第3話「森に消えた救急隊」



まあ、都合の良い、お伽噺でしょうね。


ええ、手に汗握る、わりとお決まりのご都合主義でした。
これを都合がいい、と眉を顰める人は嫌いではありませんし、なんとなく全体的に引っ掛かる、けれどなんていうか、悪くなかったんじゃないかとまあ、そんな評価です。
もう少し言い回しを簡略化しましょう。


まあいいじゃん!
(むしろ最初からそー言えよ、をぃ。)




今度は、救急隊に入れられてしまう、という話ですねー。
そして後半は、一刻を争う、喘息持ちの男の子と大雨、という展開(わりとお決まりの障害がわさわさ沸くわけですよ)。


ていうか大吾くん、本気で救急の成績がよかったんじゃないかと思います。はっきり言って別段危うげでもないですよー? ていうか、初日であれだけ動けたら、褒められても良さそうに思いますが。
でもちょっと救急隊の女の子膨れてたからね、口が軽いなぁ。。。


口が軽いっていうか、やっぱりどうにも「立派」というようなものの意味を履き違えているよーに思えるのですよね。
「火に突っ込むわけじゃないし」
という言い方もね、別段、救急隊員「に」身体的な危険がないってのは事実なんだし言い方次第だと思うんですけどもね。
でもあの大吾くんの言い方だと、見下してるよーにしか聞こえない。


むしろ全く同じ台詞でも、人が違えば別の響き方をしたよーに思いますし。
そういう点では、上手いのか役が合ってるというのか、それとも脚本サンか監督サン辺りの配分なのか、絶妙だなぁ(しかし効果は薄いかもしれん;)。




感心したのが、ほわっとした雰囲気だったその子、ジュンちゃんが。
周囲に大事に大切に思われている、というような理由付けと実際の若い隊員たちの態度ですかねぇ。うん、あれはわかる。
自分の為すべきことを知る、強い覚悟は美しいと思います。


それと真昼ちゃん(消防車の運転役)が最近結構好きです。ww
あと、なんか同列に並べるのが違う気がしますが、どっからどー見ても甘粕くん(大吾くんと消防学校同期で、三ヶ月先に卒業?←システムわかりません;)は、大吾くんのことが好きすぎると思います。


「いやよいやよも好きのうちってねー」
はいくらなんでも違うんじゃねぇか(隊長談)、そりゃ、さすがに男女の口説きだろうよと思いつつ、意外と笑えませんでした。
本気で好きだからからかってるみたいにしか見えないよ?!
とりあえず、手ぇ出したあとに、くふくふ笑うのが一番不味いです。
大吾くんがかなり嫌がってるので、そこら辺は男の子らしーんですが(かわゆい)目線が外れると顔が笑ってるから甘粕くん。;




いや別にいいんですが、そこまで好きならちゃんと対面すべきじゃないかと思うんですが、なんでカーブばっかり投げてぶつけるんですか、キャッチボールしたいならしたいって言えばちゃんと相手してくれると思うんだけど→?


原作では、温度低めのライバルキャラだったような気がしまス。
なんか原作とすっげー雰囲気違いそうだなぁ。
てゆか、最初から年長陣に微笑ましい、みたいに見られてたよね、大吾くんが来てからの甘粕くんてば(「張り合ってるよアイツ」とか、よっぽど普段大人しいのかな?)。


そしてどっかで信頼してる、期待してる。


その辺の描き方がちーと面白いです、まだ明言してる段階でもないんですが(よろしい喧嘩相手、てとこまではともかく)、料理次第では期待できそうだなァ。




今度の「判断」やら(直感やら。)男の子との関係は。
これはもう、個人の裁量で感想でも感慨でも変化していいのじゃないかと思います、わりとなにを言っても穏やかに会話が進みそうな、そーいう。
(やっぱり個々人の幅の広さ、てのはあるわけですが。)


博打じゃねぇ、賭け事じゃねぇ、とは確かに思います。


けれどどっかしらで、あんなふうに現実が展開してすらも、任せてしまうかもしれない、とそんなふうに思わせる迫力はありました。
それを取り巻く環境や、結論には甘さはもちろんありましたが。
(完全な結果オーライになっていたところはね、かなり。w)


それでもぎりぎり、しょうがない、と思わせる。
「頑張れ!」と素直に応援したくなる、そーいう話だったと思います。
少なくとも私にとっては。
うん、悪くなかった。