第1話「ふるさとは地球」

んー、なんか。。。
切り口を間違って映像を作ってるよーな気がするなぁ、わりと個人的っつーかもちろん主観なんですが、パトカーが駆けつけ、ライトを背後に逆光で立って高笑いするのって普通は人間じゃね？
自己顕示欲っていうか、そういうのと切り離せない気がするんだよね。


てゆか光子ロケットの設計図を体に秘めた五人の兄弟たちが。
単純シンプルに「悪役！」という風情の宇宙人を相手から逃げ回りながら探すっつー話の導入部として相応しいかどうかってのもわかんない。
もうちょっとこう、平凡に暮らしてるところに突然っちゅーか。
そうでないなら逆に、襲撃を予測してたとか（多分そうなんだろうけど）。
いや、こうあって欲しかった、という願望ではなくて、あれこんな風に展開してくの？　みたいな違和感がどーも拭えなかったんですよね。格好はいいんだけどさぁ。


そしてなによりシルバー仮面が格好悪すぎ。；


悪役っぽいんならまだしもなんですよね、でも大きめのブリーフパンツといい口が見えてるところといい、微妙な白とか灰色の配色といい。安めの布！　感を全面に押し出した表面といい、悪役でもやだよなんか。
雑魚戦闘員ならいっそ笑えたのに...orz




しかしまあ、五人の兄弟はやたらと美形揃いっす。
男・女・男・男・女の順番かなぁ？　私は上のお姉さん好きですね、あと下の弟妹がやったら可愛らしい（三男の光三さんてこの番組の後で『ウルトラマンタロウ』なんだよね、篠田さん）。
つーか、男の名前の手抜きっぷりったらどうさ！
上から光一、光二、光三だよーっ。
（こういち、こうじ、こうぞうってのは響きとしては結構違いますが。）
女の子たちはひとみ、はるか、って普通なのにー。


ところでひとみお姉さん好きです、なんか好きです、声かなぁ、やっぱ。
光一光二さんらはわりと判断まで一緒にしてるみたいなところが（変身するのは光二さん、ほぼ大抵変身以外では一対になってます、光一さんが指揮判断してるからかな）、んで主に飛び出して行くのが光三さん。
一番人気だったそーです。
ヒーロー番組で負けるなよシルバー仮面！
いや、シルバー仮面だからこそ駄目だったのか？！（ちょっとちょっと）




ところで確か光子ロケットだったかと思うんですが、メインになってるの。


お父さんがその研究者で「お前たちの体の中に設計図を隠した」とか言われちゃったわけですよ。でも彼らにはそんな記憶がなかったりする。
てゆか兄弟ぺたぺた引っ付いているのにはちょっと皆年齢高いです。
なのにソレが見付かるまで一緒に行動しなきゃなんないとゆー。


そいでもって敵は宇宙人のようです。
ほぼだいたい人間への擬態能力がある予感。
ところで上でも書いてますが非常に悪役っぽい外見してます、なんというのか戦隊の怪人みたいな風情と言ったら近いのかしら。『ウルトラセブン』の侵略宇宙人、とゆーか、大抵の怪獣とは違って知能があって「地球人とは違う価値観」を持つ外見をしていたんじゃないかなぁ、あれ。
大抵その系って可愛くないんだよね、行動に可愛げがあればいいけどさー。
（パロディ化された人間だからなのかもしれない。）




で、変身体が格好悪いヒーロー。
兄弟たちは敵に見付からないよーに逃亡＆設計図の謎を求めて父親と親交のあった研究者たちを訪ねていく、というような話になるようです。


この話の幕開けが闇夜にパトカーって違う気がするんだよなぁ、うーん。
いっそ父ちゃんが生きてた時点から始めたほーがわかりいいだろうというか、いや、そうしなきゃなんないってわけじゃないけど、せめて研究シーンを見せるとか。
そうでなくても主役たちが最初であるべきというか。
せめて襲撃する宇宙人たちがいいなというか。


「異様な事態が起こりましたよ」という始まり方がどうしても解せない...orz
単にこれがパニック物とか刑事モノとか事件モノのわりと定番で、私がそっちのほーに慣れてしまっているのかもしれないんですけどねー。
うんまあ、シリーズ通しての敵とか出てきたら（このストーリーで敵が変わる；）、印象が変わるのかもしれませんが。なんか敵に知能がないっつーか。
単にぶつかってくるだけというか。


やっぱり全体的に違和感があるなぁ。
まあ、キャラクタ美形だし演技もいいし、話の先も気になるのですが。
（なんで面白くないのよそれでー！）
（シルバー仮面がかっこ悪いからなのか→；）