推理、その6

日付けをずらすとリンクが消えるのが難だなぁ、しゃあないか。。。


もう一度整理しましょう。
「謎」は1)2)3)でまとめた事件だと私は認識していますが、それが誰かのなんらかの「計画」であったのかどうか、というのはまだ考えをまとめてないのですね。;
計画であるからには、なんらかの目的がなくてはならない。
というのはどうしても外せないからです。


例えば、とある作家の有名作に、連続した殺人事件が起こるけれど、本当の目的はその中のたった一人、他の人間は自分が疑われないようにするためのダミー殺人。
ていう筋書きがあるのですが。
村の全滅は明らかに行き過ぎでしょう。
全滅を企むなら企むで、せめてそれ自体を目的としてくれなきゃ浮かばれないのではないですかね。。。
そして、「村の全滅」が目的であるのならば、連続5年の事件が目晦ましになるかっつーとなるわけないだろ、それ一件がぽんと起こっても変わらんわい。


んじゃ、それ「全滅」は“真犯人”の意図しない偶発的事故だと仮定して、別のどれかの事件が目的であるとする(複数可)。
それならば他の事件の時には、自分以外の人間を唆して実行犯にする。
というのもありえないわけでもないかもしれませんね。
怪しい舞台、連続事件が続く土壌を作り出すことがそもそもの目的ってことですな。


ただね、それだとスパン長すぎじゃねーかな。。。
悠長にさ、最短1年をじっくり待つくらいなら殺す以外の手も考えられる気がするんだよな。うーん。


これがありえるとしたら、復讐以外はないだろうね。




んじゃ、その可能性は一度排除してみて、だったら完全に全てが偶然、もしくは祟殺し編の圭一の沙都子ちゃんの叔父の殺害みたいに、「状況を利用したもの」であったのかというふうに解釈するのか。
んー。。。
いや、複数の事件に関わりがあるヒトがいても構わんわけか。
それとも全く逆に、状況を常に取り繕おうとする人物がいてもいい。その好意が、状況を結果としてかく乱してしまうというかね。


そんな複数筋の絡まった追跡になると手に負えないよorz
しかしまあ、すでに目に見えて何人かがそんな感じに事件に関ってるかも? という気はしないでもないかな。一番最後の「好意〜」で、レナとか思い出すヒトおられるかも。


今までの推理では、それ自体が未熟だろうがなんだろうが、ちょっと削りすぎじゃねーか、ってくらい削ってでも、一本道でだけ進めて来たのですが。
(むしろそうでない部分は書いても消していたのですわ。)
ここで敢えて曖昧なところを扱ってみたのは、梨花ちゃんの「予言」があるからです。


この村には、人の命を軽く見る、人を人と思わん人間がいっぱいいるが。
最後の事件、梨花ちゃん自身が殺される事件だけがわからない、というような内容だったでしょう?
この予言って明らかに、それぞれの事件が、それぞれの理由で起こっていても当て嵌まる。
なにも意図した殺人である必要もない。
なんらかの事故の、自分の責任を隠蔽する工作なんてのでも構わない。


日付けの偶然っていう疑問はどーにも残るけれどね。w
それはいっそ無視しましょうか、どの道、北条夫妻と古手夫妻の件にしか、偶然がどうたらって関係ないし(叔母殺害は、もともと偶然を利用しようとしたものだしね)。
村八分状態だった、北条夫妻の旅行が祭の日になったのはわからないことでもないし。
神主の古手氏の体調不良も、祭の当日であってもおかしいことはない。
ってか、これは同じことを富竹さんが鬼隠し編で言ってるよね。


≪その2≫と≪その3≫の事件に、計画された殺人以外の(むろん、計画殺人であってもいい。)悪意が混入する隙はありそうか、というのがちょっと突きどころかな?


そのまま次回も、「計画が存在しない」という仮定ラインで進めます。