『ひぐらしのなく頃に』

同人ゲームですな。いわゆるギャルゲーの括りになるのかな? かな?
(という繰り返しの語尾が口癖のキャラがいる。w)
「惨劇」ゲームというあんまりにもあんまりな形容詞も、実はズバリなのかもしれないと思っていないでもなかったりします。


サニーガール≫さんで紹介されてたのが心に引っ掛かって。
体験版をやってみたら結構に嵌まり。
さくさくと店頭販売に手を出しましたとさ。。。
実際に買った≪とらのあな≫はなー、まだしもなんだけど、≪たちばな書店≫とか≪メッセサンオー≫とかは女一人でいくには少々厳しいものがあった。
なんで目を逸らして気にしない振りするんだよ店員?!


まー、少々下ネタの類はありますが、口だけ口だけ。
女の子の素っ裸が出てくるけど、そういうコト考えるのは大きなお兄さんの自由采配なだけで緊迫したシーンでもあります。
いや、必然性ないけどー。パソゲーならこのくらいのサービスはねぇ?


サニーガールのつぐみさんも、女性ながらにいろんな男性向けゲームもされているようでギャルゲー耐性があると前置きされた上で、けれどそれでもキツかった。
というような、まあ女の子満載のゲームなのですが。


そっちに関しては、さっぱり平気。
全然大丈夫っていうかもっとやれ、まあ、下ネタの品のなさは若干の趣味の相違があるとはいえ。でも女の子とのさりげない触れ合いとか交流とか。
素直に喜んでいる私がいましたとさorz
ご都合主義とかってひょっとして大好きなのかもしれない。
あ、いや、女の子が結構強いからかなー、このゲーム。
健気さを前面に押し出した尽くし系とか考えてみれば駄目っぽいもんな。。。


ここのレナちゃんという健気系の女の子は、可愛いものが大好きで、可愛いものを手に入れるために腕力を使うことも厭わない、ていうか躊躇いもしない。
間違ってると思うと好意を抱いてる主人公にだろうが牙を剥く、芯の強い子だもんね。
(後半はともかく前半はなんだそれ。;)


私的には、主人公の方向性のわからん熱血がなー。。。ちょっとなー。
虐待を受けているクラスメイトを救いたいがための足掻きにまで引いてしまう冷血さは若干自分でもどうかと思うけどね。
(第三部:祟殺し編
もちろん、それを未熟として書いた作者さん自体は高く評価しています。


それぞれの篇のちょっとずつ違った幸せな日常の中で(多分。)それぞれの原因にて起こる惨劇を味わうというか、落差を楽しむというか。
そういうサスペンスドラマです。
選択肢が一切ない、サウンドノベル形式。ビジュアルノベルとも言いますね。
その事件に対し、推理をするところからがゲーム。


さて、続いて一篇ずつの雑感を。