#5「暴かれた策略」

うんまあなんちゅーかさぁ。。。
自分の身の安全を守らなきゃなんない時に、わざわざとベル先生みたいなお人に策略を仕掛けてる時点で間違えっつーか。話引っ張ってなきゃ今頃(表現間違ってマス)完全犯罪が成立してたんと違うかとか、いろいろ考えてしまうわけなんですが。


そもそも「馬鹿警官」って思われたのもいたしかたない状況なんだから。
別にそーマジで怒らんでもねぇ。
(あれは怒られても仕方がない失態だったわけじゃん、本当に。;)


しかしまあ、なんだかんだと一矢報いたみたいで良かったっすよね。
どー見てもベル先生、ドイルくんが相手方に付いちゃったこと自体が一番痛手だったとしか思えないというか、むしろそのせいで当然ありうる展開(証拠品を「わざと」置いていった)(あの状況下だと少なくともそれだけは妥当な線だろ)を否定しちゃうという失態を犯してしまったとゆーか。
うんまあ、そーいうふうに展開させなきゃ話は成り立たなかったわけですが。
なんだかんだとそこはベル先生の間違えじゃないですか実際。


ドイルくんの弟に似合いそーな帽子を見つけて、でれーっとした顔をしていたところでついうっかりと壁にめり込んだりしませんでしたが(体は斜めに傾いだ!)。
アナタたちは一体ベル先生をどこに連れて行きたいんですかーーー。




うんまあ冒頭、ドイルくんのお父ちゃんが。
「ベルに会いに来るついでだったんだろう! この親不孝者!!」と言ってたのはとーっても妥当だと思いますの、ごめんなさい(つられて一個思い出が...orzごめん)。


えっとこの事件は。


「金持ちのボンボンが殺されて懸賞金が出た上に警察に圧力が掛かっちまって泣き付かれたんだけど、一緒に捜査する相手が嫌だから君を呼んだ」という。
それはなにか、ドイルくんになにを期待しているんだベル先生。
(話が始まった時点では大した事件に見えなかったんだよね。)
(終盤でそーでもなくなったものの、中盤に至ってもそんな印象。)


しかし相変わらずドイルくんは「犯人を捕らえたあかつきには当然充分の礼を、、、」「犯人が刑に服せばそれが充分な謝礼です」と、超絶あっさりさっくりと言い切ってしまって、言い返す隙すらなかったりと。


いや全く、相変わらずの清涼剤っぷり。
ラストでそのお金持ちが言うこと聞いてくれたのって、どー考えても「年を取ってあまり金銭に執着がなくなったようですよ」というわけではなくて、多分当人には言わなかったろうけど君に感服したんだと思うな!
その当の嫌ンな警部だかも彼に弱みを見られたとはいえ彼に心を許してくわ。
警視? かなぁ、なんかもうちょっと偉い人も対立する二人の間に立つのを避けようとしたとはいえ、ドイルくんに頼ってたし。




てゆか我ながら、だんだんなにを力説してんだかわかんなくなってきましたが。


先の男性が死んでいた現場には「両方に煙草の匂いと焦げ跡が染み付いた手袋」が残されていたのですが、その男性は煙草を吸わんかったよーだとか。
「外で喫煙習慣のある、両手利きの男じゃないのかな」とか。
そういう、科学捜査っぽいことをしていったわけですが、なんか捜査は巡査一人だわ(ちょっとなにこの人、おかしーww)(その言動が気に入ってベル先生が「彼貸して」と言ったよーに見えたのはわざとですかどーですか)、ベル先生は慣れてるとはいえ民間人だわ、なんか偉い人がずーっとくっ付いてくるわでなんか全体的に変わってる。
やっぱりあれかなー、金持ちさんへのパフォーマンスなのかしら。


そもそもこの男性が金貸しで、前に女の人を自殺に追い込んでるとか。
共同経営者がいてそいつが両手利きだとか、奥さんがその男と不倫してたとか、わかりやすい方向に向かう傍ら、ドイル青年がちーとした違和感を覚えます。


そしてベル先生と対立していた人のほーについて(なんだかんだとベル先生の伝言伝えに通ううちに仲良くなりました)、自殺した女の人の秘密の恋人を探す手伝いを。
いるかいないかも曖昧なわりに、ちょっと見た人の数は多いー。とか。
(本っ気でとことんぎりぎりのラインでしたヨ、謎の男。)


そしてベル先生が疑った男が殺されてしまいます。


まあ裏はあったけどさー、やっぱりベル先生頭堅くなってる。年か。
ドイルくんのことは可愛いのか、かなり素直に聞くんですが、まあ彼は言い方も柔らかいしね(誰に対しても敬意を忘れないしな)。


てゆかドイルくんが「奥さん」の著作を調べてたのはそういう意味だったのか。;
この回ではとにかくドイルくん大活躍だったんですが、人間の懐に入り込む彼の資質が上手く生かされたって感じだったですねぇ。うん、面白かった。