第15話、運命の適合者

ところで見た時点から時間が経ちすぎてしまい。


桜の木立にお腹が痛くなるまで大笑いしてたことくらいしか覚えてないんですが、いやしかし、あれは今考えるとなにがそんなに楽しかったんだろうと思いつつ、やっぱり笑いが込み上げてくるので素で面白かったんじゃないかと思います。
おかしいなー、どんなに演出が妙でも『ブレイド』は笑いに直結するのよネ。
それはもう、橘さんのお人柄としか言いようがないんでしょうか。
なんとなくあの方は、、、中の人がギャグ要員だということは、んーと、自覚はしてるんだったか、そんなインタビューは聞いたことがあるような気がするんですが。しかしなんかそれ以上にズレているというかなんというか。
嫌味がない。
いやなんか褒めすぎたような気がするんですが、「なに狙ってやがんだよ(けッ)」とはかけらほども思ったことがないなー。


――どこ狙ってるんだかわからねぇー(大笑い)、なら何度かあるけどな。


小夜子さんは退場されてしまったんですが、これからもどっからどう見ても明らかに新撮りのシーンをばんばん挿入して、小夜子さんの中の人との接触があるといいなと思い切りよくドラマの外のことに思いを馳せました。
別に悪意どうこうじゃなくて感情移入は無理ー。w
(いや、これもこれでわりと立派な感情移入じゃないのかしら。)




いやなんだったっけか、このDVDの巻末にこのお二人の役者さんの対談が入っていたんですが、どう見ても橘さんのほうが明らかに美男で小夜子さんは可愛らしいものの一段落ちる、というのにどう見ても何度考えても小夜子さん「に」橘さんでは勿体無いという順番はかけらほども動かず。
それは設定なんだよ、演出なんだよと補正しても印象動かねー。ww


じゃないよ、そうじゃないんだ、小夜子さんの仇討ちなんですよこの回。


なんでグラサン孔雀が小夜子さんのことを殺したのかからして、設定が理解出来ないというか、なに言ってんだかよく聞き取れないレベルで(さすがにもうちょっと身を入れようよ;)、とにかく実際に手を下してたんですが。
まさか橘さんの取り合いではないと思うけど否定しきれない。


という部分は見ない振りをしてと。


で、敵討ちに行ってですね(あれ、“かたきうち”って二種類漢字があるんだ)、次の瞬間に桜並木でね、これがまた丁度いい按配でちらほらと桜が散っていて、、、作中って正直そんな時期だったのかなぁ、と今思いを馳せてしまったんですが。
画面が美しいことは認めるんだがとにかくお腹が痛くて痛くて。ww


またこれが、橘さん、じゃなくて変身体のギャレンさんが真面目腐っているわで、いや、表情が作れないんだから仕方がないんですが。
せめて移動するなり最初からグラサンが生意気にも花見してるとことか。w
もうちょっと前後のシーンに気を使って欲しかったですねぇ。
特に私、小夜子さんが好きだったのでかなり残念だったんですが、まあいいや、どうせこのシーンには橘さんしかいないしな、と諦めが付かないでもなかったですよ。


まあ、橘さんじゃ仕方ないや。
(ああ、橘さんじゃな。)
ブレイドを好んでいた人らの共通認識、というかその認識が持てないとなかなかブレイドを許容することは難しいかと思われます。)




ええと、あとは天音ちゃん親子がカリスさんへの人質として浚われ。


カリスさんが大慌てで助け出したものの、やっぱりその場を去ろうとして、「お前がいなくても浚われるんだから側にいて守ってたほうがいいんじゃないかな」という、たまにはもっともなことを言う剣崎くんに諭され。
なんか戻ることになりましたよと。
うむ、やはり野良アンデット状態だと、いつまたどこでどんな人を引っ掛けるかわかんないからそれが無難だな(どういう認識ですか)。


なんかコタロー君がどうこう言ってたけどまあいいや。
いや、自分のお姉さんと可愛い姪に人外の存在が近づくのが嫌、しかもなんか実際に危ないことに巻き込まれてるから駄目だ、というのは無理はないんですがちっとも、全篇ギャグに見えてる中では浪花節以外がいまいち効きが悪いのです、ごめんなさい。
しかしそれでやたらと物分りがいいというのも妙なので、話としても間違ってません。
悪いのは全篇であってコタロー君ではないと思います。まる。


あと、橘ギャレンさんは、二度目でなんとかグラサン孔雀を追い詰めて仇を取ってました、恐怖がどうこう言ってましたがもう知らん。なんで海辺かと小一時間。
もう二人はデートスポットで戦闘してたってことでいいですか(よくない)。


素で湧いてきてた鳥丸所長のことは忘れさせて下さい、頭いたい...orz