≪中華≫舜と象、の象。

前篇≪象と舜、の舜。≫の続き。


さて、おとさんが再婚して弟が生まれました、舜は、その象が泣くたんびに泣き、笑うたんびに一緒に笑っていたようです。
先入観がなければ、普通に仲がよかったとしか読めません。
むしろ無茶苦茶ご機嫌だよね。
んが、そうして継母さんの機嫌を取らなくてはならない可哀想な子どもだったのだそうです、そう注釈がついています。


ちょっと聞きたいんですが、それで機嫌が取れるんですか、笑うの一緒というのはわかるんだけど、泣いたら慰めろよ、、、て突込みは不可なんでしょうか。




継母さんとは本当に仲がよくなかったようです、父と弟もどの程度の割合かはわかりませんが、舜を殺すのに参加しています。
その前にやたら偉い人間に目ぇつけられてやたら可愛がられてるから、面白くなかったというのはあるんでしょうかね、この辺は追求しません、いろいろあるし世の中。
まあ、こまごまありまして、失敗しました。
兄が、死んだと思い込んだ弟は、彼のふたりの妻は自分のものだといい、舜の楽器を爪弾いておりました、ここは少しは後悔したのだという説明してくれてるとこもありますね。


そこに死んだと思った兄が現れて、そらっとぼけて弟にただいまと。
まあ端的にいえば「なかったことにしようねw」てな会話がありました、ここまではいいんだ、その後、継母さんもおとさんも大人しくなりました、ここまではっ。
しばらくして、国を統べる地位を義父さんから引き継ぐことになりました。
(この辺のエピソード、順序も結構記述によって違うみたいです。)




舜は、その力量がないのに象に地位をあげてしまったようです、ほいっ、と。
彼の家族思いを示す素晴らしいエピソードですね、指導者としてはどうよそれ。
舜は、象を任地に送り出すときに。
「寂しかったらいつでも帰っておいでw」
と言っています、彼の家族思い(ry
ていうか家族としても過度の甘やかしはよくないと思うが、、、いや、だから仕事なんだろ。;


挙げ句の果ては、象の任地に押しかけて行きました、なあ最高指導者。
つーか、貴様ブラコンだろう、ていうか寂しかったのは自分じゃねーのかっっ?!!
ちなみについている注釈は、象の力量のなさを思いやった、素晴らしい行動だそうです、やかましい、だったら最初から地位やるな、せめて自分で行くな補佐つけろ。


で、結局象は帰ってきてしまったようです。
象のせいとどうしてもどうしてもどうしても思えないのは私だけですか。


ああもう、、、注釈ってばなんで庇うかなー?
政治しっかりしてりゃ、ブラコンの一つや二つ、認めろや。
しかし、象のほうがぎりぎりにマシな性格してたんじゃないかって溺愛ぶりだけどね、あははは。


異母妹はいないだろって思うのもその辺。
絶対べたべたに溺愛したし、いたら象にここまで愛着持つかーっ。




彼は結局、一生舜の側にいて、彼の死後は墓守になったそうです。
なんでも、今も畑を耕しつつ、舜の墓を見ているそーな。
ああ、ついに諦めたんだね、ていうかひょっとしてお母さんが舜殺そうとした時に参加しちゃったのもひょっとするとその辺? などと、肩を叩きつつ、ぜひとも聞いてみたいんですがね。。。