「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2

ハリー・ポッターと秘密の部屋

ハリー・ポッターと秘密の部屋

≪密林.com≫

そーいや、映画を何度か見てるはずなんですが、いまいち気が散じちゃっているというか(私の)、妹のパソコンで見た時なんて、他になにもしてないはずなのになんなのか。
うーむ。
しかも、前に読んだはずなのに、重要人物以外忘れてますね。
まあいや、面白く読めたからいいんですが。。。
しかし私ってのは、これこれの本のこういう展開の中のこの台詞が読みたいとか、三年たったからそろそろ感想書くかとか、卒業式の(エラい古いなをぃ)暇潰しに、漫画を先頭ページから思い出したりとかそーいう人間なんですが。


まあいいや、あっても役に立ってないし。
忘れっぽくなったってことだけ、ちゃんと把握しておかないとな。
歳を取るってのもなんか面白いですね、あとは人に迷惑を掛けないように、と。


いや実は、画面とか画像とかちゃんと見てないのは、紙面情報の記憶となんの関係もないのですが、昔からだし。なんで勢い良く話が外れたのかしら。うん。




とにかくも。
≪秘密の部屋≫ってなんだっけー? のレベルから読み始めました。
いつものことながら、大人の秘密主義のおかげで子どもたち(ハリー&ロン&ハーマイオニー)に詳細が伝わらず、おかげでどっぷり浸りこんでしまってどうにもこうにも逃げられなくなるのはいつものことで。
つーか、一年一個というのは、成長のためにとても良いことです。
一遍に来たら困るしな!


うんまあ、しかも順序違っても逃れらんないよね。
二年目に起こったことが一年目でも、多分対処は無理そーだと思うのですよ、その辺、上手いこと配置してあると思います。素晴らしい。
(誰を褒めているんですか、小説の作法ですか、それともヴォルデモートさんですか。)




1巻のエピソードの、≪賢者の石≫はむしろ味方の大人、ダンブルドア校長の関係のアイテムでしたが、今度の≪秘密の部屋≫は学校の寮の一つ、ハリーたちの属するグリフィンドールと相性の悪い、スリザリンに属する噂のようなもの。
なんか、怪物が閉じ込めてありますよーん、とのことだ。
でも実在するかどうかはわからんと。


しかしこの人、日本人が言うと滑稽なのかもしんないけど、ネーミングセンスいいよね。なんとなくスリザリンって闇に属する生き物っぽい。
(今ちょいと検索したら蛇の態からの造語? らしい。)




で、なんでその噂が思い出されたかというと、、、忘れた。
誰かが言い出すんだったっけかなぁ? いや、先に生徒や猫が石にされてしまうという事件が何件も起こって、それでそういう噂の怪物がいるという部屋が思い出されたんでしたっけかね。
いやごめんなさい、よく覚えてないや。


そいでもって、蛇と会話を交わすことの出来るハリー・ポッターが、そのスリザリン(の寮を造った人物)の隠した部屋を開けたのではないかと疑われてしまいます。
なんかその当人もそーいう能力を持っていたのだとかで。


はてさて。




ていうか、この人の話って面白いよねぇ。。。


全ての出来事の「発端」になった瞬間を最後の辺りで聞かされて(でも二度目なんだけどなぁ、読むの;)、あああっ?!
と思わずびっくりしました。
それも、この本を読めるくらいの子どもなら、充分にわかるわ。
なんでこんなことが、こんなピンポイントで起こるんだ都合がいい(とか、考えるような人ですよはい、最近減ったけど)とか考えていたら、かなり恥ずかしかったことでしょう。
お見事。


しかし、ミスタ・ウィーズリーはとっっても素敵だと思います。はい。
(ロンのお父さん。子沢山、貧乏、お人よし、好奇心いっぱーい。w)
奥さんいいなー。うんまあ、超苦労してそうだけど。




あと、ギルデロイ・ロックハート先生は、記憶を失ったあとはとってもいい人っぽかったのに残念です。ていうか、この人のおかげでこの巻、全体的に雰囲気が明るかったような気がするですよ。
いや、うん、まあ、あんまり悪い意味でも嫌味でもなく。




そして、毎回物語りの詰めが、期末試験と全寮の対決試合に掛かる辺りってのが、、、なんで10代前半の少年少女が魔法界を毎回背負うような事態に、て以前に。
生活の中で、てのが純粋に大変そーですよ。;
ハリー、ロン、ハーマイオニー、お疲れさま〜。
毎度毎度とても良い力的バランスの三人と思います。