「D.Gray-man」1巻、opening

D.Gray-man (1)    ジャンプコミックス

D.Gray-man (1) ジャンプコミックス

≪密林.com≫

3巻が好きで、遡るんですが1,2巻は惰性で買うつもりで1巻を古本屋で発見。
2巻はあっさり新刊で買い、3巻はもとよりちょうど発売されていた4巻もゲット。この度、小説版が出ましたね。
流れを見ればわかると思いますが今は普通に楽しみです。


エクソシストがヴァチカンでー、人に紛れる“アクマ”を倒すのだという、津々浦々、ヲタ媒体はもとより正統派子ども向けに至るまで(ヲタに侵食されているにせよ。)一度二度は通過儀礼かっくらっているんではないかと思うんですが。。。
考えてみりゃ、注釈なしになんで通じるんだよそもそもこの超特殊職業。
まあ映画辺りかな、でなきゃ私も知らん。


そんなことはさて置き。


まず純粋に、敵の親玉が家庭内手工業であることに驚かされ、次にちゃんとやりがいのある仕事としてアクマ製作を行っていることに感心、、、してどうするよ。


ただなぁ、手際はいいし、目的に対する手段として利に適っているし、自分のこと勘違いしていないし、ご高説垂れ流したりしないしさ。
あれなー、正義の味方側に論破されたり、流されたりとかいずれにしろ飽きた。なんだかんだと通じ合ってんじゃんと思ってしまうのですわ。
それがなくて非常にすっきりしてるところがよいです。
あと、なんちゅーか、その、動きとか可愛いかな、とかorz
おかっしーなぁ、図体でかいし、醜いっつーかモンスター系だよねぇ? キモ可愛いってやつなのだろうか。うーむ。




んで、主人公アレン・ウォーカーが苦手だというパターンになるのが一般的なのかもしれませんが、てめぇで責任取ってると思うので別にいいです。
だいたいなんか顔カワイイし、腕ブサイクだし、超人的大食いだし(2巻)、リナリーちゃんと並んでいると画面が一部「小さな恋のメロディ」だよね。
いや強いけど。
けどなんか二人揃ってると、戦っててもなんとなく絵面が小さな恋のメロディのままだけど。もちろん可愛いから一向に構いません。


アレンくんについては面倒いんで事情割愛ですが、義父をアクマに仕掛けて彼に呪われ、その引き換えに“アクマ”を見ることの出来る眼を手に入れまして。
まあエクソシストのおっちゃんに拾われて修行して。
やっとこエクソシストになれるかー、という時におっちゃん逃亡。


ヴァチカン本部には一人で行けとのことでして、場所を教えてもらい損なったというあらぬ試練を乗り越え、たどり着いてみたら紹介状を受け取る側も受け取る側で、机に埋もれさせていたりして。
明らかにいらん苦労が多そうですが、ほがらかに生きてるっぽいです。
その状況下でよくもまあ、人助けに精出せるよな、正直。あれやこれやと、アクマ退治だけならともかくカウンセリングまでか。
つーか過ぎたことは忘れることにしたか、もうすでに諦める段階になっているかのどっちかだと思います。まる。


あ、ヘブラスカくん、萌えーー。


少年ジャンプっぽくない漫画だと言われているそうです。
だがしかし、ジャンプっぽさというのを今20秒ほど考えてみましたがさっぱりわからなかったのでやっぱりいいです。
親切で優しい主人公というのがいけないんだろうか?
でも踏まれても踏まれても踏まれても再生するところなどは、わりと少年漫画っぽいような気がしなくもないのですけどね。