「明日はマのつく風が吹く!」

≪密林.com≫

なんとはなく忘れていたのですが、そーいえば元プリ殿下の三兄弟の三男・天使系小型犬スピッツなヴォルフラムさんと、魔王ユーリさんは婚約中なのだそうです。
男同士だって誰も突っ込んでくれないそうなのですが。
そうですかっちゅーか、もう最近なんか真面目にお似合いに思えてきたよ。。。
いーじゃんもう、義理とはいえ娘も出来たし、一緒に寝ててもぐーすか雑魚寝だし。
そういや、一部あらぬ読者にヴォルフラム、あの歳で(御歳86だっけ?)そっちの知識なかったら気持ち悪いよと言われてましたが。
まあそれもこれもひっくるめてどうでもいいです。
幸せなら。




で、今回は、暗殺者が襲ってきたので足を挫き、の温泉旅行。
毎度お付きのお役立ち次男。プラス婚約者。
お買い得大サービスに、失敗しちゃった暗殺者。
当然のことに懐かない手負いの獣状態で大変です、少しは考えやがれとそれ決めた魔王様の襟首引っ掴んで喚いちゃってもいいんじゃないかとまで思います、第三者の平和嗜好日本人だけどいくらなんでもorz


そんなこんなで。
異界の温泉地に着いたらハゲがいました。
いや、ハゲに関らんと善人です、しかもちょっと大物です。
どっかで書き忘れたけど、昔魔王ユーリさんが海賊から娘さんを救った縁などがありまして、いわば貸しのある関係ですがそんなことは関係無しにいい人です。


熱海もどきの温泉地には、少女売春と偽札とが転がっていました。
多分極めて標準的なイマドキの日本男子高生も、食うや食わずの生活をした少女を買えんでしょうね、ぬるま湯生活を舐めてはいけません、ありとあらゆる方向に甘いものです。善とか悪とかそれ以前に。
呑まれるっつーか負けて。言葉が出なくなるのが関の山でしょう。
不幸の基準というものからして違うのだから仕方がない。


少し歳を食うと、相手を人間以下の好きにしていい存在と信ずるよーになってなんでもやらかし始めるけどね。
まあリアル空間の話は置いておこう。関係ないし。


もちろん買春ではないし、生身相手でもないですが経験者です。私も。
そして、多分ですけれど作者さんも。
たかがラノベですからね、生活の命の、本当の痛み苦しみなんてものは到底書かれてないですとも。必要ともされてないし。
ただあるのは、違う暮らしの人らを知って、どーしていいのかわからんと、うろたえる一人の少年だけですよ。


ハゲさんの尽力と。わけのわからん超自然な力と、なんかわけのわからん変人さん(妙齢細身の女性ー。)にその彼女らは救われましたが。
自分の降らせたハズの雨がすでに地を潤すには遅かったと。
手遅れだったと聞かされても。もっと状況を酷くしたのかもしれなくとも。
それでも。少しはね。
少しくらいは昨日よりもね。




あとはまあ。。。
少女向けジャンルを閲覧する時には、常に「お邪魔します!」を心の合言葉にしておりますもので、些か言いにくいのですが。
完璧に隠せないならはっきり言ったほうがマシでしょうか。


たまたま喰ったラーメン丼が秘宝って、なんかそれ、ネタ苦しくないですかーっ?!
つーか、正直投げ槍過ぎーーー!!!


しかし、あらすじをシリアスに語るには、パンダとコアラが著しく邪魔な面に関しては不問です。
どこまで本気なんだかわかりませんが、そこは大切になさって下さい。


あと、グレタは非常にすごく可愛いと思います。
思う存分溺愛してあげて下さい。
むしろオアシス、彼女が出てこなかったら、この巻で正直辛くて読むのを止めていたかもしれなかったなー、と後から振り返ると思えます。


ユーリが無力すぎてね、辛かったなぁと。
守ることの出来る相手が出来てよかった。