない文章や。
誰が語っているか微妙にわからない辺りが目に付きますね、うん。
過去の編が出るところ、梨花ちゃんの唐突な語りなど、明らかに前の編を「しっかり」踏まえてないとわからないことは請け合い。


なんか話題だし、この編からやってみよー♪


なんてコト考えてたら正気に返れ! としか言いようがない。
微妙にっていうか、面白くない、と返されてもまあしょうがないかなという気もするのですよ、≪目明し編≫とかならしばし粘ってもいいけどよ。
セオリーを踏まえてますかったら、踏まえてなんかない。


でも、ヲタ作者にありがちな内輪遊びに走っての欠点じゃあないよね。これ。
そこは全く違う。
むしろ、真っ直ぐそちらとは逆の方向に疾走しているように思える。




話が終わる少し前に、泣いていたのだが、なにに泣いたのかはっきりしない。
スタッフ挨拶の「善人に決まっているでしょう!」という言い切りに、なんでこんなところでこんなわけのわからん、超絶に社会的な言動を聞かなくてはならないのだ、エロゲーと勘違いされる(よくされるー、迷惑ー!)ような同人ゲームの後書きで。
とか、全く思わずに普通に感動させられる。




「説得」が全く通じない。
全く通じない、狂気の前に、それがあんまりにも無力であることを、正義感ってものがどれだけどのくらい薄っぺらいものであるのかを、なんの意味もなさないのかを、きちんとしっかりと描きつつ。
(そこは擁護の理論武装ばっちりだ、なんなら掛かって来い。)


そぉぉぉれが決着かーーーーー?????!!!!




というラストが異常に良かったのです。うん個人的に。
そうか、決着がついてしまうのか、惜しいなぁ、なんてまさか私が同調されられることがあるとは。。。


第一話≪鬼隠し編≫の裏返しの話でした。
さすがに発売直後なんでネタバレは避けるけれど、同じストーリーではなく、引っ繰り返した世界。上手いこと伝わるかどうかわかんないけどね。w


綿流し編≫とは視点を変えた≪目明し編≫みたいになるのかと思っていただけに、こうくるか! と思わず手を叩きたくなってしまいましたよ。
レナちゃんの過去はここではほとんどわからない替わりに、逆に圭一の過去がぽっと現れていたりも。
それは、明確な「意思」によって起こされたわけではないんだね。
圭一の唐突な過去の「懺悔」にぽかん、とする面々が良かったな。
うん、そういう問題じゃないんだろう。




レナちゃんの抱えている問題は、≪鬼隠し編≫から想像されるものとはかなりズレていました。敢えていうと、時期が違う。
表面に、派手に現れたものは単に結果でしかないというのが巧妙でした。


日常の中に、少しずつ忍び寄ってくる闇ではなく、詩音のように王者として産まれてどこかですでに覚悟していたわけでもなくて。
本当に普通の女の子であるレナちゃんが。
自分に降りかかってくる家庭の不幸に対して、どのように考えたかが、正直苦痛なくらい赤裸々に描かれていました。


友人らの「不幸」を順番に思い返して、自分はどこがマシ、と数えるかのように挙げていくところとか。
い、痛々しい、、、orz
そして、ある。正直結構見たことがある。
見っとも無いわけではないから、結構オープンにやる子もいるよね。;




ななな、なんかすごく感想っぽくない。
瑕疵はいーっぱいありますけども、すごく好きだ、好きっつーかね。
根っこがあると思う、魂というのがわかりいいかな。


つか、瑕疵も含めて価値だって話だよね。ね?




ヒトさまの日記でたった今「最後のTips」に気付きました。
がーーーーっ!
「あの後」かどうかがわかんねぇ! いつもいつもなんて意地が悪いんだーーっ!!!